3月21日から23日に掛けてみずがき湖へ向かいました。
21日(金)は平日ですが、愛好会のこうちゃん宅に設置する天文台の赤道儀移設のお手伝いが主目的の遠征です。
設置してあるドームの中から重量約400kgの赤道儀をドームのスリット越しに吊り出してトラックに積み込み、新しい設置場所まで運搬して仮置きするまでのミッションです。その様子は別途報告があると思います。
ユニック付きのトラックが手配してあるとのことですが、重量物、赤道儀などを扱ったことがあるか不明でしたので必要であろうと思われる工具、吊り具、盤木等をhimadawa号のルーフキャリーに積み込んで向かいました。
作業の方は持参した吊り具類が役に立ち、2時間くらいで何とか無事にミッション終了しました。新しい天文台の完成が楽しみですね。
もう一つの目的はMT-160の事実上のファーストライトです。
朝3時の出発でしたので、ミッション完了後は温泉でさっぱりし仮眠をとって夜に備えます。
温かい日でしたが夕方からは強風が吹き荒れてゴーゴーと風音が巻いていますが、機材を展開して撮影に備えました。もちろん鏡筒はニュートン反射のMT-160です。
最初に鏡筒を向けたのは、おおぐまざにあるボーデの銀河のかたわれ、M81 セイファート2型銀河です。
TITLE:M81 ボーデの銀河
DATE:2025-03-21
TIME:19:38..20:17
撮影場所:みずがき湖
カメラ:ZWO 533MC-Pro
鏡筒orレンズ:MT-160
コンバーションレンズ:none
焦点距離:1000mm(直焦点)
F値:F6.2
露出時間:60s
撮影枚数:15コマ
フィルター:none
GAIN:100
冷却温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:PI、Lrで仕上げ
時々、突風が吹くので明るく、大きめの対象を選択して露出時間を短くして歩留まりを上げようとの魂胆です。でも使えた画像は半分位でした。
画像処理は勉強中のPIで進めましたが少しハデになってしまったように感じます。でも、ま~いいか。
この銀河はバランスの取れた美しい形ですね。
ファーストライトはまだ続きます。
バルジ付近の詳細も見えていますし、確かに強風で露出は出来なかったですよね。
この後の画像が楽しみになりました。
強風の中でのファーストライトのお付き合い有難うございました。
しかしMT-160は良いですね。撮影中PCに現れる画像には驚きました。
これからが楽しもです。