先日、国会議員の高市大臣が日本は外国からのネット攻撃を1日に数億単位で受けていると発言されていたと書きました。
国連安全保障理事会では、北朝鮮に関連した仮想通貨ハッキング被害は2017年から2023年の間に総額30億ドル(約4500億円)に上るそうです。その内日本から奪取した額は7.21億ドルで最大の被害国だそうです。流石に北朝鮮で多分国を挙げて強奪しているんだろうと思うと頭に来ますし、日本の富をこんな形で盗んでいく連中に腹が立つばかりです。彼等は次は核で武装し近隣諸国を脅して人道支援という形で堂々と金銭を奪い取ろうと言う魂胆なんでしょう。
今、ニコニコ動画(KADOKAWA運営)がサイバー攻撃を受けて見れない状況になっています。YouTuberの「闇の熊さん」情報では、犯人はキルネット(KILLNET)で、この事件の流れは、最初にハッキングされランサムウェアによるデータ暗号化・窃盗→身代金要求(298万ドル)→KADOKAWA側は支払い(取締役会の合意なし)→ハッカー側が追加要求(825万ドル)→KADOKAWA側は拒否で交渉難航→ハッカー側は6月末までに支払わなければ奪ったユーザー情報データの公開と脅迫(今ここ)
何故上場企業が、ここまで深刻にハッカーにやられたのか?
通常、企業は自社のデータを守るために企業内コンピュータ全体をいくつかにブロックして繋げていないようにしているそうですが、KADOKAWAではコスト重視し、グループ全体が繋がっていたみたいで、そこの脆弱性を突かれた模様。このハッカー集団のKILLNETについてはNHKが独自取材をしていて、ロシア内で活動しているロシアに敵対する国家に対して攻撃していて、日本もウクライナへの援助をしているので、その対象になり日本国全体への宣戦布告しているようです。
世界は今やインターネットでなんでも繋がっていて、個人でも油断すると身ぐるみはがされてしまいます。国家や一部上場企業でも防衛するのにはそれなりの大きな費用もかかるでしょうから、個人では防ぎようないような気もします。
ハッカー連中は個人を攻撃しても、得られる収入は微々たるもので費用対効果は望めないと思いますが、個人攻撃された時の事を考えて、私も自己防衛の為に有料のセキュリティーソフトを入れたり、携帯電話はセキュリティーレベルが高いと言われているiPhoneを値段は高いものの選択していますし、ネット上でも面倒ですが銀行から送金等は出来ない様にしていますから、もしもの時にも実害は殆ど出ないようにしています。
今のところPCや携帯電話の扱いは、私の頭でもギリギリ理解できるレベルですが、あと数年でAIがデジタルの世界に入り込んで色んな事をやり始めたら、私の頭では自分自身を守る自信が揺らいできそうです。
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