Posdata,Te amo

金曜日お仕事が終わってから
映画を観にいきました。
（あ、もちろん一人で。何か？？）



作品は「POSDATA, TE AMO」。
（原題PS, I LOVE YOU）
日本でも、もう封切ってるんでしょうか？
いやー。ステキな映画でした。
タイトルはベタベタでカッコ悪いけど。（コラ）
そうなんです。
スペイン語では「愛してる」って、Te Amo（テアモ）って言うんですよ。
早速職場や学校でやたらに使ってみてください。
キモチ悪がられると思いますが。笑。

内容は、夫に先立たれた女性の再生ストーリー。
死んだはずの夫から、愛する妻に向けて消印のない手紙がちょこちょこ届くんです。
で、そこには悲しみに耽って日々を無為に過ごすのではなく
前向きに生きるための色んな指示やサプライズが仕込まれてるんです。

ちなみにその妻を「ミリオンダラー・ベイビー」で女性ボクサー役を演じ、
アカデミー主演女優賞を獲得したヒラリー・スワンクが、
早逝した夫を「オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラーが演じてます。
なんちゅうか健康的で、ものすごくチャーミングカップルなんです。

そんな夫が幸せの真っ只中で亡くなってしまったわけだから。
妻の喪失感、推して知るべし。
パナマ人にしては珍しく、劇場ですすり泣く声が。
あ、私の後ろにいたオバちゃん一人だけですけど。
生前の夫があまりにもステキで、それが余計喪失感を浮き彫りにして。

でも別に陰気な、悲しいだけの映画じゃないんです。
コメディー要素もあって、幸せな気分にもなれる一本。
特に女性におすすめ。
せっかく3ドルで観られるんだし、語学の勉強にもなるし、と
時間を見つけてはジャンルを問わず
せっせと映画館に足を運ぶようにしてます。

次に狙ってる作品はコレ。
金曜から封切になったばかり。


原題は「Atonement」
邦題は「つぐない」
（どっちも短いなー、オイ。
っていうかスペ語タイトル長すぎ。
同じような、似たような意味の単語をなぜ並べる？）

英文学　イアン・マキューアンの「贖罪」を
完全映画化した作品。

格調高くて、パナマ人にはあまりウケなさそう。
あ、ちなみにパナマ人が好きなのは
ジャッキー・チェンの「ラッシュ・アワー」とかの
ドタバタものかアクションもの。笑。

この国、人気がない映画は上映回数が減らされたり、
（夜9時から一回だけの上映とか。）
とっとと打ち切ったりとか、やること意外に相当シビア。
用心せねば。

普段、日本に居る時は
大作系よりもどちらかといえばミニシアター系の
小作品を好んで観ている私ですが。
なんせこの国でそんな作品やってないもんで・・・。涙。

でも「ベルセポリス」のポスターを発見！！
パナマでは観られないだろうと諦めていた作品なので、
ちょっと嬉しい今日この頃。

なんか・・・地味な独り言記事になってしもうた・・・。
最近、ちょっと、孤独です・・・。ぽつり。

日本に帰ったら、一緒に映画たくさん観にいこうね！！
（誰に呼びかけてる？？）