妻は 現在 老健に入所しています。
要介護5で 全介助 自力で食事はとれません。
車椅子生活です。
食事はスプーンで口に運んでます。
いまのところ咀嚼は正常で 嚥下力も普通です。
言葉は発しない 面会中ず~と45分間 無表情の時がある。
平成15年にはデイサービスを利用してました。
数年前の妻の生活はどうだったか急に気になったので、
当時の連絡帳を開いてみました。
平成17年の9月25日の日記から・・・・丁度7年前の今日になります。
夜、半袖では寒いと思って上着を渡すと 「暑いから」 と着ないで、そのまま
タタミに横になった。
そのまえに、靴下を脱いでタンスに入れました。
私でも長袖で肌寒く感じた。
室温は23℃でした。
後に解かったこと
一般に認知症患者は いつも不安で誰かに寄り添っていたいという期待があるそうです。
妻は以前から 私のいうことに逆らう性格だった。
この性格が後々まで強く表れていた。
暑いと感じても素直に上着を受け取るものだと思う。
大半の認知症高齢者は 介護者の言うことに素直に 「あ、そうかい。。」 「ハイ。。」 と
笑顔で答えるそうです。
重度になった今 人の思いやりや 本人に必須の介助に感謝の気持ちがあるのか、
私には 表情からも 感情からも伝わってきません。
妻の認知症は 感情を司る脳の機能が破壊されたと思う。