週末、ようやくクリスマスツリーの飾り付けをした。
うちの毎年の行事だ。
昨年までは、子どもたちを集めてクリスマスのリースの会をしたり、
ママ友達を集めてリースを作ったりもしていた。
でも、今年は辞めた。
やっぱり、しんどいの…。
だから、今年は玄関先にあるコニファーともみの木に
娘と二人きりでベルやリボンをつける。
まぁ、こんなものか…。
それでも、暗くなるとイルミネーションでちょっと綺麗かな…。
(昼間はあまり見ないで~。)
リースは去年作ったものを出して取りあえず飾った。
今週末には新しくしてあげようかな。
さてさて、今日は高校生のお守り役の日。
1限~4限までの授業だった。
先週も具合が悪そうだったA君は、今日もなんだか元気がない。
私「大丈夫?具合が悪いの治った?」と聞く。
A君「うぅ~ん。それは…、大丈夫だけど。」
今日は自画像の仕上げをする予定なのだが、
パソコン画面の前につっぷして、いっこうに進まないA君。
私「どうしたの?」
A君「こんなもの、どうでも良い。生きるのが嫌だ。
死んだ方がましだ!」
私「なんで、そんな事言うの?」
A君「じゃまくさい…。生きていても意味がない。」とかなりダーク。
私「生きたいと思っていても、生きられない人だっているんだよ。」
(実際、この子達には、私が末期ガンだとは言ってない。)
A君「ある意味、そうゆう人が羨ましくもある。」と言う。
私「死んだ方が良いなんて、そんな事を言わないで欲しい。
そんな事より、今この課題(自画像)を描かないとね…。」
とさらっと流す。(流して良かったのか…私。)
パソコンルームは隣の生徒とも接近しているし、
他の生徒たちにあまり聞こえないようにしゃべっていた。
この生徒の事は気にはなったが、そっとしておこうと思った。
この授業が終わってから、この事を報告しておいたら、
私の携帯に担任の先生が血相を変えて電話をかけてきた。
「A君、その後、保健室に閉じこもりきりです。」と。
担任の先生にも保健室の先生にも自分の心のうちを見せないA君。
私のように、たま~に来る講師の方が話しやすかったのかもしれない。
A君には死なないで欲しいと思う。
この頃の子は、ほっとくと本当に簡単に死んでしまうのだ。
でも、そんな甘ったれた気持ちのまま大人になって欲しくない。
来週で私の担当していたパソコンの授業も終わり。
もしかしたら、この子達には、私でしか伝えられない
何らかのメッセージを伝えなければならないのかもしれない。
A君、どうなっただろ…。