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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

放光寺山門わきの掲示板

2008-12-04 21:17:03 | 日記
人は自分が正しさについていっぱい学んだ

自分は論理的に考えることができる。

自分のルールでやっていれば間違いない。

自分がその体現者だ。

少なくとも世間の常識は十分に承知している。

このようなことを言いたがる

あるいは、その傾向が強い人は

社会的に十分評価され

尊敬されるのでしょうが

最大の迷惑人間です。

ごめんなさい。

自分はそんなkとおを言える立場ではないのですが・・・・

彼らの一番の問題は説教したがることです。

体験談を話したがることです。

また、それを「おこぼれ頂戴」顔をして聞く人がいることです。

確かに大金持ちにならなければ

「どうしたら、金儲けができるか」という本を書けない。

宗教教団の組織のトップにならなければ

教団教義について語ることは難しい。

常識をもち情報を処理する能力がなけれ

コメンテーターにはなれない。

でも、だからといって説教する立場にあると思われたらいい迷惑ですし

困ります。

書き物としては役立ちますが

現実にはまったく役に立たない。

その説教は、その人と共有する価値の人に通じるものであって

それ以外の人には単なる勘違い

傲慢な思い違い

気のいいおっさんの相手を選ばず

自分を語っているだけ

困ったおじさんにすぎない。

そんなことです。

自分の人生の教訓は、自分だけにしか通じない。

それくらいの覚悟があれば

語らないでしょう。

そう思いませんか?

説教というパフォーマンスは

お人よしの勇み足

親切な人は許されるという勘違いに過ぎない。

しないほうがいい。

やめたほうがいい。

放光寺

2008-12-04 18:46:40 | 日記
塩山の恵林寺の先にある

「放光寺」まで出かけました。

ころ柿写真を撮るためでしたが

もうころ柿の乾燥は終わっていました。

そんなことで足を伸ばしました。

真言宗の寺です。

「放光寺」という名前が素晴らしい。

というのも「放」という文字も

「光」という言葉も自分のお気に入りなのです。

それだけで嬉しくなりました。

広大な敷地は秋の終わり

寺には人もおらず

声を掛けてもなかなか出てきませんでした。

受付の女性は住職の連れ合いでしょうか

若く、なかなか出てこないのが、かえって

雰囲気を作っていました。

拝観して回ると

大きな寺で

座敷もいくつかあり

手入れがいいのが気持ちがよかった。

誰もいないひっそりとした座敷で

「放光寺」と記された落雁をいただき茶を飲むと

なんとなく密教世界に入り込んだような

座っていても浮いているような

そんな感覚もあったりして

面白かったです。

ときには、「真面目」に宗教的雰囲気の中に浸ることも

いいなあと思ったりました。

帰りに向嶽寺に寄りました。

「大接心中につき寺関係者以外立ち入り禁止」

という掲示がありました。

大接心

禅宗の卒業試験のような問答を行う儀式

今は、形骸化してみるべきものもないのでしょうが

それでも生き続けていることに驚き

そして嬉しくなりました。

あれこれ現代宗教については気になることが多いのですが

それでも地底を流れる水脈は生きているのだと思うと

うん、最後にお世話になるかもしれない

その道があると思い嬉しくなりました。

気づいたら連休・・・・

2008-12-04 07:45:10 | 日記
ぼんやり自覚しておいても

突然、明日から連休と自覚したときは

ニヤっとしてしまう。

昨日は「商道」(韓国ドラマ)を見て寝たけれど

すっかり、寝坊

考えてみれば、

とりあえず、何の予定があるわけでなく

見たい映画があるわけでなく

この時期、「さあいこう」という気になる場所も見当たらない。

ただ、嬉しいだけではどうにもならない。

年をとると、暇はそこそこあるし

金は多くはないけれど小銭ならどうにかなる。

だから、その気になれば、そこそこ楽しめる。

でも、好奇心は少なくなり

「どちらでもいいけど」が価値基準

夫婦であれば、「どう行ってみる?」と問いかけて

「行きましょう」と返事が来るのは

買い物程度

後は「またいつか腰が治ったら」くらいの返事

そんなことであれこれ考えているうちに

「何もしない」を選んでいる。

それが無難な選択だし

それで困る人は誰もいないし

自分もそれで納得してしまう。

でも

「しない後悔だったら、した後悔の方が未練がない」

が残ってしまう。

あれこれ言っているうちに時間が流れる。

今日は、とりあえず、家を出ようか。