河童の茶屋

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第4143弾・人工皮三味線

2017年09月28日 08時29分40秒 | ブック
本日の天気予報・気温は20~29度。天候は大雨。

動物愛護の高まりで、三味線の胴に張られる
犬や猫の皮が入手困難になる中
相模原市の会社が
特殊な繊維で編んだ…人工皮の開発に成功。

本物に負けない音色が出せるうえ
比較的安価で耐久性も抜群と
プロの演奏家にも好評。

三味線の製造販売や修理をしている…『小松屋』は
東南アジアから独自のルートで犬皮を輸入しているが
良質のものは少なく、価格も高騰している。

三味線は日本文化に欠かせない。
このままでは伝統が壊れてしまう。

社長の小松英雄さん(63)は
危機感を募らせ、平成16年ごろから
人口皮でテストを始め
3年後に試作品が完成。
しかし、納得のいく出来ではない。
今度は、繊維会社とタッグを組み
さらに、7年間の試行錯誤の末
26年に完成にこぎつけた。

心地よい響きを奏でることから
英語でさざ波を意味する…『リプル』と名付けた。




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2 コメント

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人工皮 (Suzy)
2017-09-28 21:18:07
猫たちは喜んでいるでしょう 

特殊な繊維を開発にやがて
7年間の試行錯誤

桃クリ三年じゃないが凄い方です。
 
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知恵の力 (店主)
2017-09-29 08:10:15
三味線の伝統文化も…人間の知恵に守られて…
生き延びられる。

猫も犬も…守られて…

人間の知恵の力は…無限…
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