あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

豆腐買う坊主あたまの子がありて  あきオジ

2010-08-09 17:16:47 | 日記
夕暮れとき、日が長くなると嬉しいし
短くなると、それなりに落ち着く
この微妙な変化の繰り返しが
俳句を産んだのではないでしょうか。
毎日同じ、色合いも同じでは
俳句は進化しなかったのかもしれません。

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私のいまの俳句鑑賞方法

深読みしない。
ストレートに読む。
夜の風呂上がりに読む
できるだけ数多く読む

根拠も何もありませんし、指導を受けたわけでもありません。
何となくそうなったのです。

ですから机の上は毎日読む俳句集や短歌集で溢れています。
でも、「仕事」などという大げさな表現は使いませんが
毎日顔を洗うような感覚で読んでいます。
当分は、そのような日課にします。

いつか、挫折する。
それは「飽きてしまった」ときでしょう。

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生きて居るばかりぞ我とけしの花  一茶

むさしのへ投げ出す足や秋の暮  一茶

春の日や雪隠草履の新しき  一茶

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鉄鉢の中にも霰  山頭火

冬雨の石段をのぼるサンタマリア  山頭火

雨ふるふるさとははだしであるく  山頭火

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ダンディを決め込む男の藁帽子  あきオジ

2010-08-09 17:04:35 | 日記
半纏に帽子
赤い下着
粋ですね。
それを見せつける大胆さ
それが彼の夏ですね。
彼はこの瞬間を楽しんでいる。

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世の中は稲かる頃か草の庵  芭蕉

なでし子にかかるなみだや楠の露   芭蕉

物いえば唇寒し秋の風   芭蕉

(ことのほか芭蕉の句を覚えていることに驚きます。俳句を読むと言うより、かるた感覚、あるいは、教訓として覚えているのですね。)

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暇があるとこれまで見ることができなかったドラマ
ドキュメント、放送大学の講座
あれこれ楽しむことができます。

老人にとって暇があることは楽しいことがいっぱいあるということですね。

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「銀河鉄道999」

乗り遅れたオジサンという負い目もありまので
まとめて見ました。
アニメという苦手なジャンル。
それでも漫画とはいえ、相当な想像力を必要とします。
このような上等なドラマが当たり前のように
流布していたのは驚きです。

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夕暮れの人なき駅や盆休み  あきオジ

2010-08-09 06:32:37 | 日記
八王子のシンボルマーク

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数日前は帰省する家族連れでいっぱいでしたが
昨日(日曜日)の夕暮れどきは
電車もすいていますし
ホームのひとも疎らです。

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あの下手を嫁にと思う踊かな  也有

六十年躍る夜もなし過ごしけり  一茶

(少しずつ、守備範囲を広げたいですね。)

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高校野球始まりましたね。
彼らには表現の場がある。
そう思うのです。

モンキーファンキーベイビー
彼らは自分の表現の場を求め
それを実現したのです。

自分の居場所と根っこがあること
それがあるといいですね。

昨日、「阿波おどり」に取り組む若者の姿を見て
自分を表現する場があり
彼らには自分を支える根っこがある
地下茎のように周囲とつながっている。
そんなことを思いましたね。

ちょっと気分は高まっています。

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ピアニスト「辻井伸行」の成長を見守るのも
老後の楽しみとしていいかもしれません。

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帰省する親子の帽子新しく  あきオジ

2010-08-09 05:53:26 | 日記
夏祭りの最後
女性だけの御神輿を担ぐ
それも時代ですね。
楽しそうです。

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もう盆休みですね。
よくできていると思います。
正月
ゴールデンウイーク
盆休み
郷里にもどることを楽しみにしている人がいる。

時代は変わっても「帰省する」ことは変わらない。
でも、東京に親が居住している家族はどのようにしているのでしょうか。
返り場所がない盆休み

一様ではないですね。

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いつまで生きている曼殊沙華咲きだした  山頭火

悔いるこころの曼殊沙華燃ゆる   山頭火

ふるさとはあの山なみの雪のかがやく  山頭火

(素人が読んでも「あれっ」と思ったり、なめらかでない表現につまずいたり、物足りなさを感じます。でも、その十分でない表現が、こどもの句を読んだときに感じる。当たり前の再発見の驚きがありますし、技巧的で疲れる句の「お疲れです」「理解できない自分はダメかしら」という思いはありませんね。もう少し読み続けていきます。)

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今日は雨が降りそうです。

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