Before Sunrise

中米パナマで戸惑いながらも前向きに歩こうとする、一人の女の生き様を綴ります。(大袈裟)

週末回想記

2006-12-18 06:27:40 | 今日の出来事
この週末を中心に、パナマの日常あれこれをご覧下さい。



①アスエロ半島、チトレという町で活動されている
シニアボランティアさんの御宅にお邪魔してきました。
漁業が専門の方なので・・・・。
刺身!!!刺身!!!刺身!!!
たらふくいただきました。昇天・・・。
その他たくさんのお酒と日本食に囲まれて、幸せの極致。



②ペノノメにて。
どうもお祭りのようです。





日が暮れた頃「闘牛ロデオ」がスタート。
柵によじのぼって観戦するパナマ女子たち。





色んな屋台が出ています。
なんだか日本のお祭りや縁日を思い出して・・・。
ホロリ。(歳とともに弱まりゆく涙腺)

ちなみにBATIDO(S)とはシェイクのこと。
フルーツシェイク屋さんですね。



③さて何を作っているのでしょうか。



正解はNacimiento(ナシミエント)。
キリスト誕生を見守る人間と動物たち。
夜になると、イルミネーションピカピカでとってもカワイイのです。

ちなみにクリスマスはスペイン語で「Navidad(ナビダ)」といいます。
みんな待ち遠しくて仕方ない様子。
仲良しのちびっ子も満面の笑み。



今日だけで、一気に3つも新しい投稿しちゃいました。(ネタ溜めすぎ)
お時間のある時にでも、ぜひ先の2つも読んでやってください。

活動密着ルポ

2006-12-18 05:40:50 | 今日の出来事
最近、週末のことばかり投稿している気が。
そんなわけで、平日の活動の様子をご覧いただきたく。



活動は主に、チョレラのオフィスでの資料・マテリアル作成と、
カンポ(田舎)でのサシガメ生息調査に分かれます。
今回はカンポでの様子を主に。

この週は平日4泊を、田舎の保健所で泊り込み。(同僚4人+私)
電気がないのでローソク&懐中電灯が手放せません。
でも夜は満天の星空、足元には無数のホタル。
ある意味、相当ぜいたくな環境。



ゴハン係。



命をつなぐ食糧。
ノーモア缶詰・・・。



管轄区内には湖がありまして。
点在する島々に暮らす方々のお宅を訪問。
・・・したいのだが、なかなか進みませんよ。
結局手漕ぎか・・・。



小さい島にたった一軒で暮らすお宅。



ちなみにこれがペット。
家の前の湖で捕獲したそう。
あれ・・・?
その湖で今まさに子供たちがワイキャイ遊んでますけど・・・。
ま、いいか。(いいのか)



豚くんにも協力要請。
「サシガメ見つけたら、我々に報告してください」
「ぶひ(了解)」

こんな生活ですが、いかがでしょう。
「我も同行せむ」という気概に溢れた、奇特な方がいらっしゃいましたら
ぜひご一報くださいませ。
ご参加、お待ちしています。

寒いパナマも、また良し。

2006-12-13 06:47:06 | プチ旅
最近、とにかくバタバタしています。
いい意味でのバタバタなんですけど。

先週末のプチ旅のことを。

先輩隊員の任地「チリキ県セロプンタ」にお邪魔してきました。
バスで10時間ほど、のんびり揺られて辿り着いたのは、この風景。
コスタリカまであと30キロ!!



なんだ、一体・・・。
ここ、本当にパナマ??
なんて牧歌的な風景なんでしょう。
(それにしても、山の斜面に貼りついた畑の強引なこと強引なこと。)

私の任地チョレラは、今まさに真夏まっさかり。
キャミ・へそ出し上等、といったファッションが全盛。
一方こちらセロプンタ。
靴下二枚履きに、フリース、寝袋万歳です。

本当に同じ国??ラテン?パナマ?
とてもじゃないけどここで
リッキー・マーティンの暑苦しい曲を聴く気は起こらず。



山歩きに出掛けました。
この山(森?)には、ケツァール(火の鳥のモデル)が
生息しているとのこと。
「見つけた人は幸せになれる」
そんな言い伝えを知っている以上、黙ってられるわけもなく。
足元よりも上ばかりを見て歩きましたが(危険)、
シャイなケツァールくん、結局姿を現してはくれず。
ま、そんな簡単に幸せが手に入ってもつまらんからなっ。(負け惜しみ)



そんなこんなのセロプンタ訪問。
今、振り返って思い出すのは、山でも寒さでもなく
先輩隊員の手作り料理・・・。(結局食い気)
いやーーー。最高でした。
おかげで私も、最近めっきり料理にハマってます。

<セロプンタへのアクセス>
首都パナマシティから、ダビッドまでバスで7時間。
ダビッドからミニバスに乗り換え、セロプンタまで2時間半。
おこしやす。(誰?)

海の男来たる

2006-12-04 06:02:38 | 出逢った人々
土曜の午後、パナマ人のお友達「ルイス」が家に遊びに来ました。
彼はカタコトながら日本語が話せます。
平仮名なら読み書きもOK。



日本語は、彼の在籍する「船員養成学校」での必須科目とのこと。
(日本の私企業と、パナマとの共同運営学校のようで。)
さすがパナマ運河を擁するお国柄。
船乗りを目指す若者を、あちこちで見かけます。
(パンチョもそう。ま、彼は「船専属コックさん」志望ですが。)



やたらと勉強熱心なルイス。
私の発するつまらない日本語も欠かさずメモメモ。
やめてくれ・・・。
妙な関西弁覚えてしまうぞ・・・。



彼の持ってきた卒業文集の表紙。
(学校は2部制になっていて、彼は第1部を既に卒業)
「まぐろせん。」・・・。



これがルイスのページ。
4行目。
「わたしのかぞくは10にんで・・・」
うわー。さすがパナマ。ビッグファミリーですね・・。

6行目。
「せんもんはまぐろはえなわぎょぎょうです」
(専門はマグロ延縄漁業です)
・・・・。なんかスゴイことになってきたぞ。

7行目(後ろから4行目)。
「いまこいびといません。」
突然、話変わったな・・・。オイ。
でもさすがラテンの男。卒業文集にまで恋人の有無を表記とは。

とまあこんな具合に、加山雄三もびっくりの「海の男 ルイス」。
彼の漁業(まぐろ?)と語学に対する熱心さには、
ただただ頭が下がります。
自分はこんな風にスペイン語で熱い文章が書けるだろうか?
まだまだ怪しいもんです。
がんばらねば・・・。

それにしても、やはり私は典型的日本人。
この期に及んでなお「L」と「R]の発音をしつこく矯正されました・・・。
とほほ。

体質改善。

2006-12-01 07:50:04 | 今日の出来事


テンプレート変えてみました。
色んな意味で、しゃきっと気分転換したい時期なので。

自分が貼り付けたノンキな写真の横に、
無意味に、そして強制的にレッドホットチリペッパー。
そのシュールさにも惹かれました。
「目指せスパイシーな女」などといった意味不明の熱い想いは微塵もありません。
あしからず。
あくまでもマイペースに生きていく所存。

さて先日、ある先輩隊員(まもなく帰国。涙)が、
送別会の席でこんな言葉を。

“幸せだから、笑顔なんじゃない。笑顔でいるから、幸せになれるんだ。”

一見、当たり前のとってもシンプルな言葉。
でも聴いた瞬間、「わ、そのとおり」って思いました。
自分の今までの行動・態度を猛烈に反省。
そして次の瞬間「あ、だからパナマ人って幸せ指数高いんだ」と妙に納得。

で、その日以来。
自分の出来る範囲で、この言葉を心がけて
毎日を過ごすようにしています。

そしたらそしたら。
「あら、この職場なんだか楽し♪」
「オッ、今のなんかいい感じ♪」
てな感じで、幸せ体感基礎代謝量がじわじわ上昇中。
同じ毎日生きるなら、幸せ感じる能力が高いほうが絶対おトク。
小さな幸せも、残らずいただきます。ごっつあんです。

というわけで。
さあ、みんなで体質改善。

写真は、任地チョレラにて先輩隊員と。(上述の先輩隊員とは別の方ですが)
この方も“楽しむ”能力に非常に長けた御方。
勉強になります。