このドウダンつつじ平成7年に妻が挿し芽で育てたものです…1m50㎝ですが19年目になります。
今日の昼食介助
妻はアルツハイマー型認知症で特養に入居しています
要介護5 全介助 声は発しません
施設に到着してまずは今日は完食してもらえるのかな?と一瞬不安を感じます。
食堂で対面すると いつも目を瞑っていて無表情なのが今日は何と目を開いていました。
しかも 私を見つめて何か話しかけたのです。
一言だけで声は聞き取れなかったので意味は解らなかった・・・
この一言だけですぐに目は閉じてしまった。
食欲はあり黙々と食べ続け完食。
この様な出来事今までに何回かあった
若しかして快方に向かうのかなとの期待 何度も裏切られてきた。
この様な好転を見せた現象の次の面会では 必ず症状は一段と重度に進行しているのです。
でも、今日一日だけのほんのひと時だけでも 目を開いて私を認識して貰えただけでも
十分です。
介護の喜びのような感覚を覚えた。
しかし、今日は介護に希望があるとは思えなかった…
以前は症状が好転した時は介護に希望が持てたのだが・・・?
最近は介護の意義とか目的は?・・・・などの思いが浮かんできます~~。
本当に残酷な病です。
良くなる事を考えると、落ち込むことが多くなります。
周りの方の状態が良く見えるでしょうが、
かっては奥様も周りの事に色々と気を使っていた事でしょう。今の奥様の状態は段階を踏んでいるのですから、
今の状態を見詰めてあげて下さい。
頑張りましょう
私も職員さんも同感でした。
妻は全力を出して私に何かを伝えたのだと思います。
治らない病気にもしかしてとの期待を持って頑張ってきたが、
妻の言いたかったことは「自分を大事に」といったのだと思う。
けれども私は頑張ります。