皆さん、ご存じでしょうか?6月10日は時の記念日です
そこでなぜ6月10日が時の記念日になったか調べてみました。
天智天皇10年の4月25日に水時計が設置され、宮中に時が告げられるようになったのを記念するものです。この天智天皇10年4月25日を太陽暦に直すと671年の6月10日になるため、この日が時の記念日に制定されました。制定は大正9年の事です。
最も、日本書紀によれば水時計(漏刻)は実は斉明天皇6年5月に皇太子(天智天皇、当時は中大兄皇子)の命により既に設置されていたそうです。しかしその日付が不明であるため、日付の明確な天智天皇10年の方が採用されたの事です。
テキトーな目安でしか提供できない日時計に比べて水時計はどうしても精密な時刻を測ることが出来るとして重用されましたが、その発明は古く、紀元前16世紀にはエジプトで既に使用されていた記録が残っています。
天智天皇の時代にこの水時計の管理をしていたのは陰陽寮の漏刻博士達で、二人で交替で水の量をチェックして鐘や太鼓で時報を鳴らしていました。
たいへん重要な役目ですので、居眠りしたり遅刻した場合の罰は出勤停止や罷免など、たいへん厳しいものであったようです。(NHKの<タイムスクープハンター>でもやってましたね)
そういえば最近、徳川家康が使ったと言われるの記事が新聞に載りましたね!これは17世紀にスペイン国王から贈られ、徳川家康が愛用した時計の価値を調べる調査が、大英博物館の専門家によって行われるとの事です。
時計は1611(慶長16)年に、フェリペ3世が家康に贈ったゼンマイ式時計で、1581年製作の高さ21.5センチ、重さ2.6キロ。部品は真鍮製で、目覚まし時計のような機能も持っているそうです。スペイン船が難破した際、家康が乗組員を手厚くもてなした礼として贈られたもので、東照宮に納められていました。
博物館ではこの時計について、「日本では唯一であり、世界的にも珍しい16世紀の西洋時計」として関心を示しているそうです。ん~ロマンを感じます
祝い事やお礼で時計を送るという習慣は、もうこの時代からあったんですね。ちなみに当店では、贈り物などの名入れは無料でさせて頂いておりますので、お気軽にお申し付け下さいね
現在は、時計自体が電波を受信して誤差を自動修正する機能を持つが主流となりました。「正確な時間を知りたい!」という人間の欲求が源となり、何千年もかけ進化して現在の時計になったのですね。そんなことを感じながら6月10日を過ごしてみたら如何でしょうか
当店では、6月10日まで時計の特別割引セールを開催しております。どうぞご利用下さい