のほ本ブログ

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水車館の殺人 : 綾辻行人(著)講談社文庫

2020-01-27 13:09:28 | 

【館シリーズ2作目】
2020年1月27日は 「水車館の殺人」 を紹介します。
この本は 綾辻行人さん によって執筆されました。


【導入】
  画家 藤沼一成 が残した水車館と呼ばれた建物では、息子の紀一と呼ばれる人物が住んでいた。
彼は過去の事件から顔と手足にやけどを負い、仮面をかぶり車いすに乗るという異様な姿で日々の生活を送っていた。
人々の自信に対する偏見や態度を嫌っていた彼は、若い少女と結婚し使用人や執事とともに隠棲していた為、人々は水車館を「近づいてはならない場所」として語り草としていた。
そんな水車館にある探偵が訪れる…

【個人的なポイント】
 前作である「十角館の殺人」からの続きとなる本作は、
「館」シリーズをシリーズ足らしめた一作で、高い評価を受けています。
「犬神家の一族」のスケキヨのような異様なたたずまいを持つ当主が住む「水車館」を舞台に、探偵が過去の事件の調査に乗り出します。
最後の最後まで目を離せない1作となっているので、読む場合は途中で切り上げず、是非とも最後の1文までお読みいただきたいです。



以上でこの本の紹介を終わります。
「館」シリーズはまだ数作あるので、今後そちらも紹介していこうと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 
なんとなく載せたくなったので「犬神家の一族」も貼っておきます。