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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

朝は涼しい茗荷の子     種田山頭火

2009-04-06 07:35:11 | 日記
片倉城址

人も少なく、カメラマンには不十分
ここにくるのはカワセミを被写体にするカメラマンだけです。
そして、犬の散歩の人
静かで、ひっそりとした場所です。
でも、桜の名所ですね。

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蘇る金狼(井川 透監督・松田優作主演)

以前、ハードボイルド小説でならした大藪春彦原作の映画
派手な犯罪と暴力をコミカルに描いた映画。
普段は真面目な男、実は大金持ちになる野望をもった男
その二重人格の男が上司のトンネル会社を利用した金儲けに
便乗して、その金を奪うという内容です。
松田優作が主演しているのですからずいぶん古いですね。
何度か見ても面白くなかったのですが
見方を変えれば面白いかもしれない
そんな期待もなく見ました。
当時流行していた高級車のランボロギーニ・トランチアックも登場したのですが
なにもかもが当時の日本人には似合いません。
松田優作の肉体が話題になりましたが
所詮、日本人、アメリカの俳優のマッチョ体型と比べたら
なにこれ?
という粗末なもの。
ヘヤースタイルにしても
ファッションもお笑い芸人のものであり
アクション映画主演ではありません。
そんなことで、脚本も
物語も出鱈目で
登場人物が意味不明
演出も私のどうせ嘘なのだから上手に騙して
その願いも空しく
いらつき、ストレスになる。
そんな映画でした。
ただ、ときおり、乱暴なシーンが出てきて面白いかな?
そんなことでした。
最初の10分で見るのを辞めようとした珍しい映画でした。
才能のある監督なのでしょうね。
ただ、私にとって、なんでもなかったのですから。
でも、見ずにつまらなかったと言うのも失礼ですから
見ておきました。

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「相棒」(劇場版)(和泉聖治監督・水谷豊・寺脇康文主演)

サスペンス映画ですから
その物語が重要なのですが
その素材となる「できごと」が映画を構成するだけの強さと重さがないので
仰々しく、そして、肝心なトリックが
どこかでみた映画と共通している。
そんなことで前半はそこそこした楽しめない。
また、犯人の計画と小道具のチェスが馴染まず
現実感をそいてしまいます。
この二点がしっかり描かれていれば
相当に面白い映画ですね。
脚本が練りこまれていないですね。
でも、最近流行の
「踊る大走査線」と同じような趣向ですから
安心してみていられます。
水谷豊の独特の語り口
そしてときどき意外な展開する。
脚本の面白さでしょうか
寺脇康文はなかなかの俳優なのですね。
この映画で初めて知りました。
確かに彼の活躍があって「相棒」なのですが
そのコンビがこの映画で発揮されているとは思われません。
掛け合いの面白さが全くなく
かみ合っていません。
また、寺脇のアクションと水谷の推理
そんな組み合わせを期待したのですが
寺脇のアクションは単なるおじさんで
別のアクションスターが演じるのを際立たせる
そんな演じ方でした。
マラソン大会と犯罪という組み合わせは
実は肩透かしで
パニックシーンは登場しませんでした。
準備した素材を無駄遣いしていますね。
ただ、水谷と犯人の西田敏幸の目で演技するシーンは
よかったですね。
いくつかの仕込んだネタは期待はずれ
それでも、映画の犯人を追いかけるシーンはかなりの迫力でした。
デテールに配慮して、それぞれのスーパーマン振りを表現すれば
かなり面白いですね。
最近、面白い日本映画に遭遇していないので
二度見てしまいました。

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朝は涼しい茗荷の子     種田山頭火

季節の気分は溢れている。
冷気とか爽やかさを感じますね。
久しぶりに気持ちのよい句に出会いました。

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