ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
2020年2月から2022年12月まで毎日日記を書いていました。

7月8日(水) 探し物はいつだって諦めた頃に出てくる

2020-07-09 09:15:09 | 日記
7月8日(水)

朝出かけようとすると急にパラパラと雨が降ってくる。
どうしようかと一瞬ためらう。自転車に今まさに乗るところだったけれどなんだか風も強いし、やっぱり電車にしようか。
逡巡ののち雨ガッパとサンバイザーを装着する。10分もかからない道程なのでまあ大丈夫だろう。

時おり風にあおられながら、ゆっくりと自転車をこぐ。途中かなりの突風が吹き、前にいた若いお母さんと小さな娘さんが木陰で「ひゃー」といいながら身を寄せあっていた。危険を感じるレベル。

テレビで熊本の惨状を見ていたし他の地域も大変なことになっているのを見た。これほんとに梅雨なの?という半分怒りの気持ち。

そして事件。なんとか事務所にたどりついたけれど(いつもの倍の時間をかけて)、自転車の後ろカゴに入れていたはずの自転車カバーが無い。
銀色の、いわゆるな感じの、すっぽり自転車を覆うカバー。

多分さっきの突風で飛ばされたんだろう、あちゃあ。ギュウッとカゴに押し込んではいたけれど何かでちゃんと止めておかなかったことを後悔する。
風であおられて道路に飛んでいって車の通行の邪魔なんかにならないだろうか。どなたかのご迷惑になってないだろうか。心配。


仕方がないのでそのまま午前の仕事をし、お昼にカバー探しに出かける。
ちゃんと自転車屋さんで買ったちょっといいカバーなのでむざむざ無くすのも惜しい。

家までゆっくり戻りながら道路を見渡すも銀色のカバーの姿は見えず。ああ、あいつともこれっきりか。残念。どこかでひっそりゴミに出されていることを願う。

そして帰り道すぐに自転車カゴのカバーを買う。これでもう荷物が飛ばされることはない。反省。


というわけでバタバタしていて昼ごはんの画像はなし。ゆで玉子とツナ、温野菜とチーズのサンドイッチでありました。

なんとなく消沈したまま午後も働き、帰宅。最近雨のこと好きだったけど少し嫌いになった。


と思いきや。
帰り道、スワーッと自転車で走っていたら見つけてしまったのです、カバー。

「うそー!あっ……た!!」

大きな声が出ました。
大逆転じゃん。
私が通った道の反対側の歩道わき、車止めのポールにひっかかっていました。
遠くからひらひらと揺れる銀色の物体を見つけたときの私の歓喜!サスペンスのクライマックスくらい心臓ドキドキしました。やーあるもんですねえ、奇跡。すっごい小さいけれど。
「毎日は奇跡の連続」とか歯の浮くような文句のひとつも言いたくもなるなあ。


しかし探し物ってどうして諦めた頃に出てくるんだろう。なにかそういう決まりがあるんでしょうか。神様の采配は分からない。



(※見つかったとはいえなくしてた間にどなたかにご迷惑おかけしたかも知れず、申し訳ないです。以後十分気をつけます。)



ともかく一気に気分は晴れテンションは上がり、夕飯はぽろぽろと好きなものを作りわんぱく定食に。


どん。



ポテトサラダにはツナとたまねぎ、にんじん、ほうれん草。
これにソースをかけてキャベツの千切りと一緒に食べるのがうまい。ポテサラにソースはほぼコロッケ。お試しあれ。

そしてメインの豚西京味噌漬け焼き。



はー、甘めの味噌だれと米が合う。
もりもりと食べほかほかの気持ちになる。


ほかほかだなと思っているとどうやらやや熱が上がりすぎたようで37℃。微熱。
私は興奮したり眠くなったりするとこのくらいすぐ上がってしまうので心配せずそのまま就寝することにする。


とは言えベッドの中、スマホで漫画を読んだりYouTubeを見たりしているといい時間。焦りながら眠る。





こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。

仕事、待ってます。