ひまわりなお葬式・家族葬

お葬式・葬儀に関しての情報や考えていることをツラツラと書きます

目と口を閉じる苦痛

2006-12-21 20:03:04 | Weblog
長い闘病の末又は高齢になり、ほほがこけ、目がくぼみ、故人様

が目を閉じることが出来なく、口もいればがなく閉じることが出来

ないなどと言うことがあります。例えが不謹慎ですが、四コマ漫画

の「こぼちゃん」や「かりあげくん」に出てくるおばあちゃんや、

おじいちゃんが驚きや笑いで、入れ歯をふきだした後の顔の

ようと言えばわかりやすいと思います。


私は多少なりとも、そんな故人様の目や口を閉じさせてあげる術を

しってますので、霊安室やドライアイス交換の時などにそっと見られ

ないようにおこなってあげることがあります。

そっと見られない所で行うのは、その方法がご遺族にとって見苦しい

のでは?痛々しく感じないか等と思う方法だからなのです。

大切な故人様のくぼんだ目や口にふくみものを入れてく、ぼんだ所を

ふっくらさせてあげ、まぶたを閉じさせてあげ、ふっくらした表情に

してあげて、口を閉じさせてあげのですが、目や口に異物を入れるのは

やはり遺族から見たらよい感じは受けないでしょう。

ですが、嘆き悲しんでいる遺族の方々と良いお別れをして頂きたいので

「おじいちゃん、おつかれさまでした。苦しかったでしょう、でも、

息子さんや娘さんと最後のお別れという仕事が残ってるから、最後に

もういちどがんばってください」と口ずさむ事もあります。

ですが現在では、老人ホームや長期入院の費用の為に、働き、面会に

いけない方が多い現実もあり、しばらく故人様とあってないせいか、

ふっくらさせてあげ、目を閉じさせてあげても気づかない方もいますが

そんな時は、「おじいちゃんの苦痛は息子さんや娘さんにはわからなかった

けど、自然なお別れができてよかったね」と私も一緒に心でお別れを

言ってます。

コメント
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