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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

降ったりはれたりおのれにかえる  種田山頭火

2009-04-22 07:20:55 | 日記
昭和記念公園のポピーです。

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昨日はメンテナンスのため
更新ができませんでした。
作業を始めたらメンテナンスで使用できませんとの表示がでました。
仕事でメールを利用している人は
大変だったでしょうね。
本格的に大量に情報を利用している人は
それなりのプロバイダーを利用しているのでしょうが
あっさり、今日は、使用できませんと表示されたら困るでしょうね。
そんなことで昨日は更新できませんでした。
でも、更新できなくても
時代が変わるわけでもなく
仕事に差し支えるわけではないのですね。
そんなことで、ときおり手抜きしながら続けます。

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今日の種田山頭火

降ったりはれたりおのれにかえる  種田山頭火

種田山頭火の俳句を読んでいると、反省ばかりしているけれど
本当はちっとも反省していないし、反省するのは確かなことでも
椿咲くそれはそのときのことです。
そんな感じですね。
それが人間の弱さなのか
単なる種田山頭火がもつ傾向なのか分りませんが
最近は、そのような内容に出会っても
「そうですか」で終わってしまいますね。
狼少年ということでしょうか。

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山部宿禰赤人の歌
 
春の野にすみれ採(つ)みにと来(こ)しわれぞ野をなつかしみ一夜(ひとよ)寝にける
 
【現代語訳】
 
春の野にすみれを摘もうとやって来たが、野の美しさに心惹かれ、一晩過ごしてしまったよ。

こんなゆったりしたときのすごし方ってあるのですね。
徹夜マージャンとか緊急の用事以外には、夜を過ごすなど
想像ができない。
しかも、野の美しさに心震わせて一夜をすごる
たとて、比喩であったり、誇張であったとしても
そこまでいうかな
そんな感じですね。
「何が起こるかわからないですよ。ご注意ください」
おじさんとしては、そんなこと言いたくなりますね。
和歌の世界は表現も自由です。

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今日の映画

「野良犬」(渡 哲也主演)

黒澤明作品のリメイク
芸術祭参加作品ということです。
でも、こんな映画が芸術作品?という内容でもありますが
単なるアクション映画だと思えば見られないこともない。
リメイクといっても内容は全然違う。
シリアスドラマと雰囲気はない。
サスペンスという意味合いも薄い。
渡 哲也のかっこよさだけを強調した映画です。
そのように見れば面白い。
それにしても、もっと上手に作って欲しいですね。
走り回るシーンがありますが
逃げる人は追いかけられていることを意識しているのか
気づいていないのか
追う刑事も身を隠しているのか
そうでないのか
さっぱりわからない
それが全体のスタイルです。
このような映像の不自然さを気にしない時代もあったのですね。
ということで内容もめちゃめちゃ
ただ、煙草をところかまわず捨てる。
容疑者を殴る蹴るが当たり前の時代
映画の中でもひたすら殴り合い。
そんな時代もあったのですね。
また、古くても面白い映画を探してみます。

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