2020年7月に完成した口径40cm反射望遠鏡は、見る方向によって微妙に光軸がズレる現象が発生していました。
光軸のズレを軽減させるため、2021年9月から改良を開始。
s220118
その改良が終わったのが2022年1月18日(火)でした。
その2日後、1月20日(木)の夜は晴れ。
改良した効果の確認ができます。
望遠鏡を様々な方向に向け明るい恒星の焦点内外像を眼視で観察すると、改良後は光軸のズレが相当減ったことが確認できました。
改良前の光軸のズレの量を100%とすると、改良後は目検討で15〜20%ほどでしょうか。
つまり、改良によるズレの軽減率は80〜85%ほどで、ズレの量は1/5ほどに抑えられました。
改良前は、見る方向を変えた場合、主鏡の光軸調整ネジをその都度調整していましたが、改良後はそれほど神経質に調整する必要がないようです。
光軸のズレを軽減するための行った改良点は次の2点です。
s2201028
まず、補強フレームとして筋交(すじかい)を追加したこと。
s2201029
次に、40cm主鏡を保持する主鏡セルのセンター金具と底板のクッション材を少し硬めのクッション材に交換したことです。
画像に写っている水色の材料が交換済みのプラスチック製クッションです。心配した主鏡の歪みは感じられませんでした。
ちなみに、茶色のものが改良前に使っていたフェルトにコルク材を使ったクッション材で、主鏡のジャッキアップ部品に使っています。
4ヶ月間の作業が報われました。嬉しいな。
光軸のズレを軽減させるため、2021年9月から改良を開始。
s220118
その改良が終わったのが2022年1月18日(火)でした。
その2日後、1月20日(木)の夜は晴れ。
改良した効果の確認ができます。
望遠鏡を様々な方向に向け明るい恒星の焦点内外像を眼視で観察すると、改良後は光軸のズレが相当減ったことが確認できました。
改良前の光軸のズレの量を100%とすると、改良後は目検討で15〜20%ほどでしょうか。
つまり、改良によるズレの軽減率は80〜85%ほどで、ズレの量は1/5ほどに抑えられました。
改良前は、見る方向を変えた場合、主鏡の光軸調整ネジをその都度調整していましたが、改良後はそれほど神経質に調整する必要がないようです。
光軸のズレを軽減するための行った改良点は次の2点です。
s2201028
まず、補強フレームとして筋交(すじかい)を追加したこと。
s2201029
次に、40cm主鏡を保持する主鏡セルのセンター金具と底板のクッション材を少し硬めのクッション材に交換したことです。
画像に写っている水色の材料が交換済みのプラスチック製クッションです。心配した主鏡の歪みは感じられませんでした。
ちなみに、茶色のものが改良前に使っていたフェルトにコルク材を使ったクッション材で、主鏡のジャッキアップ部品に使っています。
4ヶ月間の作業が報われました。嬉しいな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます