三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地生活:Forellengut Herzberger(鱒の養殖場)で燻製を調達

2020-06-14 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 フランクフルトの近所で何か面白そうなところは無いかとググっていると鱒の養殖場を発見。フランクフルト市内から車で20分程度の距離。レストランで食べることもできるし、養殖魚と薫製の購入もできるようだ。
 コロナ引き籠もり生活でメンタルをやられないようにするためには、適度な刺激が重要だ。そこで酒のあてに、鱒の薫製を求めて現地訪問。

 養殖場のwebサイトの注意書きでは「"FORELLENGUT"で検索しても、カーナビは見つけてくれないよ。"Oberursel, Hauptstrasse"で検索して、現地についてからWaldfriedhofに沿って進んでForellengutに行ってちょうだい」みたいな記述がある。面倒なのでカーナビの地図そのもので目的地を探し出して行先設定。これが一番確実。

 養殖場だから山の中というイメージなのであるが、まさにその通り。自宅から20分程で林道入り口みたいなところに到着。

 対向が来るとすれ違いがちょっと面倒そうな幅員。

 カーナビを信じてそのまま進む。ジョギングやサイクリングしている人がいるので要注意。細い山の道を10分弱進むと、ついに到着。

 早速、車を入口の駐車スペースに停めて中に進む。


 コロナ起因での注意書き。養魚場だけあって、魚にマスクと言うイラスト。

 入口からまっすぐ進むと養殖池に到着。
 薄い黒い影が見える。きっと鱒だろう。

 この池の目の前に小屋があって、そこで魚が買える。
 ウナギも売っているようだ。


 店のお兄ちゃんにSmoked troutちょうだいと言って、1匹購入。
 体長約35cmでEUR6弱。結構安い。

 一食で1匹は量が多いので、釣り用のナイフを使って捌く。柔らかすぎず、固すぎずで非常に捌きやすい。
 このナイフは鱗落としの機能も付いているのでお気に入り。20年以上愛用中。因みに川魚を捌くのは初めての経験。

 魚以外のお摘みも準備して早速Trocken Rieslingで昼飲み開始。
他のお摘みは
・最近のマイブームのモッツァレラチーズの出汁醤油漬けと味噌漬け
・葉玉ねぎのお浸し(ワインビネガーと醤油をかけて、ポン酢の雰囲気で)
・カリーヴルスト
・リンゴ

 結構、皮が固い。皮は食べない方が良さそうだ。実際にかじって見たけど特に美味しくない。
 そこで半分に切って片方を裏返しにして、身だけを食べ始める。
 薫製で含水率が低下した結果、魚の旨味が凝縮。イメージしたよりも脂を感じる。酒のあてにちょうどいいお味だ。お酒を飲まない場合には、フレークにしてサラダに合わせても良さそうだ。
 スーパーで買った鯖の薫製よりもこっちの方が美味しい。これはまた次回買ってもいいお味。残りの半身はちょっと炙って食べてみよう!