
前回に引き続き紙飛行機づくりの自由研究です。自由研究の全体像を〔再掲〕でお見せして、その後、新しい研究〔新研究〕を掲載しています。新研究で作った紙飛行機は前回よりも作り方が“簡単(かんたん)”でよく飛びます。ぜひ作ってくださいね。
〔再掲〕
No.1の自由研究でもっとも簡単な作り方の紙飛行機で、先端の重さを変えて、一番よく飛ぶ紙飛行機を研究しました。
今回は、もっと幅を広げて研究を試みたいと思います。
紙飛行機作りという取りつきやすい研究ですので、できれば、これをご覧の皆さんで、興味と暇のある方がおられましたら、一緒にやってみませんか。
研究の方法は、次の4項目、先端部の折り方9種〔ABCDEFGHI〕、チラシA5サイズの先端部を折り曲げて先端部の軽い順から9種〔abcdefghi〕、正面から見た形状9種〔①②③④⑤⑥⑦⑧⑨〕、翼の折り方9種〔123456789〕の組み合わせで(9×9×9×9=)6561通りの紙飛行機があります。この中から“良く飛ぶ紙飛行機”を探していきます。
全部の組合せを作って試すことはしないと思います。やっていく中で、方向性が見えてくると思われます。しかし、“良く飛ぶ紙飛行機”をすべて探し出す覚悟で取り組みます。
“良く飛ぶ”と言っても色々な飛び方の特徴がありますから、それも分類できるかもしれません。研究の結果の後は、そういうところも詳しく“考察”していきたいと思います。
研究に使用する紙は、小学校低学年に作ってもらう紙飛行機ということで、薄いチラシをA5サイズにしたものとします。普通サイズのチラシはA3ですので、それから4枚切り取れます。これを使います。チラシがなかったらコピー用紙は普通A4ですので、2つに分けるとA5が2枚になります。
〔パソコンサイト〕
それでは、ⅠⅡⅢⅣの4項目を示します。

<写真クリックで拡大できる画像になります。>
ひとつだけ例を示します。

こういう風に紙飛行機を作っていきます。
次に、9種の先端部の作り方を示します。ご覧のスマホでは小さすぎて見えないかもしれませんので、拡大して見えるパソコンサイトもあります。ご希望があれば ここ をクリックしてください。




<写真クリックで拡大できる画像になります。>
皆さまへ
共同研究のお願い
チラシで紙飛行機を作るという取り付きやすい研究ですので、一緒に研究に取り組んでいただけたらと思っています。興味と時間があったら取り組んでください。できれば、“良く飛ぶ紙飛行機”が見つかったら、“(〇〇〇〇)は良く飛びます。飛び方はこんな風です。”というコメントをしていただいたら嬉しいです。
このことについてのパソコンサイトもありますので覗いてみてください。
〔パソコンサイト〕
〔新研究〕
今回の研究では、次の図で〔先端の折り方はA〕〔用紙の折り曲げ方はefghの4つ〕〔前方からの形状は⑤〕〔翼の折り方は5〕を選択して行います。
つまり、用紙の折り曲げ方をefghと変えて、他はすべて同じ折り方にして飛び方を比べようという自由研究です。

折り方が”一目”で分かるようにgの例を示します。

わかりましたか。こんな折り方です。
では、4種類を並行して折っていきます。




折り方はわかりましたか。図がチョッと小さいので例)を参考にしてください。図をタップすると拡大することも可能です。
実際に折って作った紙飛行機です。

これを自宅の室内で飛ばしてみました。
実験の方法
次の図のように紙飛行機を頭上に掲げて平行に投げます。投げる速さは〔強い〕〔弱い〕の2種類です。それが何km/hかはわかりませんが、紙飛行機を飛ばした方であればだいたいの様子はつかめると思います。しいて言えば〔強い〕は”力任せ”、〔弱い〕は“加減して”という具合です。
実験の結果

実験の考察

いかがでしたか。
考察には書きませんでしたが、紙飛行機には”巡航速度”を持った紙飛行機と力任せに投げるものとがあることがわかりました。“よく飛ぶ”といっても両者では違ってきます。長く(時間)飛ばすには前者が優れていますが、遠くまで飛ばすには後者が優れています。
本研究ではf(5/8まで折ったもの)は前者、g(3/4(6/8)までおったもの)は後者と、ちょっとの折り方の違いで紙飛行機の性質が大きく違ってくることがわかりました。その差はたったの1/8です。驚きです。
最後に、今日制作した紙飛行機の姿をご覧ください。

〔再掲〕
No.1の自由研究でもっとも簡単な作り方の紙飛行機で、先端の重さを変えて、一番よく飛ぶ紙飛行機を研究しました。
今回は、もっと幅を広げて研究を試みたいと思います。
紙飛行機作りという取りつきやすい研究ですので、できれば、これをご覧の皆さんで、興味と暇のある方がおられましたら、一緒にやってみませんか。
研究の方法は、次の4項目、先端部の折り方9種〔ABCDEFGHI〕、チラシA5サイズの先端部を折り曲げて先端部の軽い順から9種〔abcdefghi〕、正面から見た形状9種〔①②③④⑤⑥⑦⑧⑨〕、翼の折り方9種〔123456789〕の組み合わせで(9×9×9×9=)6561通りの紙飛行機があります。この中から“良く飛ぶ紙飛行機”を探していきます。
全部の組合せを作って試すことはしないと思います。やっていく中で、方向性が見えてくると思われます。しかし、“良く飛ぶ紙飛行機”をすべて探し出す覚悟で取り組みます。
“良く飛ぶ”と言っても色々な飛び方の特徴がありますから、それも分類できるかもしれません。研究の結果の後は、そういうところも詳しく“考察”していきたいと思います。
研究に使用する紙は、小学校低学年に作ってもらう紙飛行機ということで、薄いチラシをA5サイズにしたものとします。普通サイズのチラシはA3ですので、それから4枚切り取れます。これを使います。チラシがなかったらコピー用紙は普通A4ですので、2つに分けるとA5が2枚になります。
それでは、ⅠⅡⅢⅣの4項目を示します。

<写真クリックで拡大できる画像になります。>
ひとつだけ例を示します。

こういう風に紙飛行機を作っていきます。
次に、9種の先端部の作り方を示します。ご覧のスマホでは小さすぎて見えないかもしれませんので、拡大して見えるパソコンサイトもあります。ご希望があれば ここ をクリックしてください。




<写真クリックで拡大できる画像になります。>
皆さまへ
チラシで紙飛行機を作るという取り付きやすい研究ですので、一緒に研究に取り組んでいただけたらと思っています。興味と時間があったら取り組んでください。できれば、“良く飛ぶ紙飛行機”が見つかったら、“(〇〇〇〇)は良く飛びます。飛び方はこんな風です。”というコメントをしていただいたら嬉しいです。
このことについてのパソコンサイトもありますので覗いてみてください。
〔新研究〕
今回の研究では、次の図で〔先端の折り方はA〕〔用紙の折り曲げ方はefghの4つ〕〔前方からの形状は⑤〕〔翼の折り方は5〕を選択して行います。
つまり、用紙の折り曲げ方をefghと変えて、他はすべて同じ折り方にして飛び方を比べようという自由研究です。

折り方が”一目”で分かるようにgの例を示します。

わかりましたか。こんな折り方です。
では、4種類を並行して折っていきます。




折り方はわかりましたか。図がチョッと小さいので例)を参考にしてください。図をタップすると拡大することも可能です。
実際に折って作った紙飛行機です。

これを自宅の室内で飛ばしてみました。
実験の方法
次の図のように紙飛行機を頭上に掲げて平行に投げます。投げる速さは〔強い〕〔弱い〕の2種類です。それが何km/hかはわかりませんが、紙飛行機を飛ばした方であればだいたいの様子はつかめると思います。しいて言えば〔強い〕は”力任せ”、〔弱い〕は“加減して”という具合です。
実験の結果

実験の考察

いかがでしたか。
考察には書きませんでしたが、紙飛行機には”巡航速度”を持った紙飛行機と力任せに投げるものとがあることがわかりました。“よく飛ぶ”といっても両者では違ってきます。長く(時間)飛ばすには前者が優れていますが、遠くまで飛ばすには後者が優れています。
本研究ではf(5/8まで折ったもの)は前者、g(3/4(6/8)までおったもの)は後者と、ちょっとの折り方の違いで紙飛行機の性質が大きく違ってくることがわかりました。その差はたったの1/8です。驚きです。
最後に、今日制作した紙飛行機の姿をご覧ください。

繰り返し折り方を変えて飛ばし、
折り方の研究をした事がありました。
6限が終わって日が暮れるまで、
運動場と校舎を7往復くらいは
しましたか。
高さが十分にある場合、G-e-(1)-3様の
形状で、送り出すように投げると風を
掴み易かったですね。
折り紙飛行機は軽く剛性に難が有る
ので、初速を要求される形状は
不向きだと個人的に感じております。
私の時代はおもちゃというと何でも自分で作っていました。鉄砲だって番線の玉の出る傘のパイプが材料でした。竹でスキー、木でソリ、竹で笛、かまぼこ板で船でした。紙があると紙飛行機でしたね。肥後の神という名前のナイフはいつもポケットに常備していました。
Ge(1)3を作りましたが、紙の塊のようになってしまい「これは違うな!」というものでした。Gはつばめ紙飛行機の頭の部分で、それ自体が重たいのです。折り曲げて重たくする必要のないものです。多分他の頭の形だと思います。
鉄筋5階の小学校ですか。私の方は熊本県南部の田舎の方でしたから木造2階でした。プリントがあるといつも紙飛行機の飛ばしっこでした。
紙飛行機の研究は、自宅が城山の中腹にあった引き揚げ者住宅でしたから、下からの吹上がすごいんです。うまく風に乗ると向こうの山まで飛んでいきました。同じようにどの紙飛行機が風に乗りやすいか研究したものでした。楽しかったですね。小学校時代のよき思いでですね。
せっかくコメントをいただいたので、G系列を研究してブログにします。楽しみにしてください。
コメントありがとうございます。