九月。

もう秋だ。早いね。でも、昨日やおとといがなんだかすごく遠い昔のようにも感じる。ついこの間まで蝉が鳴いてたのに。今は鈴虫の声しか聞こえない。クーラーも、扇風機もいらない。もしかしたら明日になったら天気がよくてまたすごい暑くなってたりするのかな。蝉も今日は隠れてるだけなのかな。夏はもうここにいないのかな。もしかしたら帰ってきてくれるんじゃないかって、戻らないものに期待してしまう時が何度もある。今日はたまたまなのかなって。そうであってほしいなと。そして現実がとどめを刺すとき、怖くて一瞬目をつぶったら。。目を開けた時にはもうあの景色はなかったりする。早いね。
置いていかれてるように感じるのはどいつもこいつも同じ。笑ってるのはもう平気だからってわけじゃない。偉そうに言うのは自信があるからなんかじゃない。怖いんだろ。不安なんだ。でも、そーゆー人はその時に笑える強さを覚えたからこそ、また誰よりも弱い自分を生みだしてしまうのかもしれないね。