隙のな屋根の曲がりで遊ぶ鳩 あきオジ

湯島聖堂

表情の無い建物が権威を高める効果をもたらすのでしょうか。
不思議と愛相がない建物であり
配置なのです。

隠されたメッセージは「はやくでていけ」と分かってしまう
そんな場所でした。

お茶の水駅から溢れる夏模様 あきオジ

もう人は人ではなく
単なるかたまり
そんな景色が見えます。

それでいいのか悪いのか
そんなことは後の世が適当に説明するだろう。
でも、そんなこと関係ない。

私たちは今の時代のこの国でしか生きられない。
どのようなことも、そう簡単ではないのです。
でも、だから面白いし
時代の証言者（そんな大げさなことではなく）
であり、現場言葉で語ることができるのが面白い。

薫風が祝福与えるニコライ堂 あきオジ

お茶の水駅から見えるニコライ堂
堂々としており歴史を感じますが

すべてが文化財的な意味に落ち着いてしまいました。

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吹きとばす石はあさまの野分哉　　芭蕉

秋風や藪も畠も不破の席　　　芭蕉

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トラックも裸イラスト若葉かな あきオジ

俳句でもなんともないですね。
聖橋で電車写真を撮っていたら
突然「ＡＫＩＢＡ４８」仕様のトラックが飛び込んできました。
けっこう楽しいですね。

こんなトラックがいっぱいになったら
交通事故が増えるのでしょうか。

どうでもいいことを考えていました。

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藤原新也の「日本浄土」を読みました。
古本屋で手に入れました。
彼の著作の扱いは
最近は、こんな形になりました。
作家も発想の展開が読めて
裏切らないとなった興味が湧いてきませんね。
でも、写真だけはいつも感心します。

真似できませんね。

楽しいし好きです。
世の中、優れた感性を持った人
表現力をもった人がいっぱい。

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しののめや雲見えなくに蓼の雨　　蕪村

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青葉茂る石段で読む老子かな あきオジ

学生らしい人が熱心に本を読んでいました。
妙に景色に馴染んで嬉しかったです。

私は疲れたので石段に座り
腰の痛みが引くまで
カバンに入れておいた万葉集と老子を読む。

情けない体力になりました。

例大祭すぎて人なき大提灯 あきオジ

聖橋、湯島聖堂、神田明神、ニコライ堂
お茶ノ水駅を降りたとき
必ず立ち寄ります。

「有名なわりには人がいない」不思議なところです。
でも聖橋には鉄道ファンがカメラを構えており
「お仲間」と声をかけたい雰囲気です。

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有難きすがた拝まんかきつばた　芭蕉

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