Gamemusic Garden

ゲーム音楽好きhideのブログです! 旧ブログから引っ越してきました。

FF6 Day3 コマンド入力の罠

2006-12-03 23:04:22 | FF6Aプレイ日記
洞窟を抜け、サウスフィガロの町へ到着。
町に入るなり、酒場へと入っていくシャドウを目撃。
カウンターにいるシャドウに話しかけてみますが、ここでは特に相手にされず…。

でもって町の中をいろいろ探索します。
北西にある金持ちの家には隠し通路が満載。いろいろ手に入りました。
アクセサリ屋ではダッシューズ等を購入。
そうか、今回は元からダッシュ機能があるんで、4倍速な動きになるんだなぁ…。

で、次は町の北にある小屋へ。
ここではエドガーの双子の弟・マッシュが居た痕跡を見つけます。
小屋の外に突然現れた老人から情報を聞き、一路北東のコルツ山へ。

コルツ山を登っていると、なんかやたらとうろちょろする黒い影。
最後の方まで進むと、突然現れるバルガス。
「このバルガスに出会ったことを不運と思って死んでもらうぞ!!」と言うのはいいんだけど、2匹の熊はいったいどこから来たんだろう。
というか、コイツにはちょいとイヤな思い出があって。
SFCで初めてFF6をプレイした時、しばらくここから先に進めなかったんですよねー…。
「← → ← A」ってコマンドは分かってたんですが、入力するタイミングがよく分からなくて。

ご存知のように、普通は「ひっさつわざ」を選び、カーソルがマッシュに合ってからコマンド入力するんですが。
最初私はカーソルがマッシュに合って、1回Aを押した後にコマンド入力してましたからねー…おかげでいつもキー入力ミス。
いったい何度終死拳でマッシュが死亡したことか。

カセットだけの借り物だったから、説明書を読んでなかったのがマズかったのかな。
キー入力のタイミングに気づいてからは、いともまぁあっさり倒せましたが。

…とまぁそんなハズい昔話はさておき、登場したマッシュの爆裂拳によってバルガスをサクッと倒し、マッシュが仲間に。
次はリターナー本部へと向かいます。

◆現在のステータス◆
ティナ/LV10(魔法担当)
ロック/LV11(アイテム補充担当)
エドガー/LV11(オートボウガン担当)
マッシュ/LV13(必殺技担当)
コメント (4)
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三日月の散歩 #9 (ゲスト:坂口博信さん)

2006-12-03 16:32:41 | 三日月の散歩
古賀さん「植松さん!今日はついに、このスタジオにブルードラゴンが登場ぉー!」
なんだか、今週は妙にテンションが高い古賀さん。
植松さん「ブルードラゴンは来てないけど、南の島あたりから色の黒い男がやって来てます」
…色の黒い男?まさか?
古「ハンサム!」
植「これが女にモテるんだなぁ…」

ってなわけで今週のゲストは、9回目にしてついに登場、坂口博信さん!
ファイナルファンタジーの生みの親として、言わずと知れた方ですね。
ブルードラゴンのプロデューサーも務められています。
フルCG映画(これはあんまり触れちゃいけないか?)の監督としても有名。



開口一番「黒いね!」とノビヨ師匠。
坂口さんは最近ブルードラゴンをマスターアップされたばかりだそうですが、最近はずっとバグの夢しか見なかったとのこと。
なので、ちょっとハワイに戻って気分転換していたそうな。
(ご家族はハワイに住んでいるそうです)
3週間おきくらいで日本とハワイを行ったり来たりの生活らしいです。

まずは古賀さんから、坂口さんと師匠の出会いについての質問。
2人の最初の出会いは、かれこれ20年以上前。
当時、スクウェアがまだ出来たての頃に、横浜の日吉で出会ったそうです。

スクウェアのすぐ近くにレンタルテープ屋があったそうですが、そこに坂口さんもよく来ていたそうな。

ある日、日吉の道端で、坂口さんが「ウチの会社、今度ちゃんとした会社にするんだけど、ウチに来ない?」と師匠を誘い、「おー、行くわ行くわ!」という感じで決まったそうです。
それが就職の面接だったそうな…!


次は、初めに植松さんの音楽を聴かれての印象は?という質問。
FFをつくりはじめの頃に、"曲の入れ違い事件"なるものがあったらしいです。
町のテーマや○○のテーマなど、「これだけ作って!」と坂口さんから作曲の依頼があり、師匠はその通りのイメージの曲を作って、カセットテープに入れて渡したそうです。

でも、坂口さんからは「なんか違うんだよねぇ」とリテイク(作り直し)が来たとのこと。
「えぇっ?そんなに違うかなぁ?」と思った師匠は、テープの曲順を入れ替えて渡したところ、今度は「コレだよ!すっごく良くなったじゃない!」とすぐOKが出たそうです(笑)。

師匠は、その当時はドラクエの存在、そしてすぎやまこういちさんの音楽があったので、「自分達はどういう立ち位置で行ったらいいんだろう?」という迷いがあり、曲そのものの良し悪しよりも、怖さの方が先に立って、なかなか答えが出せなかったらしいです。



次はメインテーマについてのお話。
やはり、その作品の顔であるメインテーマの存在は大きいようで、師匠曰く、メインテーマにある程度自信があると、そのプロジェクトの仕事は半分終わったような感じになるそうです。

ブルードラゴンにしてもそうで、師匠はメインテーマができてOKをもらった時に「よし、終わったなっ」と思ったそうです。
坂口さんも、メインテーマができた後は、制作がすんなりいくような気がしたとのこと。

今回、頭から全部作品を仕切るのは久しぶりの坂口さん。
師匠も、ゲーム全体の音楽を1人で担当したのは、独立されて以来初めて。
師匠はここしばらく、ひとつの作品を全て任せてもらえる機会がなかったので、嬉しかったし、力が入ったとのこと。

坂口さんは最初は、さすがに全曲を書いてくれるのは難しいのかなと思っていたそうですが、師匠は「全曲書きたい!」と言ってくれて、「女房にプロポーズした時より感動した」とのことです。
「どういう比較の仕方だよ!」とツッコミを入れる師匠。いいコンビですね。
坂口さん曰く、"死ぬ間際に思い出す一言"だそうです。



ではここで1曲。
ブルードラゴンのオリジナルサウンドトラックより『バッド・バット・バット』。
曲名の意味は、悪いのbad、しかしのbut、コウモリのbatだそうです。
この曲は坂口さんが作詞されたとのこと。この曲を含め、今回全部で4曲の作詞を担当されたそうですが、意外にもこれが作詞家デビューなんだそうです。



話はブルードラゴンの方に戻って。
この作品の製作期間は約3年とのことですが、作り始めてから半年が経った段階で、1度全てをボツにしたそうで…この時はとてもつらかったそうです。
また、産みの苦しみで最後の2、3ヶ月もつらかったとのこと。
そして、これでようやく終わりだ!という頃には、「これでホントにいいんだろうか?」という最後の迷いもやってきたのだとか。

師匠曰く、ゲーム作りは最後の方がホントに大変で、卒業試験のような感じだそうです。このことは確か、FFコンサート「20020220」のCDに入っている特典映像でも仰っていましたね。
あれはホントにつらい、という師匠。
最後の方は、いろんなものが部品として完成していくそうですが、坂口さん曰く、それどうしの予期せぬ相乗作用で、不思議な面白みや感情の揺さぶりが生み出されるのだそうです。

坂口さんはそれを「神が宿った」というふうに呼んでいるそうですが、神が3ヵ所か4ヵ所くらいどこかに宿ると、ゲームが面白くなるんだそうです。
ブルードラゴンの中には6ヵ所くらいいるかな?とのこと。

最後の方は、ハードディスクの中のデータが生きているような気がした、と語る坂口さん。
データのかたまりの中に、命が宿っているような。そんな感じがしたそうです。
師匠曰く、ヒットする時は自分達の力だけではやっぱり無理みたいで、誰かがどこかで助けてくれてないとね、とのことです。



次は古賀さんから、坂口さんが師匠に音楽をお願いする際は、どういうイメージだったんですか?という質問。
坂口さんは「とにかく植松節でお願いします!」と依頼されたそうです。
あれこれと考えずに、そのまんまの植松さんで書いてほしいと。

つづいて、古賀さんから師匠に「プレッシャーはなかったですか?」という質問。
師匠は、「プレッシャーというよりは、嬉しかったし、光栄だった」と言う師匠。
自分のやりたいようにやろうと思ったそうです。
坂「あれ?プレッシャーかけてるつもりだったのに…」
植「あれあれー?(笑)」
坂「次回はもうちょっと(プレッシャーを)かけてもいいか」
植「言わなきゃよかったよ(笑)」



さて、ここで再びブルドラのサントラより1曲。『ゾラのテーマ』。
師匠はこういったピアノソロの曲が得意なんだそうです。
「少しは成長したんだね!」と、師匠は自分自身をほめていました。



お次は、坂口さんへの30秒アンケートコーナーです。それではGO!

①ブルードラゴンが大ヒットした様子がすでにイメージできる
  → 坂「NOですかねぇ」 植「ええぇぇ~!?」
②日本のゲーム業界は安泰だと思う → NO
③ブルードラゴンのヒットを見届けた後に、やりたいことがある → YES
④植松伸夫にはいずれもっと働いてもらおうと思っている
  → 坂「もっともっと、ですね」
⑤10年後の目標が決まっている → NO

①は、坂口さんも師匠も不安だそうです。
坂口さんは、発売日にはハワイではなく日本に居るのだそうです。
「(お店を)回っちゃうんでしょうねぇ、きっと。さくらやとか」とのこと。
坂口さんはコンビニで予約が開始された時も、コンビニを4軒ほど回ったそうです。

②は坂口さん曰く、作り手側はアメリカを見すぎなんじゃないかと思う、とのこと。
自分達がもうちょっと自信をもって作って、それをアメリカに輸出するぐらいの気持ちの方がいいと思う、とも。
業界が大きくなり、ビジネス主導になってしまい、クリエーターが弱くなっているのかもな、と思うそうです。

③は、今回せっかくエンジンがかかったので、止めずに作品を作り続けていきたいそうです。

④は坂口さん曰く、「植松さんは感情の揺さぶり方を分かっている」とのこと。
自分が黙っていても、いいものを作ってくれるそうです。
照れたのか、師匠は「マグレだと思いますけどね(笑)」と一言。
それに対し、坂口さんは「次もマグレでいいや」と返していました。

⑤は、長期的に見ればカラッポの方が力が出るんじゃないか、とのこと。
昔は40歳で引退するつもりだったらしいのですが、戻ってこられましたね。



ここでもう1曲。
3曲目は、同じくブルドラのサントラより『緊急事態』でした。
いかにもエマージェンシーな感じの曲です。
どんなゲームでも必ず1曲はこういう曲が入ってますね。



それでは最後に、この番組恒例・予言コーナー。
坂口さんの予言は「1年後、坂口博信は作詞家になる」でした。
わかんないですけどねー、と付け足してはいましたが。

師匠が曲を付けてくれるので、楽しいんだそうです。
自分が書いた詞が曲になって、録音されて、CDになる。
ゲームの制作とはまた違う感動がありました、とのこと。

師匠も、自分の作った曲に歌詞を付けてもらったり、歌ってもらったりして、最終的に盤(CD)になるあの感動は1度やると、やめられないそうです。
また坂口さん曰く、ゲーム制作とは違い、思いついた時と市場に出る時が近いのは快感ですねとのこと。

師匠が言うには、坂口さんは仕事がとても早いそうです。
師匠がメロディを作って夜にメールで送ると、翌朝にはもうメールで歌詞が来ているのだとか。
というのも今回は、キャラクターの気持ちを歌う歌だったそうで、坂口さんはそのキャラクターになりきって書いていたら、意外とスッと出てきたそうです。

これが、「全く何もない恋の歌を書いてくれ」という依頼だと、また勝手が違うかなぁとのこと。
その為には恋を経験しなければ…という坂口さん、なぜかこの後3人で飲みに行きますか、という流れに。



でもCM後、いきなり居なくなった古賀さん。
師匠によると、なんでもさっき元彼が来て、「もう一回ヨリを戻そうよ」「私も考えたいから」というやりとりがあって、スタジオを出て行ったそうです(注:冗談だと思います)。
「ガッカリだなぁ…2人で飲みに行きますか」と坂口さん。

でもって、前回・前々回に募集していたダジャレコーナー。
「ホントに書いてきたやつらがいるんです!」と師匠。
ここでダジャレが1通だけ紹介されました。

京都府のまさみさんからのダジャレ。
「スイスのイスは安いっす!」

植&坂「「おぉ~…!」」(感心した様子)
「これは思いつかないねぇ」と坂口さん。
師匠は「他になんかやることないんでしょうかね、こいつらはね!」と冗談めかして一言(笑)。

では、今回はこんなところで。また次回!
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