天候が良くありませんね。段々と月が小さくなり少しでもチャンスがあれば撮影したいと思っていますが叶いません。
撮影が出来ないこの時間に、サブで使っているEQ5赤道儀のオートガイドの調子が悪いのでギヤー、モーターの組み立てをバラしてグリスアップ、バックラッシュの調整などを行っていました。
さて今回処理した画像は、昨年12月に熊野で撮影したNGC2359トールのかぶとです。
HD800の長焦点で大きく撮影できて迫力が出たかなと思います。
DATE:2023-12-13
TIME:22:05..26:46
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2000mm
F値:F10
露出時間:420s
撮影枚数:40コマ
総露出時間:280分
フィルター:DBP
ISO感度:40000
気温:8℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、PI、Lrで仕上げ
この晩は天候が良く、自分としては280分(4時間40分)と最長の露光時間を掛けることが出来ました。
おおいぬ座の散光星雲でシリウスのチョット上に位置します。かぶとの中心の明るい恒星(HD56925)がウォルフ・ライエ型星で明るさは太陽の3万倍から100万倍と言われているそうです。
この状態が太陽の25倍以上質量の大きい星の最期、超新星爆発を起こす前だそうです。
超新星爆発、実際に見たいですね。
もっといろいろ見てみたいです。
本当に不思議な格好ですね。
トールの兜と名付けられた頃は中心部しか見えないので兜と表現されたのでしょう。でも現在の撮影では淡い腕などが現れて、緑の怪獣、金魚、ランチュウにも見えます。
みずがき湖は皆さんそろって楽しい撮影で羨ましです。私はほとんどお一人様です。
次の土曜日はスペースポート紀伊で民間初のロケット発射を見学に行く予定です。
楽しみですね。