ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

香川照之の執念とひげめがねの先見の明

2011-10-02 20:21:39 | 日記
 香川照之、45歳にして歌舞伎に…決意の裏側?(読売新聞)
 第一報を聞いたときは「なんのこっちゃ?」だったが、この記事を読んで理解。
 
 ひげめがねは以前、mixi日記で猿之助がいかに梨園の中でも隔絶された存在であったかと書いたことがある。しかし、見つけられない。それがmixiの残念なところだ。
 猿之助は祖父と父とをほぼ同時に亡くし、そこからある意味1人で歌舞伎界で生きていくことを決意し、スーパー歌舞伎をはじめとした猿之助一代の芸を完成させた、というのがひげめがねの認識。いくらスーパー歌舞伎が人気とは言え、歌舞伎界ではアウトサイダーである。にも関わらず、息子に猿之助を継がせるためにすべてを捨て去って歌舞伎の世界に足を踏み入れる香川照之の覚悟やいかなるものか?
 もしひげめがねが香川氏だったらどうしただろうか?絶対にそんなことはしない!なぜならそんな根性ないもの(笑)。それに、いくら息子が大事でも、かえって、「失敗したら息子がかわいそう」と思ってしまう。加えて息子には自由に生きてほしいと思ってしまう。結構多くの人がそう考えるのでは?(念のため書いておくと、ひげめがねには息子どころか嫁もいませんが何か?)
 そういったことを鑑みると、香川氏の決断は「血の宿命と執念」としか言いようがない。なにはともあれ、香川照之と息子に幸多からんことを!

 ちなみに、ひげめがねはこのことがニュースになる前に、今月の新橋演舞場夜の部を義妹と見に行くことにしていた。めったに歌舞伎観に行くことがないにもかかわらず、である。しかも、「猿之助歌舞伎の宙乗りははずれがないから夜の部にしよう」と提案したのは私のほう。さすが先見の明がある、と自画自賛して悦にいったところでさようなら。


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