ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
2020年2月から2022年12月まで毎日日記を書いていました。

映画『君がいる、いた、そんな時。』

2020-07-06 17:30:26 | 映画・舞台・ライブ
新宿のK's cinemaにて
『君がいる、いた、そんな時。』
という映画を見てきました。

友人の迫田公介くんが監督をした映画です。


迫田くんは学生時代からの友人で、彼のむかしの作品でわたしの歌を使ってもらったこともあるんです。

以前は近所に住んでいたんだけど今は地元の広島に戻って、でも東京やいろんなところを飛び回りながら映画をやっている。
すごいひとだなあと尊敬しています。





なかなか劇場へ行きづらい状況だけどこの日は監督の舞台挨拶もあるというので対策をばっちりして見に行きました。

映画館は座席もとびとびになっていて、上映中もマスク着用を呼びかけていたり努力されているなあと思いました。





映画ですが。
物語は迫田くんの地元、呉の小学校を舞台にしてる。円形の校舎がめずらしい懐かしい雰囲気の校舎。

YouTube ティーザー予告より

冒頭のクレーンの映像からずっと呉の風景にも引き付けられる。
家や道路や繁華街。ビルや山や。
湿気があって、どことなくアジア色の強い印象。撮影は夏だったというので(豪雨の被害があった頃のよう)そのせいもあるのかな。



ロビーには映画を取り上げたメディアの切り抜きがたくさん


感想…むつかしいんですけど、
「ダメな自分でも許してくれるひとがいる」と知る。
これにつきるのかな。みんな色々あるけど、不器用でも一生懸命生きてる人たちを肯定する映画だと思いました。





ネタバレに注意してポイント(ポイント?)をいくつか。

●岸本くんが「しょうこさん」と呼びかけるとこがちょっとイントネーション変わっててかわいい。
●坊主頭のいじめっ子がうちの兄に似てる。
●DJ香山の高音には注意。
●岸本くんアカペラの歌声がよくてびっくり。
●映像における音楽の力は大きい。



https://twitter.com/KousukeSAKODA/status/1194869874675183619?s=19
これは去年迫田くんとばったり会ったとき。


映画が、びっくりするくらい迫田くんらしくて驚いた。作品のどこを見ても迫田くんがいる。

優しいところや真面目なところや厳しいところや悲しいところ、ちょっと面白いところも全部迫田くんだった、ように思うんです。
どこを食べてもあんこぎっしり、みたいな?ちがうか。でも作品を作るってこういうことかーと勉強になりました。



出演された小島藤子さんの手書きコメント

舞台挨拶で現れた迫田くん。
コロナ禍で映画業界だけでなく影響を受けているみんなを気づかう挨拶。大変な思いをして作り上げた作品が公開の時期にこうなってしまって、辛いのは彼なんだろうになあ。

作品については「映画が公開されたらそれはもうみんなのものだから僕が言うことはないので」と短く。
「この映画は最後みんな元のところに戻っているんです」と言ってたのが印象的でした。

抱えていたものを解き放って、全部を捨てられたり変えられたりは出来ないけど、傷ついたり傷つけたりしながら、弱い自分でも肯定できるようになって、それで元の場所に戻ってきてる。
なにも変わっていないわけじゃなくてちゃんと旅をして帰ってくる話。

あー、と。
そういう旅を大人も子供も何度も繰り返してやっと自分が出来ていくんだよなあ、わたしにもそんな旅があったよなあ、なんて思い至り、キュンとして気恥ずかしくなったり。




エンディングのクレジットに、クラウドファンディングや協賛の方のたくさんたくさんの名前があって感動した。支えが目に見えるのって素晴らしいですね。


大変な時期だけど、しっかり予防をした上で、体調が大丈夫そうならぜひ劇場で見てみてください。
東京はこのK's cinemaで7/10までやっています。全国各地でも上映しているのでHPやTwitterなどチェックしてみてください。


映画『君がいる、いた、そんな時。』HP

迫田公介Twitter



ひとつだけネタバレ的なことを書くと、校長先生の最後の台詞で「世の中捨てたもんじゃないよな」って救われた気がして、わたしは泣きました。






こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。

CD買ってください。

バンコク屋台 カオサン ルミネ新宿店

2020-07-06 12:09:19 | 食べ歩き・飲み歩き

新宿でお昼ごはん。普段あまりごはん食べたりしない土地、しかも選択肢が無限にある…。
そんなときふと連れの思い付きでルミネの地下「ルミチカ」にある『バンコク屋台 カオサン ルミネ新宿店』さんへ行ってみました。
美味しかったので紹介します!

SPICE ROAD|カオサン ルミネ新宿店


映画を見終わったあと、日曜の昼過ぎに入店。
いかにもタイ!という雰囲気の店内はほどよく人が入っている印象。遊びに来ている女子二人組やカップル、この付近で働いている人が一人で来ている感じなのかな。
テーブルにはアクリル板の仕切りがあってソーシャルディスタンスを守っていました。

店員さんは本場の方?元気のいい女性が「いらっしゃいませー!」と挨拶してくれてなごみます。


メニューからセットをチョイス。
セットは基本生春巻と春雨サラダ、デザートのタピオカがつくようです。


カオマンガイセット

蒸し鶏とジャスミンライス。カオマンガイはわたしの大好物なのです!
辛いものが大好きなのでタイ料理なら激辛ものを…などと考えついても、いざオーダーとなると8割はこれを頼んでしまうんです。

こちらはシンプルなカオマンガイ。お米はやわらかめ。タレがややしょっぱいので鶏にかけずちょんちょんとつけていただきました。
鶏がややパサッとしてるかな?と思うもこの量をペロリ。生春巻と春雨サラダも完食しました。


選べるヌードルセット、ミニガパオ付き

連れが頼んだ麺もおいしそう。こちらのセットもミニガパオがついててボリュームあり。
見ていて我慢できずにスープをひとくち。すっぱ辛くて美味~。麺ももらえばよかった。(泣)


唐辛子・砂糖・ナンプラー・お酢の卓上調味料

タイ料理屋さんで必ず見るこの調味料のことを「クルワンプルーン」というんですね、いま調べてはじめて知りました。
砂糖の「ナムターン」、魚醤の「ナンプラー」、唐辛子の「プリックボン」、お酢の「ナムソム」の4種類だそうです。ナンプラーしか知らなかった…

このクルワンプルーン、甘い・すっぱい・辛い・しょっぱいが全部そろった究極の調味料ですよね。これで自分好みに味付けするのがとっても楽しい!
近ごろは大食いなんかのおかげで「味変」という言葉が認知されてますけど、タイ料理ってほんと味変天国ですね。
わたしも全種類を全部のおかずにちょこちょこ使って楽しみました。


そしてちょっと驚いたのがこちら。



分かりますかね?タピオカにコーンが入ってるんです。
脳が「これはスイーツなのか?おかずなのか?」と一瞬ゆれましたがこれはちゃんとスイーツ。よく考えたらコーンもかなり甘いですもんね。果物と思ってもいいかも!(いくない)


雰囲気がよくてリーズナブル。
急に思いついて行ってみた「カオサン」でしたが、梅雨寒のじめっとした小雨の日にさっぱりしたタイ料理がぴったりでとても楽しい昼食でした。

ごちそうさまでした。




書いた人
こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。


グルメ記事なんかも書きますよ!



7月5日(日) いそがしい日曜日

2020-07-06 11:12:22 | 日記
7月5日(日)

朝から腹ペコ。
深夜に起きてしまい五時頃まで宅録をやって寝たのでエネルギーを使い果たしてしまったんだろう。起きるなり料理をした。



なんだこのしゃれた朝食は。

ツナと玉ねぎ、しめじ、ほうれん草を炒めた具をトーストにのせ、さらにチーズとミニトマトをのせて焼いたもの。



想像の通りのうまさ。
タバスコをかけても抜群だった。



おしゃれ感に気をよくしてたくさん画像を撮った。
満足。満ち足りた。

料理はえらい。空腹を満たしてくれるだけじゃなく味わうことで楽しみもあるし生きるエネルギーになってくれるし調理の過程で頭や手先を使うプラクティスにもなるし画像をブログにのせて自己顕示欲も満たせる。



満腹になったので行動を開始する。やることがたくさんある。



風呂に入って仕度をして新宿へむかう。
仕事以外で電車にのってお出かけをするなんていつぶりだろう。




K's cinema。
友人の迫田公介監督の最新作『君がいる、いた、そんな時』を見る。










この日は監督舞台挨拶があるというのでそれはもうぜひ行こう、とかけつけた。
映画はあらゆるところが迫田くんらしく、舞台挨拶も親しみやすさがあってよかった。とてもよかった。
感想はまた別のブログでちゃんと書こうと思う。

東京での公開は今週金曜10日までここK's cinemaでやってるので機会があればぜひ。全国でも公開してる。すごい。
迫田くん、応援しています。



劇場のすぐそばに楽器屋があるので冷やかす。



入り口の消毒薬がこれ。さすが楽器屋。
とくに買うものもなくぶらぶら見ていてカリンバをさわる。すこし前に欲しかったんだ。しっかり調律されたカリンバで弾く金属の部分に音階がふってあった。へえー。
弾きながら歌えたら楽しいだろうな、と想像する。



やや小腹がすいてきたのでなにか食べようとするも新宿。選択肢が多すぎて逆に案がない。地元へ帰ろうかと駅に向かう途中連れが「エスニックはどう?」とひらめいてルミネの地下の「カオサン」へ。辛いもの食べたい!


わたしのカオマンガイセット。

そうなんだよな、わたし辛いもの好きなのにこういうとこ来るとだいたいカオマンガイになっちゃうんだよな。だって好きなんだものな…


連れは麺のセット。

小腹、と言っていたのにセットの魅力に勝てずガッツリ食べてしまう。意志が弱い。



タイ料理は甘い・辛い・すっぱいの調味料が素晴らしいよな。最高。



タピオカにコーンが入ってて「?」となるも食べると完全にスイーツとして納得。食べ物の種類分け(「おかず」とか「スイーツ」とか)で脳が混乱するのっておもしろいよね。
そしてタピオカは流行りのでかいやつじゃない。

流行りのあれはいまだに飲んだこと(食べたこと?)ないんです。このまま一生ないかもな。




お腹がふくれて帰路に。図書館へ寄ってから東京都知事選挙へ行く。

わたしはどういう信念だろうと選挙に行かないひとの気持ちはわからない。ボイコットの気持ちがあるなら白票を出せばいいのに。投票率の低さはただの無関心にしかうつらず、なにかの意思表明にはならないと思うよ。
そしてそういう意思すらなく選挙に行かないひとは残念な、おろかなひとだなあと思う。友達にはならないし近寄りたくない。




さすがにちょっと疲れたので帰宅して休む。
録画してあった「魔改造の夜」というのを見てみる。Twitterでとても評判だった。たしかにおもしろかった。でももっと改造してるとこを中心に見たいな、スタジオの発表シーンより。どういう発想でとか機構の仕組みの説明とか。そうそう、仕組みに興味がある。




あまり寝ていなかったせいかそのまま気絶するように昼寝をしてしまう。二時間。
目が覚めるとすっかり夜なのでそのまま家でゆっくりしたかったけれど家人が飲みに行く気まんまんで同行した。


出入り口に蚊取り線香。
もうそんな季節だ。











お腹がいっぱいだったので(そんな状態で居酒屋さんにいくもんじゃない)画像のもので食べたのはサラダをすこしと柿ピーのみ。胃腸に配慮をして梅入りのお湯割りを飲んだ。
行ったのが20時前頃で閉店は22時なのでなんだか急いで飲まなくてはという気分になってしまいキンミヤを濃いめに入れてがぶがぶと飲んだ。
酔った。




こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。