千曲市 メガネ 時計 宝石 補聴器 ひらばやし

創業120年。屋代駅前通り商店街に、<メガネ時計ひらばやし>・宝石店<ジュエルプラザひらばやし>の2店がございます。

6月6日は「補聴器の日」

2018年06月04日 | みみよりな話

久し振りの<耳よりな話>です。このカテゴリーでは、耳についてのお話や雑学、補聴器についての情報などを書いています。

6月になりました!暑いですね 今年の夏はどうなってしまうのでしょうか~

6月6日は「補聴器の日」です。

これは6を2つ向かい合わせにすると耳の形に見えることから制定されたようですが…なんだかよくわかりません

補聴器を作る際、一番重要なのは難聴の度合いです。

さて、いったい難聴とはどういう状態で、どの様な原因で起こるのでしょうか?

本人は良く聞こえても、周りに聞こえが悪い方がいる方も多くいらっしゃると思います。

今回は『難聴』についての基本的な事についてのお話です。

 

まずは主な難聴の症状です。周りの方、ご自身に聞こえに問題があると感じたら、以下の項目をチェックしてみましょう。

  • テレビやラジオの音が大きすぎるといつも言われる
  • 玄関のチャイムや電話の呼び出し音が聞こえず、応対できなかったことがある
  • 人が多い場所や騒がしい場所では会話についていくのが大変だ
  • 話し声が大きすぎると言われる
  • 何度も聞き返すことが多い

 

続いて難聴の種類ですが、大きく分けて2つの種類に分類されます。

一つは伝音難聴で、外耳から中耳の障害で起こる難聴です。音量に対する感度が悪化して、小さな音が聞こえにくくなります。

特色としては小さな音が聞こえない・聞こえにくいため、大きくすれば言葉の聞き取りはは改善されます。したがって補聴器は有効です。

もう一つは感音難聴です。内耳から聴神経・脳の障害で起こる難聴です。神経性の障害で、言葉の理解力が悪化します。治療や手術による聴力の改善は非常に困難です。

この中には<加齢・老化>が原因の老人性難聴が含まれますが、これは補聴器は有効です。

その他に伝音系と感音系両方の機能障害がある混合性難聴があります。

 

また感音難聴に含まれ、近年増加傾向にあるのが突発性難聴です。 最近では、芸能人が発症した報道で、この病名を耳にすることが多くなりました。

突発性難聴はいまだ明確な原因はわかっていませんが、現代になって患者数が増える傾向にあることから、忙しく不規則でストレスが多い生活が、発症の引き金になっていると考えられています。

 

 

次に難聴の程度ですが、以下の表の様に、障害の程度に応じて聴力レベルが分類されています。

難聴の程度聴力閾値(dB)言葉を聞き取る能力
健聴 0 - 25 dB 支障を感じない。
軽度 26 - 40 dB 比較的騒音の大きい場所、反響する場所では小声での会話を聞き取るのが難しいが、静かな環境では理解することができる。
中度 41 - 55 dB 周りに騒音がある場合、会話を理解するのが難しい。 テレビやラジオを聞く際に音量を上げる必要がある。
中~高度 56 - 70 dB 会話の明瞭さがかなり損なわれる。 通常よりも大きな声で会話をする必要があり、グループでの会話が困難になる。
高度 71 - 90 dB 通常の会話が聞き取れない。 大きな声での会話であっても難しい。 叫んだり増幅したりしなければ、理解できないことが多い。
重度 91+ dB 会話を増幅しても理解が難しい、または聞き取れない。

 

聴力の低下はなぜ起こるのでしょうか?

さまざまな原因で起こりますが、その90%以上は加齢 によるものです。加齢性難聴は30代から徐々に始まってます。

個人差はありますが、やはり60歳代から難聴を感じる人が多いです。

表を見ても分かるように、周波数(音の高さ)によって聞こえづらくなる年代が変わります。高い音程早く聞きづらくなるのです。

皆さん「モスキート音」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?テレビで、この音が聞こえるか聞こえないかで耳の老化が分かる!と、聞こえるか試している様子を見たことがある人もいると思います。

モスキートとは蚊の事ですが、この音は蚊の飛ぶ音のような音、17,000ヘルツ前後の高い周波数の音をいいますが、30代以降の年代の人達には聴こえない割合が高くなります。


自分の<耳年齢>がどの位か知ってみたいとは思いませんか?

当店では耳年齢を簡単にチェックすることが出来ます。この測定により年齢とともに高音が聞き にくくなっていくことを体感できます。

測定は無料です。興味がある方はお気軽にご来店下さい

 

また、長時間大きな音を聞く事も難聴の原因になります。耳垢が沢山溜まっていたりする場合にも聴力の低下は起こります。

最近問題になっているのは「ヘッドホン難聴」と呼ばれるもので、ヘッドホンやイヤホンで長い時間大きな音量で音楽を聞くことによって引き起こされる聴力の低下です。

私もiPodで音楽を聴きますが、あまり大きな音で聞くのはやめた方がいいです。

アメリカのクリントン元大統領は、若いころから大きな音でヘッドホンを使ってロックを聞いていたせいで難聴になり、在任中には補聴器を使っていたそうです。そのせいもありアメリカでは補聴器に対する抵抗感がなくなり、かなり普及したそうですよ。

 

聴力も視力と同じ様に年齢とともに低下します。加齢で聴力が落ちるのは自然な事ですが、日常生活で不便を感じる場合には補聴器のご利用をお勧めします。

多くの方はテレビの音が聞こえづらくなる事により、聴力の低下に気づかれるようです。

もともとテレビの音は、聞き取りと言葉の理解に個人差が生じやすいうえ、聞こえてくる音自体が人間の自然な声ではありません。その方の聴力にもよりますが、両耳に補聴器をしてみたり音に集中して聞き取る練習をしてみたりと何らかの工夫が必要です。

また加齢による聴力の低下の場合、先ほど書いた通り、高い音から聞こえにくくなります。高い音が聞き取りづらくなると、話し声の子音が聞き分けられなくなって聞き間違いが多くなります

「声は聞こえるけれど、何を言っているのかがわからない」という状態です。

 

また、最近テレビや雑誌などでも多く特集されていますが、難聴と認知症には大きな関係があります。

様々な症状との関係性についても説明致します。

 

 

もし聞こえづらくなった場合は、いつでも無料で聴力測定を致します。

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また、高性能の耳かけ式デジタル補聴器(使用者の難聴度合に合わせて音をプログラムし、お買い上げ後も調整可能)を、52000円とお求めやすい価格でご提供致します。

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