あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

つる薔薇は名残りの風を受けて咲き  あきオジ

2010-06-18 21:11:59 | 日記
神代植物園の薔薇も今週あたり
花を落とすのでしょうね。

秋の薔薇のために、剪定を始めるのですね。
いかにも人工的な植物ですね。
薔薇の思いとは関係なく選定し
花を咲かせているのですね。

ちょっと不思議な気分。
帝王出産でした子を産めないブルドックの話と同じですね。

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あらたうと青葉若葉の日の光   芭蕉

あやめ草足にむすばん草鞋の緒  芭蕉

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鐘の音に庫裏から飛び出す黒き猫  あきオジ

2010-06-18 20:55:57 | 日記
神代植物公園に出かけました。
相変わらず人が多いのですが、
「ゲゲゲの女房」のロケ地見学の人が多いように見えます。

紫陽花はどこにでもあるということや
花菖蒲に関心をもつなど

どうでもいいことかもしれません。

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歩きながらに傘(からかさ)ほせばほととぎす  一茶

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雨になる晴れになるのもそれもよし  あきオジ

2010-06-18 05:45:25 | 日記
自分の都合にいいようになるわけではない。
だから、逆にして
「おもいどおりにならない」を楽しむ。
行き当たりばったり
それでいいのだ。
そんな感じかな?

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「歌は人を運んでくる。」南こうせつの言葉

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結局は発想と持ち札が少ないから
予定通りにならないとパニックになるのだ
それに気づかないから
イライラするのだ。

イライラの原因を自分以外に求めるのは
おとなげがない。

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今朝見れば白きも咲けり杜若  蕪村

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俳人の素晴らしいのは、言葉の並び方と
言葉の響きがいい
さらに言葉の流れが美しいことですね。

最近、気づきました。
奥行きが深いのですね。
でも、ちょっとだけ面白くなりました。

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加齢臭人なき電車で夏を知る   あきオジ

2010-06-18 05:36:18 | 日記
年を取るのは受け入れがたいのですが
そのとしになると
それなりに受け入れることができるようになるものです。
弾力のない歩き方
平らな所でもつまずく
薬を飲むのを忘れる。

それが当たり前になると
けっこう気楽なのですよ。

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野分止んで戸に灯のもるる村はずれ  蕪村

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「南こうせつ」の特集番組をみて
小さな幸せから
大きなつながりの幸せに広がっていく

そんなことを体感的に知っていく話が面白かったですね。
共感し、共通の場を準備する才覚が素晴らしいですね。

そんな形もあるのだ。
ちょっと興味しんしん。