のほ本ブログ

このブログでは本に興味を持ってもらう事を目的としています

デジタルネイチャー 落合陽一(著)

2020-03-30 11:39:44 | 
2020年3月30日は「デジタルネイチャー」を紹介します。
この本は 落合陽一さん によって執筆されました。


【目次】
(今回は私の勉強不足で内容とあらすじを理解できなかったので、Amazonから目次を拝借し下記に添付します)

目次(Amazonホームページより拝借)

第1章 デジタルネイチャーとは何か――オーディオビジュアルの発明、量子化、デジタル計算機、そして計算機自然、デジタルネイチャーへ
機械と自然が融合する時代が始まる/メディアアーティストとしてのエジソン/電流戦争から100年後の直流的デジタル社会/〈近代〉を規定する「エジソン=フォード境界」を乗り越える/「AI+BI型」と「AI+VC型」に分化する社会/「タイムマネジメント」から「ストレスマネジメント」の時代へ

第2章 人間機械論、ユビキタス、東洋的なもの――計算機自然と社会
〈人間〉と〈機械〉の統一理論・サイバネティクス/「End to End」という魔術/サイバネティクスとユビキタスを思想的に継承する/計算機自然が〈人間の補集合〉となる

第3章 オープンソースの倫理と資本主義の精神――計算機自然と自然化する市場経済
マルクスとウェーバーに還って現代のエコシステムを考える/オープンソースの倫理と資本主義の精神/絶えずリセットされ続ける市場の出現/「脱倫理性」がもたらす可能性

第4章 コンピューテーショナル・ダイバーシティ――デジタルネイチャー下の市民社会像、言語から現象へ
リアル/バーチャルからマテリアル/バーチャルへ/〈人間‐機械〉の中間領域にあるオルタナティヴ/コンピューテーショナル・ダイバーシティ/ダイバーシティにコミュニティや社会の意思決定を最適化する

第5章 未来価値のアービトラージと二極分化する社会――デジタルネイチャーは境界を消失させる
〈楽園〉の世界と〈奴隷〉の世界の二項対立を乗り越える/第三のてこの原理「アービトラージ」/帝国に対抗する「ラボドリブン」の可能性

第6章 全体最適化された世界へ――〈人間〉の殻を脱ぎ捨てるために
コード化によって変わる遺伝的多様性/ロボティクスとVRによって解放される「身体」/解体される「自我」「幸福」「死」の概念/失われた多様性をインターネットが担保する/人間の寿命を超えた知性が出現する

終章 思考の立脚点としてのアート、そしてテクノロジー――未来を予測する最適の方法としての
〈超人〉・〈身体性〉からデジタルネイチャーへ/〈物質〉と〈実質〉の境界を突破する/〈生命〉と〈機械〉の新しい関係/不可視のデータ、そして重力からの解放へ/風景と計算機自然

上記の内容のいずれかに興味を持たれた方に本作を推奨します。

【コメント】
難解すぎて正直あまり理解できませんでした。
ですがこの点は自身の勉強不足が原因なので、もっと勉強してからもう一度読んでみたいと思います。他のコメントを見ると「タメになった」「現代の名著」との声が多い為、素晴らしい一冊だという事は間違いないと思います・・・多分
内容とは関係がないですが、表紙が凄くきれいです。

以上でこの本の紹介を終わります。
シンギュラリティやダイバーシティといった言葉が流行している昨今、理解が難しいながらも真意をついた本は人の心を動かす力があるのかもしれません。

 

PK ラージクマール・ヒラーニ

2020-03-24 13:48:02 | 映画
2020年3月24日はアーミル・カーン主演作品「PK」を紹介します。

この映画は、ボリウッド界のスーパースターであるアーミル・カーン氏が主演となった映画で興行収入は100億円を突破しています。
この作品は世界で常識とされる宗教文化の不思議さを描いており、人間社会の問題を浮き彫りにしています。私も鑑賞している時に考えさせられました。
ちなみにPKとはインドで「イカレ野郎」という意味があるそうです

【ストーリー】
ある日、宇宙調査として日本にやってきた宇宙人は、乞食に宇宙へ帰る為のネックレスを奪われてしまった。
同時刻、女性ジャーナリストのジャグーはサルファラーズという男性と出会い相思相愛になり結婚の約束を取り決めた。
出会いそうにない宇宙人と女性ジャーナリストはある切っ掛けで出会う事になる。


「きっとうまくいく」など日本や世界でインド映画が注目されるようになった昨今、インド映画の動向に目が離せません。



博士の異常な愛情 / スティーブンスピルバーグ

2020-03-20 12:05:36 | 映画
初の映画紹介です
私が一番好きな映画「博士の異常な愛情(邦題)」を紹介します。

この映画は
「時計仕掛けのオレンジ」等で著名なスタンリーキューブリック監督による映画です。
原爆や戦争といった面を色濃く浮き出したこの映画は「冷戦を予言した一作ではないか」という事で当時注目を集めました。ピーター・セラーズさんの複数人の演じ分けも魅力的です。白黒映画なのですが古さを感じず、むしろ今にはない新しさを感じました。


【ストーリー】
「アメリカ空軍の指揮官が独断でロシアに攻め込んでいる」という情報が出回った。
アメリカの閣僚たちは会議を開き、ロシアへの攻撃を止めるための作戦を練る事を決意、話を進めていく中でロシア政府にはある秘密がある事を知る…



初の映画紹介でした興味がある方は是非見てほしいです!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

隊長ブーリバ / ニコライ・ゴーゴリ (潮出版社)

2020-03-19 12:50:03 | 

2020年3月19日は「隊長ブーリバ」を紹介します。
この本は  ニコライ・ゴーゴリ氏 によって執筆されました。


【あらすじ】
コサック隊の隊長タラス・ブーリバとその妻はこの日を待ちわびていた。
ポーランドへ留学へやっていた2人の息子アンドレとオスタプと再会する日だったからだ。2人の帰宅を喜ぶタラスと妻だが2人の考えは全く違っていた。
家で一緒に暮らそうとする妻に対し、タラスは明朝に2人を自身の軍に連れ戦いの地へと赴くと言うのだ。母は短い時間の再開の後、2人が戦地へ赴くことを泣いて眺める事しかできなかった…

【コメント】
初のロシア文学です。
戦争の面を色濃く浮き出しており、結構グロテスクな表現多めです。
日本語訳が少し気になりました。

以上でこの本の紹介を終わります。
潮出版社さんはこの本のほかにも多くの名著を取り扱っているので今後も紹介すると思います。

 

賢者の贈り物 oヘンリ(著)

2020-03-16 14:10:07 | 
珠玉のショートストーリー
2020年3月16日は「賢者の贈り物」を紹介します。
この本は  oヘンリ氏 によって執筆されました。


【あらすじ】

あるところに貧しい夫婦がいました。
夫は結婚記念日に妻の美しい髪に似合う櫛を見つけ、自身の貯金で買おうとします。しかしお金は足りず泣く泣く大切にしている腕時計を質に出し、なんとか櫛を買う事が出来ました。妻がこれを身に着けたらどんなに美しいだろうと妄想しながら夫は家に帰りました…

【コメント】
おそらくこの話を知っている方は多いと思います。この本は短編集なのでほかにも多くの作品を堪能する事が出来、おすすめです。

以上でこの本の紹介を終わります。
星新一のショートショートが好きな方はこの本にハマると思います。
余談ですが、oヘンリ氏は無実の罪で投獄された経験があり、それが皮肉っぽい作風に根付いているのかもしれませんね。