goo blog サービス終了のお知らせ 

情報科授業研究

一般にはなじみの少ない高等学校普通教科「情報」の教育実践・教材研究について紹介します!

トップレベルドメインに企業名?

2011-06-21 | 教材研究
同じ毎日新聞2011年6月21日朝刊より
「ICANNは20日、シンガポールで開いた理事会で、(中略)分野別トップレベルドメイン(中略)に、新たに個別ブランド(企業)名や地域名などの使用・登録を認めることを決めた。12年1月12日から受け付けを開始する。」「新たな分野別ドメイン申請には18万5000ドル(約1480万円)、登録後の維持費は年間2万5000ドル(約200万円)が必要。」

ユーザにとってはドメイン名がシンプルになってわかりやすくなるけど... 申請費用や維持費は妥当なのだろうか...
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパーコンピュータ「京」が世界最速に!

2011-06-21 | 教材研究
毎日新聞2011年6月21日朝刊
「理化学研究所は20日、神戸市中央区のポートアイランドにある次世代スー
パーコンピューター(スパコン)「京」が、ドイツで開催中の国際会議で、演算速度世界1位を獲得したと発表した。」「京は理研と富士通が約1120億円をかけて開発中で、高性能の処理装置(CPU)約8万個を効率よくつなぎ、4月から一部稼働している。5月時点で、指標となるプログラムの演算で1秒間に8162兆回を達成」

今年の1月17日に富士通テクノロジーホールに見学に行ったときに展示で見たスーパーコンピュータ「京」。とうとう世界最速を達成したのですね。日本の技術って素晴らしい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インターフェースの進化

2011-06-20 | 教材研究
「もうキーボードはいらない!? ~インターフェースの進化~」(NHK『ITホワイトボックス』第11回 2011年6月19日放送)を見ました。オープニングは「次世代ネットワークラボ」から。モニタの前の装置に貝殻を、モニタ画面に海の映像が流れました! 今日のキーワードは「ジェスチャー操作」「触覚フィードバック」「実世界インターフェース」でした。

まずジェスチャー操作。赤外線で立体認識し、骨格データのサンプルと照合し、全身の20箇所を点として認識することにより、ユーザのジェスチャーを読み取ります。キーボードやマウスを利用しなくてもジェスチャーを入力情報として利用することができます。手足が不自由な人の入力装置として実用化されているそうです。

タッチパネルで押した感覚を得るための「触覚フィードバック」。タッチパネルを振動させることにより、ユーザがボタンを押した感覚を得られるようにしているそうです。タッチパネルを振動させるために圧電素子を利用しているそうです。圧電素子に電気を流すことで変形させることにより、タッチパネルを振動させています。

ユーザがコンピュータを操作した意識がなくてもコンピュータを利用している「実世界インターフェース」。「お茶ハウス」が取り上げられました。実世界インターフェースは以前から研究されているユビキタスコンピューティングの一部でしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパーコンピュータ

2011-06-13 | 教材研究
「スパコンはどうして必要なの? ~次世代スパコンを開発せよ!~」(NHK『ITホワイトボックス』第10回 2011年6月12日放送)を見ました。スーパーコンピュータの処理速度はパソコンの10万倍、パソコンで300年かかる計算が1日でできるそうです。今日のキーワードは「シミュレーション」「GPU」「ゼタスケール」でした。

まず、スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を例に、シミュレーションについて取り上げられました。地球の環境変動のシミュレーションでは、地球の大気と海洋を格子に区切り、それぞれの格子ごとに温度、風速、水蒸気量が時間とともにどう変化するかを計算するそうです。この格子は6300万個あります。また、隣り合う格子どうしでは計算結果を連動させる必要があるそうです。

また、携帯電話の端末を開発するメーカーでは、端末が地面に落ちた時にCPUが壊れないかどうか、コンピュータによりシミュレーションしているそうです。従来は試作機を作っていたそうですが、今は、シミュレーションにより、ある程度デザインができてから実際にテストをおこなっているそうです。

世界最初のスーパーコンピュータはCDC6600(1964年)で、現在はその10億倍速いそうです。最近のスーパーコンピュータでは「TSUBAME2.0」などGPUを利用しているものもあるそうです。GPUには計算回路が500以上あり、並列処理をおこなえます。CPUとGPUを用途に応じて使い分けることにより、高速な演算が実現できます。

現在のスーパーコンピュータの性能はペタFLOPSのレベルですが、何年か後にはエクサFLOPS、ゼタFLOPSの領域に向上することが期待されています。そうなると今までできなかったことができるようになります。その例としてホログラフを利用した3次元テレビの研究について紹介されました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラウドのサービス

2011-06-06 | 教材研究
「身近なところで活躍中!クラウド最新事情」(NHK『ITホワイトボックス』第9回 2011年6月5日放送)を見ました。クラウドコンピューティングでは、サーバ上にアプリケーションとデータを置いています。昨年度の放送ではいまいちわかりにくかったクラウドコンピューティング。今回はより具体的で分かりやすかったです。今回のキーワードは「ネットストレージ」「企業向けSNS」「ミラーサイト」でした。

「ネットストレージ」は写真管理やWEBメール等のように、データをサーバ上に置いておくサービスのことです。例えば、保存したデータをファイル形式に関係なく検索できます。ファイルにつけられたタグを利用して検索するのですが、ファイルへのXMLゆよるタグ付けが自動的にされるそうです。また、端末ごとに違うアプリケーションソフトをクラウド上に置くことにより、どのパソコンや携帯電話などでもユーザが同じサービスを受けられるようにしているそうです。これらの個人向けクラウドサービスを「パーソナルクラウド」と呼ぶそうです。

次に企業向けのサービスとして、「企業向けSNS」について、ここでは絵本会社の例が挙げられました。営業先からつぶやきを書き込み、それに対して社内からフォローされることにより、遠隔で意見交換をできます。また、会社で作成された書類の更新情報も共有できます。企業の経営に関わることなので、これを別の会社のクラウドサービスで実現していることには違和感があります。

最後に3月の震災に関連して、安否確認用情報サイトや「通れた道マップ」などがクラウドでのサービスとして提供されたことが指摘されました。ここでは特に震災によりアクセスが集中して見られなくなった情報をクラウドで提供するための「ミラーサイト」の取り組みについて紹介されました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンビニ・ネットショッピングの未来

2011-05-23 | 教材研究
「ITで小売りビジネスはどう変わっていくのか?」(NHK『ITホワイトボックス』第7回 2011年5月22日放送)を見ました。今回はいつもと違い、インタビューを中心にして、コンピニやネットショッピングの未来について描かれました。

海外ネットショッピングについては、言葉の壁や商慣習の違いなどがあることが指摘されました。また、エスクローやネット決済の仲介などのサービスもあります。また私が良く利用するAmazonなども提供しているフルフィルメントの話題もありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先端技術館TEPIA見学

2011-05-17 | 教材研究
今日は課題別学習「生産技術入門」を受講している生徒10名と先端技術館TEPIAに行ってきました。思っていた以上に展示が充実していて、1時間の見学があっという間に過ぎてしまいました。係の方の説明もわかりやすかったです。

TLFスピーカは1.5mmととても薄いのと、指向性があるのにとても驚きました。先端技術館入り口にもあり、はじめどこから音が聞こえているのかわかりませんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療のIT化

2011-05-16 | 教材研究
「ITが導く"みんなの医療"」(NHK『ITホワイトボックス』第7回 2011年5月15日放送)を見ました。オープニングでは、帝京大学医学部附属病院で研究されているインターネットを利用した遠隔手術が取り上げられていました。すでに実用化されている手術もあるとか。今回のキーワードは「電子カルテ」「コンティニュア」「集合知」でした。

「電子カルテ」にクラウドが利用されはじめているそうです。メリットとしては、患者の全身の状態、過去の状態などを医師、病院間で共有して、治療にあたれることや、同時に複数の医師が閲覧できるなどが挙げられました。また、震災に関連して、電子カルテは紙のカルテのように災害などで失われることがないことも指摘されました。私は、今年の1月7日に富士通テクノロジーホールを見学したときに、実際にシステムを見たので、イメージしやすかったです。

「コンティニュア」は初めて聞いた言葉でしたが、「健康管理を行うための測定器に使用されている通信規格」のことだそうです。患者が体温や血圧などをこの測定器によって日ごろから計測しておくことで、例えば、遠隔での保健指導がおこなえたり、生活に合わせた医療を提供できたりするそうです。

最後に医療における「集合知」について取り上げられました。小児癌の薬の開発では、世界中のコンピュータの空きCPU時間を利用して、シミュレーションをおこなった実績が紹介されました。また薬の副作用について、患者から直接情報を集めることにより、医療に役立てることができることも挙げられました。

医療の電子化。人間の命に関わることなので、セキュリティに関して十分な取り組みが必要なことは言うまでもありませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネットショッピングの動向

2011-05-09 | 教材研究
「より速く より便利に ネットショッピング最新事情」(NHK『ITホワイトボックス』第6回 2011年5月8日放送)を見ました。2009年度の放送でもネットショッピングがテーマに取り上げられたことがあったそうですが、今回のキーワードは「フリーロケーション」「ソーシャルコマース」「ジオメディア」でした。

「フリーロケーション」とは「入荷した商品を倉庫に保管する際、棚の空いているスペースに規則性なく自由に置いていく在庫管理の方法」だそうです。なるほど。コンピュータのメモリの利用の仕方に似ています。放送ではあるネットショップの会社の倉庫が登場。倉庫の大きさは東京ドーム2個分! 商品は棚に並べられていましたが、特に規則性はありません。これによって商品を整理する手間が省けます。注文された商品を探す場合、ハンディスキャナを使って、目的の商品の場所がどこにあるかを調べるそうです。

「ソーシャルコマース」はSNSなどを利用した販売方法だそうです。例としてクーポン共同購入サイトが取り上げられました。取引人数と購入期限が条件にあてはまる場合にクーポンを発行。クーポンを購入したいユーザは、そのクーポンを成立させるために、口コミやSNSなどを利用して共同購入するひとを集めるという、企業にとっては新しい宣伝方法といえると指摘されていました。リスクとしては、購入した商品が希望のものと違ったなどということがあるそうです。これは新聞などでも報道された記憶があります。通信販売では、購入先の会社が信頼できる会社かどうかがポイントですね。

「ジオメディア」とは、携帯電話のGPSやパソコンのIPアドレス等の位置情報を利用したサービスだそうです。放送では位置情報を利用したゲームが取り上げられました。そのゲームに登録したある店舗ではゲームのユーザが来店するようになったことにより、売り上げが前年度の3割増になったということでした。信じられない数字です。Googleなどで「天気」を検索すると、その地域の天気予報が最初に表示されます。こういったことも、ジオメディアの一つですね。

最後に、このようにネットショッピングのさまざまなサービスがユーザの趣味・嗜好にあった商品を勧めることにより、これまでのネットショッピングではなかったユーザの「気づき商品」の購入により、ネットショッピングがますます広がっていくと述べられました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンビニのシステム

2011-05-02 | 教材研究
「コンビニに"必ずほしいものがある"理由とは?」(NHK『ITホワイトボックス』第5回 2011年5月1日放送)を見ました。コンビニエンスストアからの放送でした。オープニングではコンビニエンスストアで扱う商品が3,500種類もあることが指摘されていました。今回のキーワードは「POSシステム」「マルチメディアキオスク」「データマイニング」でした。

「POS」システムはコンビニやスーパーのレジなどで利用されていて、私たちにとって身近なものです。商品につけられたバーコードを読み取って、商品の合計をレジに出力するだけでなく、販売状況を共有して、コンビニの経営に生かす役目もあります。1983年に日本にコンビニができたときに、アメリカのコンビニなどで利用されていたPOSシステムに在庫管理の仕組みを導入したそうです。バーコードだと商品ごとの識別はできても、その商品がいつ入ってきたものなのかなど固有の情報を管理できません。そこで、将来はICタグをつけるなどして、個々の商品を識別できるようになるかも知れないと話されていました。それによって商品ごとの製造年月日やどこでつくられたかなどもわかるようになるそうです。

「マルチメディアキオスク」は「コンビニに置いてあるタッチパネル方式の多機能端末」のことで、「チケット購入などのサービス」が受けられるそうです。

コンビニで利用される「データマイニング」は、POSレジスタなどで収集された情報を分析し新しい情報を見つけ出すのに有効です。年齢や性別だけでなく気象情報なども使用し、店に並べる商品の陳列や入荷するタイミングを決めているそうです。たとえば、シリアルと牛乳を買う顧客は同時にバナナも買っているということが過去の販売履歴からわかり、実際にそれらを近い場所に陳列しているといったこともあるそうです。また、コンビニやスーパーなどで利用されるポイントカードにも経営的なメリットがあるそうです。これらのポイントカードを取得するときに、性別や年齢などを申し込み用紙に記入します。これによって、これまではレジの販売員の判断で年齢や性別を入力していたものが、カードからより正確な属性情報を入手できるようになります。ポイントカードはリピーターを増やすというメリット以外にも、こんな利点があったのですね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする