oton ayako domo

自分のみちをゆく人は、だれでも英雄です。
そんなあるきかたでもいいから、迷ったら、やれ!

麒麟麦酒の課題

2004-11-30 20:27:35 | Weblog
音のする景色。
むかし誰かが遊んでいた公園に、夕焼けの待ち遠しい太陽に追いかけられた子供が走ってくる。ギコギコ大きく揺れて、ふわりと手を離した子供は、逃げ切った安心感からか、父との約束を思い出した。
「今日は父さん、早いからな」、ポケットの中の小銭をチャリンと鳴らし、父が好きな場所に足を向かせた。
天上を付くことの出来ない空、空に纏わろうとする糸のような雲、その下の緑に父は寝そべっている。
「おーい」
「こっちだー」
そばに、へたる様に滑り込んで、父の右手のビニールを覗き込む。
「これ、そっち」
「サンキュ」
ちょっと考えて、父はビールで喉の奥に流した。「お前ももうちょっと、女の子らしくなぁ」
父の頬が若い夕日色になった頃、「父さん、私の好きな場所に行こう」と娘は手を差し出した。
二人は、歩き出した。
いつ歩いても、懐かしい。路地の裏、生活と空気の音。
手をつないで、空き缶とガチャガチャの景品を交換しに。

どんぐりごろごろ

2004-11-30 13:48:40 | Weblog
今日はいつもよりのんびりしています。
それは、私のメールの機能が私を超えたから。
例えば、「い」と打つと「いつもお世話になっております。」が。
なんだか便利だけど心がこもってなくて、それもホントのところなんだけれども、
あからさまに自分でわかって、文字を打つのは嫌だよな。

会社が23区で(しかも、銀座で買い物できる!)良かった、そういうのは飲み屋がいっぱい
点在してるときに思います。
昨日も帰りに、「パプリカ」というやきもの屋さんにいきました。ワインの美味しい、
お肉も美味しい、フォアグラとトリュフは「?」なお店です。ヴォーグに載っていた、
勿論犬養さんのお墨付き☆二人で、細々と遠慮がちに食べて飲んで、一万越えます。
雰囲気がとてもいいので、たまに行こう。
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0111/C0000000196.html