晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

内田伸一著 医薬品業界生き残り地図

2009年01月28日 21時38分31秒 | 読書
現在の新薬開発は化学合成品ではなく
抗体医薬に代表されるバイオ医薬品が中心になっているようです。

日本の大手製薬会社は
バイオ医薬品の競争力が劣っているため
最近になり海外のベンチャー企業を買収しています。

抗生物質であるペニシリンや
心筋梗塞と脳卒中の予防薬スタチンはカビから
発見されたものであり
1982年に遺伝子組換えヒトインスリンが開発されたのに
何故バイオ医薬に弱くなってしまったのか不思議です。

今後はバイオ医薬に強い協和発酵キリンに期待が持てそうです。
キリンはビールという大きな収益源があるので
研究開発費に余裕がありそうです。

同じように医薬とは別な分野で大きな利益を稼いでいる
旭化成、東レ、日本たばこ、明治製菓、味の素、富士フィルムに
期待が持てそうです。

フィルム事業が消滅しつつある富士フィルムは
医薬品事業で生き残りをかけなければ、苦しいような気がします。

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