西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
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Daliというオーディオ・メーカー、そしてガリアーノ

2017-07-06 13:56:39 | Weblog
メカ前田氏が所有するオーディオに興味があり先日、氏宅へお邪魔した。
Daliというスピーカーと真空管アンプに真空管内蔵というCDプレイヤー。
名前からするとグニャっと垂れそうだが・・・。
アンプがプッシュプル方式で波形の片側ずつをA級動作させるというずいぶん贅沢な回路方式の代物。要は構成パーツと消費電力のすべてを基本的音質の向上に注いでるということだ。
システム全体のバランスもあるとは思うが臨場感たっぷりでウッドベースのタッチと箱の鳴ってる感も出ていた。
持参したiPodに入れた愛聴盤 Maceo Parker の Life on Planet Grooveを聴かせてもらったらバスドラムの輪郭がくっきりと浮かび上がり、オッオオオーと改めて驚く。
その他、前田氏が気に入ってるCDを聴かせてもらったが中でも、アコーディオン、バンドネオン奏者のガリアーノの演奏が気に入った。
アコーディオン二人によるリベルタンゴは蛇腹の空気感や鍵盤のカタカタ音も含めて丁々発止な掛け合いが転換し、その息遣いをオーディオがリアルに再現してくれる。
次に同じくガリアーノがヴィヴァルディの作品『四季』をアコーディオンと弦楽アンサンブルで演奏したものだが、見事に自分のものにして歌っている。グルーブするフレージングが自分にはわかりやすく、かつ弦楽隊もそれにしっかり呼応している。
おまけに、時折アコーディオンだということを忘れてしまうような音色を出すのだ。
ガリアーノさん、超有名らしいが知らなかった(ファッション・デザイナーの方は知ってたが)。いやーマイッタ!
そして弦楽隊の懐の懐というかバックボーンの違いにもマイッタ。
と言いつつも、クラシックの事はチンプンカンプンだし、その雰囲気がどちらかというと嫌いだけど、ゴメンナサイ。


ネットから拾った同型のオーディオアンプの写真。
後ろの黒い部分はトランス類がギッシリでえらく重い。
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