goo blog サービス終了のお知らせ 

折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

東京1泊2日の旅(2)上野鈴本演芸場へ

2021年12月14日 | 東京へ


東京駅前御幸通りの銀杏並木



旅の1日目、夕方からはひとり旅。
東京メトロ千代田線・JR京浜東北線と来た道を戻って上野駅へ。駅は広くて・・・どっちへ行くのかしばらく迷って目指した出口はホテルへ近く、正解でした!日暮れが早い時期なので暗くなるまでにはと予定通りにチェックインしたのは小さなビジネスホテル。夜には上野鈴本演芸場に行きたかったので上野で泊ることにしたのです。40年以上も前に子供を連れて東京見物に行った時にも昼はパンダを見て夜は鈴本へ行きました。今回は思い出を懐かしむ気持ちもありました。夜の部は4時半開場、5時開演、全席自由席で私は前から3列目。終わる頃には客席は半分以上は埋まっていたように見えました。私の聴こえが悪くなっているのが心配でしたが、雰囲気だけでも楽しもうと思っていたらマイクもあって、多少分からなくても十分楽しむことが出来ました。入場料は3千円、ネットのチラシをプリントして持って行くと200円引き、ちゃんと持って行きました。

落語に太神楽、講談、粋曲(三味線)、奇術に紙切りと取り混ぜて楽しい2時間半。最後は演者が日替わりの「年の瀬に聴く芝浜と掛け取り」で、この日は金原亭馬玉さんの「芝浜」初日のせいか一生懸命さが伝わってきて…などと生意気なことを思ってしまいました。40年前ここで聞いたのは、まだ林家正蔵だった彦六さんの「首提灯」、止まりそうなほどの間とゆっくりゆっくりの話し方なのに引き込まれて、今も忘れられないでいます。
今回は紙切りも楽しかった。題を注文した人に切った紙をプレゼント、いただいた人はご祝儀の袋を渡して・・・こうしたやり取りも初めて知って新鮮でした。出た題名は「虎」「ロケット」「消灯ラッパ」三味線と太鼓に合わせて出来上がるのはやっぱり楽しいし凄い事。




切符売り場の上でハネ太鼓を打つ前座さん







あっという間に8時を過ぎて、デテケ デテケ テンデンバラバラ のハネ太鼓と「ありがとうござました~」と言う声に送られてホテルに向かう街は居酒屋さんが並び、若い人で大賑わい。コロナなんてすっかり消えたような雰囲気でした。私はお昼の鰻と草団子でちっともお腹が減らないので夕食替わりにコンビニで小さなケーキを1個買いました。

ホテルでは、入浴もエアコンもテレビも問題なく使えたのに隅っこのライトの消し方が分からない。仕方がないので入り口のカードを抜いて全部消灯、これでゆっくり寝られました。
1日目は、ほぼ問題なく過ごせて「まだ私、ひとり旅しても大丈夫」と思えたのも大きな収穫の一日でした。

1日目…歩き過ぎ!
歩行距離 11・3㎞
歩数   17149歩
登った階数 6階



東京駅

つづく・・・何日かかるのかしら・・・

東京1泊2日の旅(1)葛飾柴又へ

2021年12月13日 | 東京へ


ちょっと外に出てみた9時前の東京駅
美しいけれど形が複雑で・・・



イチョウの黄葉が美しい東京へ1泊2日旅してきました。
私にとって東京は土地勘がない上に鉄道路線が多すぎて何が何だかわからない街。今までに出かけた数回はいつも山の手線の沿線でしたからそんなに迷うことも無かった気がします(若かったし…)。
その東京に一度会っておきたい人がいて、いつかはと思ううちコロナのせいで行けないままになっていました。「コロナも少ない今なら…」と誘われて思い切って出かけたのです。

目的は彼女に会うこと。その後はせっかく出かけたのですから自由な一人旅の東京見物。
彼女の案内で葛飾柴又の帝釈天へ行き、彼女の家でおしゃべりをして、会っておいてよかったと肩の荷を下ろしたような気持ちになれました。
その後は別れて上野のホテルへ、夜は鈴本演芸場で楽しんで・・・。翌日は上野公園、東京駅、バスツアー、皇居東御苑見学とお上りさんの旅でした。
これから数日は私のメモ代わりのお上りさん旅ブログが続きます。







出かけたのは先週の11日土曜日、早朝の新幹線で出発。発車して間もなくの日の出、快晴。少しもやっていましたが、雪をまとった富士山も見えました。富士山が見えれば旅の幸先良し!
Yahooの乗換案内の指示通り、東京駅から京浜東北線、東京メトロ千代田線と乗り継いで無事目的の駅に着きました。出迎えてくれた知人と改札口ですれ違ったのにマスク姿ではどちらも気づかないまま、「南口にいます」とラインを送るとすぐ近くにいて挨拶もそこそこに大笑いでした。それから一緒に私が希望した寅さんの葛飾柴又へ。




柴又駅で降りたのは大勢の観光客 左はさくらさん、後方に見えるのは寅さんの顔だけ



「ごちそうさまでした」


映画そのままの商店街で込み合う前にと先ずは昼食に鰻をご馳走になりました。関東風だというふんわりとした鰻、それも鰻重をいただくのは多分初めてのこと。いつもは鰻丼・・・それもめったに口に入ることはありません。寅さんの映画23作目の結婚式の場面に登場したお店「川千家」賑やかな通りを見下ろす二階でいただいた鰻、美味しくて思い出に残る昼食でした。
思ったよりも大きく立派な帝釈天をお参りして、御前様が出て来られそうな渡り廊下を見上げたり、竹ぼうきを持った蛾次郎さんが現れそうな境内を歩いて・・・人の多さにスケッチする気は起きないし、彼女の家に行く時間も気になって柴又駅に戻りました。

柴又からまた電車を乗り継いで彼女の家に、帰り道で買ってくれた柴又名物の草団子をいただきながら(鰻重食べた後なのに)おしゃべりできて本当に良かったです。私が飼っていた猫と少し顔が似た大きな猫さんも挨拶してくれて、抱っこも出来ました。可愛かったのに写真撮るのも忘れてのおしゃべりでした。
「この辺は桜がきれいだから、桜の頃にまた・・・」と言う彼女に駅まで送ってもらい、ここからは自由と緊張の一人旅へ。



追記・帰宅後に彼女が送ってくれた猫さんの写真です
   フカフカのお腹に触らせてくれてありがとう! 種類はマンチカン





帝釈天参道



つづく・・・


にほんブログ村ブログパーツ

アクセスランキングにほんブログ村