三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ駐在2021:Rotbarsch(タイセイヨウアカウオ)を捌いて食べる

2021-06-19 | ドイツ赴任_現地料理
 最近は肉ばかり食べてたので、久しぶりに魚を調達。前から気になっていたRotbarsch(約50cm、1.3kg)をVenosで調達。日本の沖メバルそっくり。1kgあたり8EURちょっと。非常にお求めやすい価格。目の色が濁っているので、そんなに鮮度は良くない。そこで煮つけとバター焼きで頂くことに。

 鱗が飛び散るのでビニール袋の中で鱗を落としてから、内臓を取って頭を落として2枚に捌く。このサイズなら釣り用ナイフで簡単に捌ける。
 お次はそれぞれ半分に切って、煮つけの方は捌いた魚に塩を振ってしばらく放置。そのあとで熱湯をかけて表面をさっと白くしてから、水道水で綺麗に汚れを洗い流して臭みを低減。あとは刻んだ生姜と醤油と白ワインと砂糖を適当に加えて煮付けてお仕舞。

 バター焼きの方はハーブ塩と小麦粉を振りかけてから、バターでソテー。
 肉厚なので気長にソテー。

 仕上げにポン酢を振りかけて完成。

 ついでにイワシのかば焼き。イワシは4EUR/kgで300g調達。イワシは指で捌けるので非常に簡単。小麦粉をつけて油で炒めてから、砂糖・醤油・白ワインのタレを最後に鍋に放り込んでアルコールを飛ばしてお仕舞。


 以上でメインのおつまみ完成。

 お酒はBad DürkheimのWeingut Bärenhofで買ってきたRiesling。Auslese(充分に熟した房 の葡萄)のTrockenで濃厚な味わいで美味しい。

 さて、肝心のRotbarsch。癖のない白身で普通に旨いが、バター焼きは温かいうちの方が美味しい。子供達には煮つけの方が好評。新鮮なものが手に入れば薄造りにしてシャブシャブも美味しそうだ。
 イワシのかば焼きも普通に旨い。鮮度が良ければ、ナメロウなんかも良いのであるが、鮮度の落ちた魚は甘じょっぱい味で食べるのが非常に無難。
 
 やっぱり鮮度の良い魚を食べようと思ったら、週末よりも入荷直後の魚が入り易い?週の初めが良いのかも。次回は週の初めに行ってみよう。