髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「貝獣物語」 プレイ日記 by 髭人 ~バブ、頑張る~ 第27貝

2015-04-14 21:00:58 | 「貝獣物語」 プレイ日記

[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャー:何か締まりのない始まりだがわしの正体が分かったのだから仕方あるまい…
オッホン!(咳払い)

ファットバジャー「とうとうここまで来おったな。小僧ども。火の貝を持つ『ひげじん』よ!お前をこの世界に引き込んだのはこのわしじゃ!」
ひげじん:へぇ~
バブ:何だと―――――――!
ファットバジャー:ひぃぃぃ!!
怯える大魔王
クピクピ:いまだかつてないぐらいにバブが怒っているクピ
ポヨン:無理もないね…あの人に一番苦労させられてんのバブだし…
バブ:そんな事言う君らも目くそ鼻くそだからね。
2匹:マジで?

[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ:あなたがこの人をシェルドラドに連れて来たんですか!この人のせいでボクがどれだけ苦労したか分かっているんですか!?
ひげじん、遠い目をして鼻をほじっている。
ファットバジャー:うん。ごめん。
バブ:人選はしっかりしてくださいよ!全くもー!
ファットバジャー:良くわかる…でも話、途中だから続けさせてね。
バブ:分かりました。どうぞ
ファットバジャー:では…気を取り直しってっと!

[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャー「わしがこの世界を支配するのにただ1つ邪魔なもの、それがお前達4人じゃ!お前達さえいなければこの世はわしの物!」
クピクピ:(アサシンの話から)復活して20年も経って世界を支配できないのにボクらなんていてもいなくても変わらないんじゃないかクピ?
ファットバジャー:変わるの―――!!全く、ツッコミを入れずに最後まで話を聞かんか――!!

[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャー「お前たちがいくら力をつけたとしても力だけではわしは倒せん!何故ならこの世界の者達の悪の心が生み出した悪の塊だからじゃ」
バブ:ボクらが邪魔な癖に、ボクらには倒せないってどういう事ですか?倒せないような奴らなら別に無視すればいいんじゃないですか?
クピクピ:確かにそこの人は近くにいるだけで邪魔って感じクピ
ひげじん:え?何が?
バブ:あ、納得…

[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャー「この世に悪い奴がいる限りわしのパワーは無限じゃ!本当に平和を願う愛の心が1つにならねばわしを倒す事など出来ぬ!」
バブ:態々、倒す方法を教えてくれるなんてやっぱりいい人!(目、キラキラ)
ファットバジャー(この目されるとやりにくいなー)
ひげじん:でも、別にオーラの玉と物理さえあればファットバジャーも余裕っしょ!


[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャー「お前達では到底無理じゃな!ブッハハハハハハ!小賢しい小僧共。まとめてあの世へ送ってやろう。いでよ!『ラストドラゴン』!」
クピクピ:やっと話が終わったクピ
ポヨン:きっと数日間台詞考えていたな
ファットバジャー:何故バレたし!?
ラストドラゴン:(出にくいなーもー)

[貝獣物語、バブ頑張る]
『ラストドラゴン』出現
ひげじん:にしても『ラストドラゴン』?最強最大が『ドラゴンキング』って地下牢に閉じ込められていた人言っていたのに…認知されてないのか?
ポヨン:他のドラゴンや『ファットバジャー』などにも弱点があるのにコイツだけないから知名度ないんだよ。
ラストドラゴン:ガーン!
バブ(メンタル面が弱点だね)



ラストドラゴン:弱点がないというある意味、このゲーム最強の敵とも言える。

[貝獣物語、バブ頑張る]
『ラストドラゴン』を退けた。
ファットバジャー「よくもわしの可愛い子分を。今度はわしが相手じゃ!覚悟しろ!」
ファットバジャーが本当の姿を現した。


[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャーを前にした4人
バブ:倒し方教えてくれる良い人なのに…
ポヨン:オープニング通りの敵だ。
クピクピ:大きくて怖いクピ
ひげじん:メガトンパンチ使えねー。どういう事だよ…
ファットバジャー(てんで平和を願う愛の心を1つになんて絶対無理だわ。コイツら…)



ファットバジャー:ラスボス。オーラの玉が効く。特に曲も変わらないのでちと寂しい。


ファミコンプレイ中「貝獣物語」
メガトンパンチというか少年の特技がラスボス戦で使えないのは仕様。
前も言ったが全MPを使用する合体魔法『レインボー』は使うのは可能だがダメージ0である。
だから『オーラの玉』を使ってひたすら物理で殴れ!(無くても倒せるよ)

[貝獣物語、バブ頑張る]
オーラの玉での攻撃力アップ
バリアーでの全員防御力アップ
ホスピピスでの回復
そんな完璧な布陣によりFBは殆ど手も足も出せない状況を挺していた。
瀕死になるファットバジャー(グラフィック変化はなし)
ファットバジャー:くそッ!大魔王であるこのワシがこんなふざけた連中に負けるか!
ひげじん:ファットバジャー、覚悟してもらおうか?
バブ:もうやめましょう!

[貝獣物語、バブ頑張る]
急にファットバジャーの前に飛び出すバブ
バブ:もうやめましょうひげじんさん!十分でしょ?倒す必要なんてないですよ
ひげじん:とはいってもな。コイツは親玉だしな…
バブ:ほら、ひげじんさん自身も乗り気じゃないんでしょ?悪い人ではないでしょ!

[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ:さっきだってみんなでカレーを食べたじゃないですか?
その時、みんな受け入れていたではないですか?
ファットバジャー:ぜぇぜぇ。
バブ:根は悪い人ではないんです!何らかの事情で悪役を演じているだけなんですよ!
ファットバジャー:……

[貝獣物語、バブ頑張る]
するとファットバジャーは背を向けているバブに対して巨大な手を伸ばし、バブをつかんだ。
バブ:ブッハハハ!かかったなバカが!この時を待っていたのだ!
少し悪くない所を見せ、お前達を油断させる作戦!こんな単純な作戦にこうもあっさりとかかるとは何と他愛のない事よ!流石、小さい貝獣だな!頭が回らんようだ!


[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ:ファットバジャーさん。嘘でしょ?(真っ直ぐな瞳)
ファットバジャー:…。
ファットバジャーは目をそらし他3人の方を見て言う。
ファットバジャー:嘘かどうかはその身で知るが良いわ!
ファットバジャーの手に力がが入る。
バブ:ぐ…く゛る゛し゛い゛…

[貝獣物語、バブ頑張る]
ひげじん:貴様ー!卑怯だぞ!
ファットバジャー:卑怯!?大魔王のわしからすれば寧ろほめ言葉よ!
手に力が入る。
ファットバジャー:言うが良い!こんな時の馴染みの台詞を!ボクの事を良いから魔王を倒してとな!
バブ:ボクの…
3人:やめろーー!
突然、愛の剣が光り出した。

[貝獣物語、バブ頑張る]
ファットバジャー:何!?仲間を思う気持ちで『愛の剣』が共鳴しているだと!?
光はさらに強くなる
ファットバジャー:眩しい!やめろー!
ファットバジャーは光の強さから目を隠そうとバブをそっと床に離した。
バブ:え?



[貝獣物語、バブ頑張る]
ひげじん:覚悟ッ!!ファットバジャー!!!
飛び出したひげじんは怯むファットバジャーを光る愛の剣で斬りつけた。
その瞬間、今度はオーラの玉がまばゆい輝きを放った。


[貝獣物語、バブ頑張る]
オーラの玉の光に包まれるファットバジャー
ファットバジャー(こりゃ…また封印されるな。前もそうだったから分かる…
次に復活するのは数百年後か数千年後か…
その時は何か旨いものを誰か食わしてくれるかなぁ?
出来れば昨日の残りのカレー食べたかったなぁ…)

「ファットバジャーはオーラの玉に封じ込まれ再び闇の奥深くに沈んでいった」




オーラの玉

[貝獣物語、バブ頑張る]
バブ:ひげじんさん!ファットバジャーさんはやっぱり悪い人じゃ…
ひげじん:言うな!
バブが言葉を続けようとするとひげじんが遮った。
バブ:!?
ひげじん:奴は大魔王らしく封印されていったんだ。それに水を差すようなことを言うなよ…
バブ:ひげじんさん。今までになくめちゃ真面目…


[貝獣物語、バブ頑張る]
ガシャン…
ひげじんが『愛の剣』を離した。
その手はブルブルと震えていた。
バブ:もしかしてひげじんさん、『愛の剣』を通じて…?
ひげじんは何も言わず背を向けて手を見てギュッと強く握っていた。


[貝獣物語、バブ頑張る]
クピクピ:やったクピ!バブ大丈夫クピ?
バブ:だ、大丈夫だよ
バブの頬に一筋の涙
クピクピ:でも、涙が出ているクピ。本当はどこか痛むんじゃないクピ?
ポヨン:エンディングまで泣くんじゃない
バブ:ポヨン、君なりの励ましありがとう。でも、もう大魔王を封印したから泣いていいんだよ
ポヨン:そっか…エンディングか…


次回、感動(?)の最終貝!!

NEXT >>> 最終貝「さよなら勇者さん。また会えたらいいねの巻」:浮遊城

「『貝獣物語』プレイ日記」リスト


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-07-29 15:30:18
謎の感動。ああ、大魔王……。
返信する
割と優しい大魔王 (髭人)
2017-07-30 04:27:55
名無し殿
コメントさんきゅーです。

プレイ日記の雰囲気として
全面的な悪にしたくなかったんですよね。
だからこんな形になりました~。
返信する

コメントを投稿