サバイバー日記

炎症性乳がんと告知されて6年間。多発転移しつつ、生きたサバイバーな日々の記録と家族の日記です。

いちなか

2008年02月15日 | ランチの女王


今日は、保育園ママ達とのランチ。
栄養点滴を急いで入れてもらって、
「市中」さんへ急ぐ。

ここのフレンチレストランは近所で奥さんとも顔なじみ。
息子さんがアトピーで大変だったのでマクロビのレストランを開くきっかけになったという。
奥様は輪島出身の方。お父様が作った漆芸のパネルが玄関を飾っている。
また、2階は住居部分なために一階の店舗部分もかなりアットホーム。
うちの家族も大好きなレストランだ。
パパに病院の帰りに送ってもらって、レッツゴー!!

マクロビの優しい食事が出迎えてくれた。

 

パパとはそこで、さようなら~~。
今日は、娘の参観日なので、参観の時間が来るまでゆっくりと話しながら
美味しく食べる事が出来た。
(その頃、パパは自宅でカルビ丼を食べていたらしい。笑)
なんとも悪妻な私…。


 そういえば、昨日のバレンタイン、うちは娘の友チョコを買うくらいで
精一杯…。私のバレンタインデーは、散々だった。

パパに日頃の感謝にケーキでも焼こうと思っていたのに
それも無惨に撃沈…。

 前日の退院で浮き足だった私。
勢い付いてハンドベルに参加したまでは良かったのだが、
それから、夕飯の用意、家事などをしていたら、
夜寝る事が出来ないくらいにまた脇腹が痛み出したのだ。

自分の馬鹿さ加減に呆れつつ、それでも痛みを取るために
オキシコンチン5mgの他に
レスキューの「オキノーム」2.5gを2時間おきに飲む。

結局、朝までそれを繰り返したものだから
寝る時間もままならない。

翌日14日は、パパにまた勤務を休んでもらって病院に行った。
オキシコンチンを2倍量(10mg)に増やしてもらい、
強ミノ入りの栄養点滴を受けた。

起き上がれないし、まともに歩けない私に付き添い
パパはずっと私の看病…。
(まぁ、こんな事がなければ二人きりで一緒にいる事もないのだが)

そうゆうわけで自宅で私が「痛い!」と叫ぶと、
パパは薬を出してくるし、
何か胃に食べ物がないと胃痛が起きるので
「何か飲み物と食べ物…。」と言うと
さっと、牛乳や野菜ジュースと一緒にチョコレートを
持ってくる。

こんな時、やはり理学療法士と結婚して良かったと思う。
起き上がれなければ、すっと抱き上げてくれる。
背中もどこが痛いが的確にマッサージしてくれる。
まさに「いたれりつくせり」だ。

今までは「箸を縦から横にしたこともなかった」パパが
今日はお茶碗を洗っている。
洗濯も干してくれる。
生ゴミも出してくれた。

夫婦生活も長くなるとお互いになくてはならぬ存在になると
いうのだろうが、今の私にはパパなしでは生きてはいかれまい。
「いつも、パパ、ありがとう~。」

この場を借りて、バレンタインに何も出来なかった私の言い訳?!
償い…かな(笑)

ついでに市中さんの帰りはしっかりとパパに迎えに来てもらいました。
参観日はパス…。大事をとりました(笑)
「どっちがやねん!!!」と娘につっこまれそう~~。