NHKクローズアップ現代「ソフトウエア危機~誤作動相次ぐハイテク製品~」(2008年2月5日放送)を見ました。
「情報社会」におけるソフトウェアは私たちの生活に大きな影響を与えています。高等学校情報科において、ソフトウェアの仕組みを学んでおくことは重要だと再認識しました。
- 2007年10月12日に起きた首都圏の鉄道各社の自動改札機トラブル
- ソフトウェアの不具合が原因
- PASMO、Suicaの相互乗り入れのために4年がかりで開発された
- ソースコード83万行のうち、紛失カードに関する部分26万行の中のたった1行のバグが原因だった
- なぜソフトウェアの不具合による誤動作が相次いでいるのか
- ソフトウェアが複雑、巨大化したことが原因
- 携帯電話 500万行
- 製品の故障のうち、ソフトウェアが関係しているものが43.8%
- ソフトウェアが複雑、巨大化したことが原因
- ソフトウェア開発の人手不足
- 製品の出荷前にソフトウェアの検証が十分にできない
- 出荷後に不具合が見つかり、技術者が不具合の修正にあたる
- さらに人手不足の悪循環
- 自動車
- 1台の自動車で80個余りのコンピュータがあり、700万行に及ぶソフトウェア
- ソフトウェアをライバル会社と共同開発
- コストの削減、技術者不足の解消
- 製品の出荷前にソフトウェアの検証が十分にできない
- ソフト立国
- 信頼性のあるソフトウェアを作ることが他国からのアドバンテージ
- 技術力を育てる
- 国や企業、大学等のサポート
- 信頼性のあるソフトウェアを作ることが他国からのアドバンテージ
「情報社会」におけるソフトウェアは私たちの生活に大きな影響を与えています。高等学校情報科において、ソフトウェアの仕組みを学んでおくことは重要だと再認識しました。