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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

櫻散りそれなりの坂くだりけり  あきオジ

2011-04-14 18:49:29 | 日記
昭和記念公園

今日は人がいっぱいでした。
でも、どんちゃんさわぎはありませんでした。
遠慮されたりしたら
被災された人は
余計肩身が狭くなるでしょうね。

「人の苦労も知らない」で・・・・
そんな言い方をする人がいるでしょうね。
その人の「優しさ」が疲れさせることもあるのですね。

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梅干 病めば長い長い旅  山頭火

(山頭火の人生もいつか骨と皮となった。それでいいじゃないか。そんな思いがします。いい人を演じて定年まで生きて、さらにこれからも「いい人」のままで生きたとしても、いい人を演じただけに過ぎない。どちらがどうだというわけではありませんが、評価する必要などないのですが、周囲の人は総括したがるのですね。)

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青梅に立ち寄って写真を撮りました。
その道筋で
病院の前に大きなポスターがありました。
「癌検診を受けましょう」という内容です。
これも不安を煽る類型の
商売ですね。

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妖しげに誘いだしたるチューリップ  あきオジ

2011-04-14 18:40:52 | 日記
昭和記念公園のチューリップです。

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ゆで玉子むけばかがやく花曇  中村汀女

(この難局にあって、このような句に出会うとほっとしますが、ちょっと違うなと思ったりしますね。)

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俳句も作ればいいというものではないでしょうが
「飽きるまで作る」
それが私のやりかたです。
俳人になろうとは思っていないし
そのつもりもありません。
でも、飽きるまで作る。
この作業をしないと
瑣末な技巧に手足をとられてしまうような気がします。

今は吐き出してしまう。
そんな時期なのでしょう。
まあまあ
ぼちぼち
こだわらず
振り回されることなく
それでいいでしょう。

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芝櫻地をはい流れそして消え  あきオジ

2011-04-14 05:41:32 | 日記
昭和記念公園の春です。
美しい季節ですね。

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春風や八文芝居団子茶屋  一茶

(一茶の名詞を並べた句は楽しくていいですね。俳句の一つの表現スタイルなのでしょうが語調がいいですね。こんど使ってみましょうかね。)

花の影寝まじ未来が恐ろしき  一茶

(一茶の未来を題材にした句は、ときに、重くて悲観的ですね。悲観的な表現で救っているのかもしれません。)

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14日にアップした
「晴れ、ときどき散歩」
△をクリックするとスライドショーになっています。
それだけのことです。
お楽しみください。




桃の花みをもつ姿知らぬまま   あきオジ

2011-04-14 05:33:54 | 日記
神代植物公園の桃の花

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祝い日や白い僧達白い蝶  一茶

(江戸時代、僧ということばが出て来ると、「あれ」と思いますね。時代劇に出て来る権力者の手足となったり、茶坊主のような意味不明な役割だったりします。この句に出てくる僧とはどのような存在だったのでしょうかね。)

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毎朝、風景だけを流す番組があります。
「さわやかウインドー」です。
それを見ています。

日本にはまだまだ暮らしていける土地があるのだと
不思議な感想をもったりもします。

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山吹色はこれでもかと咲き誇り  あきオジ

2011-04-14 05:24:12 | 日記
神代植物公園

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花ざかり六波羅禿(かむろ)見ぬ日なき  蕪村

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江戸時代は、古典的教養を楽しんだ時代
庶民もそのような教養を身につけていたのですね。
蕪村のこの句も、平清盛が情報収集のため、かむろと街に放ったエピソードを知らなければ
意味不明のままですね。

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