副顧問の丸橋です。
本来今日は日誌担当ではなかったのですが、たいしんに急きょ書けと言われたので書きます。
…といっても突然のことであまりネタもないので、本日のことをつらつらと書こうかと。
長文を読むのが苦手な方はUターンをオススメします。
本日は8時から練習でした。
こともあろうに、
私は集合時間に遅刻してしまいました。
家を出る時間は予定通りだったのですが、
朝から異様に体調が悪く、吐き気がひどかったので、
通勤中2度もローソンのトイレにお世話になることに。
この時期に体調を崩すのは
ご法度だと生徒に言っておきながら、
自分が体調を崩すとは、
顧問としての自覚がまだまだ足りないと反省…。
着くなり生徒に
「先生、顔色悪すぎですよ」と言われる始末…。
その後、池田先生にお薬をいただき、
なんとか動けるようになりました。
さて、本日体調が悪くても休めなかったのは、
本番前であることや、
自分が教える立場にあるということもありますが、
大阪音楽大学の教授である北野先生のレッスンがあったからです。
音楽大学で音楽を教えてらっしゃる方なので、
音楽教育を志す自分としては神様のような存在です。
いやはや、やはり着目点が全然違います。
一言一言に説得力があり、
子どもを惹きつけるカリスマ性があり、
大変勉強になった一日でした。
ただ、残念なことに、
「それ、普段の合奏でいつも俺が言ってるやん!」
という内容を指摘される場面がありました。
生徒の皆さんも気づいたことでしょう。
しかし、その直後、生徒の音が変わるという不思議…。
言い方なんでしょうか、
「この人の言うことを聞いていれば上手になる」
という生徒からの信頼の差なのでしょうか、
僕が言ったことと全く同じく内容でも、
僕の指導の時とは全く違うレベルで生徒の音は変わるのです。
指導者の端くれとして悔しい気持ちはありましたが、
そこはやはり経験と知識の差なのでしょう。
僕は一応トランペット吹きとして仕事をいただいている身なので、
プロオケやアマオケの演奏会にエキストラとして参加させていただくことがありますが、
その時はいつも指揮者の方がどのように振るか、
どのような指導をするか観察しています。
どんな言い回しが伝わりやすいのか、
どんな振り方が奏者にとってありがたいのか、
「これいいな」と思ったら盗んで
自分の引き出しに取り入れていくよう努力しています。
今回も、生徒も成長できたと同時に自分にとっても勉強になったレッスンだったと思いました。
本当にありがとうございました。
さて、
全体のレッスンはお昼過ぎに終わりましたが、
お次はトロンボーンのパートレッスン。
当該生徒はご飯を猛スピードで食べなければなりません。
報徳の吹奏楽部には、
各パートに一人づつトレーナーの先生が来てくれています。
大学時代の知り合いで皆さんプロとして活躍されてますが、
皆さんとても好意的に来ていただいております。
それだけ、
育てがいのある生徒たちだと
思っていただいていることに、
顧問として大変嬉しく思っております。
ただ、皆さんにはそれに甘えることなく、
常に新鮮な気持ちで、
真摯な態度で受けて欲しいですね。
その後合奏にも顔をだしていただき、
いろいろなアドバイスをいただきました。
身長が違う人が、それぞれ見える景色が違うのと一緒で、
立場が違うとまた着目する点も違ってくるのだなと、
ここでもまた勉強になりました。
コンクール前のこの時期に、
音楽をよくするための知識は
どれだけあっても過ぎるということはありません。
生徒の皆さんも、
貪欲に知識と技術を求めていって欲しいと思います。
さて、
そんなこんなで練習も終わり、気づけば18時半。
朝8時から18時半といったら、
ちょっとした合宿なみの練習量だと思います。
うちは人数も少なく、
約半数が中学生ですので、スタートの地点では、
他校と比べてやや不利な状況ではあります。
しかしコンクールでは、
そんな状況を考慮して審査してくれるような
審査員なんて当然いるはずがありません。
それぞれに与えられた環境のなか、
最善の努力をしていくしかありません。
報徳には報徳の、目指すべき音楽があるはずです。
中学生は自分が中学生レベルであることに満足せず、
高校部門で戦える中学生になって欲しいと思います。
高校生は、少ない人数でも輝ける、
立派なプレイヤーに一人一人がなって欲しいです。
6年制という幅広い年齢層を
いい方に活かしていてほしいですね。
でも、
コンクールで勝つとかそんなことより
(いや、もちろん勝ちたいですしそのつもりでやってますが)、
このコンクールという経験を通して、
仲間とともに努力する喜びや、
大きな目標をもって活動することの
大切さを学んでくれたらいいなと思っております。
楽しいだけでも終わらない、
苦しいだけでも終わらない、
そんな夏をすごしてくださいね。
副顧問 丸橋 大輔
本来今日は日誌担当ではなかったのですが、たいしんに急きょ書けと言われたので書きます。
…といっても突然のことであまりネタもないので、本日のことをつらつらと書こうかと。
長文を読むのが苦手な方はUターンをオススメします。
本日は8時から練習でした。
こともあろうに、
私は集合時間に遅刻してしまいました。
家を出る時間は予定通りだったのですが、
朝から異様に体調が悪く、吐き気がひどかったので、
通勤中2度もローソンのトイレにお世話になることに。
この時期に体調を崩すのは
ご法度だと生徒に言っておきながら、
自分が体調を崩すとは、
顧問としての自覚がまだまだ足りないと反省…。
着くなり生徒に
「先生、顔色悪すぎですよ」と言われる始末…。
その後、池田先生にお薬をいただき、
なんとか動けるようになりました。
さて、本日体調が悪くても休めなかったのは、
本番前であることや、
自分が教える立場にあるということもありますが、
大阪音楽大学の教授である北野先生のレッスンがあったからです。
音楽大学で音楽を教えてらっしゃる方なので、
音楽教育を志す自分としては神様のような存在です。
いやはや、やはり着目点が全然違います。
一言一言に説得力があり、
子どもを惹きつけるカリスマ性があり、
大変勉強になった一日でした。
ただ、残念なことに、
「それ、普段の合奏でいつも俺が言ってるやん!」
という内容を指摘される場面がありました。
生徒の皆さんも気づいたことでしょう。
しかし、その直後、生徒の音が変わるという不思議…。
言い方なんでしょうか、
「この人の言うことを聞いていれば上手になる」
という生徒からの信頼の差なのでしょうか、
僕が言ったことと全く同じく内容でも、
僕の指導の時とは全く違うレベルで生徒の音は変わるのです。
指導者の端くれとして悔しい気持ちはありましたが、
そこはやはり経験と知識の差なのでしょう。
僕は一応トランペット吹きとして仕事をいただいている身なので、
プロオケやアマオケの演奏会にエキストラとして参加させていただくことがありますが、
その時はいつも指揮者の方がどのように振るか、
どのような指導をするか観察しています。
どんな言い回しが伝わりやすいのか、
どんな振り方が奏者にとってありがたいのか、
「これいいな」と思ったら盗んで
自分の引き出しに取り入れていくよう努力しています。
今回も、生徒も成長できたと同時に自分にとっても勉強になったレッスンだったと思いました。
本当にありがとうございました。
さて、
全体のレッスンはお昼過ぎに終わりましたが、
お次はトロンボーンのパートレッスン。
当該生徒はご飯を猛スピードで食べなければなりません。
報徳の吹奏楽部には、
各パートに一人づつトレーナーの先生が来てくれています。
大学時代の知り合いで皆さんプロとして活躍されてますが、
皆さんとても好意的に来ていただいております。
それだけ、
育てがいのある生徒たちだと
思っていただいていることに、
顧問として大変嬉しく思っております。
ただ、皆さんにはそれに甘えることなく、
常に新鮮な気持ちで、
真摯な態度で受けて欲しいですね。
その後合奏にも顔をだしていただき、
いろいろなアドバイスをいただきました。
身長が違う人が、それぞれ見える景色が違うのと一緒で、
立場が違うとまた着目する点も違ってくるのだなと、
ここでもまた勉強になりました。
コンクール前のこの時期に、
音楽をよくするための知識は
どれだけあっても過ぎるということはありません。
生徒の皆さんも、
貪欲に知識と技術を求めていって欲しいと思います。
さて、
そんなこんなで練習も終わり、気づけば18時半。
朝8時から18時半といったら、
ちょっとした合宿なみの練習量だと思います。
うちは人数も少なく、
約半数が中学生ですので、スタートの地点では、
他校と比べてやや不利な状況ではあります。
しかしコンクールでは、
そんな状況を考慮して審査してくれるような
審査員なんて当然いるはずがありません。
それぞれに与えられた環境のなか、
最善の努力をしていくしかありません。
報徳には報徳の、目指すべき音楽があるはずです。
中学生は自分が中学生レベルであることに満足せず、
高校部門で戦える中学生になって欲しいと思います。
高校生は、少ない人数でも輝ける、
立派なプレイヤーに一人一人がなって欲しいです。
6年制という幅広い年齢層を
いい方に活かしていてほしいですね。
でも、
コンクールで勝つとかそんなことより
(いや、もちろん勝ちたいですしそのつもりでやってますが)、
このコンクールという経験を通して、
仲間とともに努力する喜びや、
大きな目標をもって活動することの
大切さを学んでくれたらいいなと思っております。
楽しいだけでも終わらない、
苦しいだけでも終わらない、
そんな夏をすごしてくださいね。
副顧問 丸橋 大輔
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