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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

雨の浅草

2008-12-14 21:41:45 | 日記
「こころの時代」を見て

「産地発一直線」を見て

「ボクラの時代」を見て

午前中のノルマは完了

雨の中

浅草に向かいました。

羽子板市、ぼろ市のほか

東京では、被写体となるものが見当たらないのです。

鎌倉は紅葉が終わり

みなとみらいはクリスマスまでイベントもなく

昭和記念公園と神代植物園の花も終わり。

そんなことで師走の浅草に向かう。

かなりの雨、氷雨という感じ。

よほどのことがない限り出かけない。

でも、出てしまった。

出かけるとき「風邪注意」の他に二つ三つ小言を受けました。

まあ、そんなことでめげる訳にはいかない。

人は少ない。

雨の中、傘をさしたままで写真を撮るのは難しい。

しかも、相当の寒さ、靴は濡れるし

被写体もないし、やはり家にいればよかった

などと後悔した。

それでも修学旅行生、外国人でいっぱい

人形焼もパフォーマンスになったり

木馬館は、老人ヘルスセンターになった。

浅草演芸ホールも昔の芸人が昔どおりのスタイルでやっている。

それらだけが置き去りにされている。

後は場外馬券売り場に出かける人。

頂点まで上り詰めて、そのまま下り傾向に歯止めが掛らない。

そんな街。

でも奥行きが深いらしい。

夜になると表情が変わり、しかも、

味が濃いらしい。

でも、そんな雰囲気を楽しんだことがない。

というわけで数枚の写真を撮っただけ

本屋もレコードショップにも寄らず

買い物もせず、電車の中では熟睡。

家に戻っても居眠り。

目が覚めたら4時

「ブロークバック・マウンテン」を見ていて

「笑点」も「鬼平犯科帳」も見なかった。

日曜美術館とN響アワーを楽しんで、一日が終わった。

さあ、クリスマス

2008-12-14 06:26:01 | 日記
最近、宗教音楽を聴くのです。

意外でしょか?

クリスマスになると、その気になるのです。

暗い夜道を歩いていると

イルミネーションに飾られれた木々が気になります。

それだけで、その気になるのです。

クリスマスツリーが宗教音楽を呼び覚ますのですね。

もちろん、西欧音楽だけでなく声明も好きです。

ブログを更新するときバッハの「マタイ受難曲」とか

テレマンの音楽などを聞きます。

この時期、バッハの荘厳な音楽に浸ったり

合唱団の真摯な歌声を聴いていると、

気持ちがしゃとんとなります。

大食いは控えようとか、享楽的なことは避けようなどという気になるものです。

グレゴリアン聖歌を聴いていると、

イエスの当時の信者が置かれた状況などが見えてくるような気がしますね。

クリスチャンではないのですが、聖書の物語を想起しますね。

聖書の物語はユダの裏切りから

磔刑になるまでのドラマですね。

「パッション」が感動的ですし、胸に突き刺さる「何か」がありますね。

イエスと弟子の思いを想起するのにいいのは

「マタイ受難曲」で繰り返し出てくる旋律ですね。

繰り返し出てくるテーマに慣れてくると

そのテーマが流れてくるだけで、うるうるしてくるのですね。

すっかり、条件付けされてしまうのですね。

その陶酔感と言うか、演奏家との一体感がいいですね。

そんなことを考えながら、聞いていました。