への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

岐阜城に登りました

2021年12月26日 | 散策

岐阜市長良川河畔にある寅さんのロケ地を散策したあと、金華山のふもとにある岐阜公園にやって来ました(2021/12/22)。

 

見上げると金華山の上に、お城が小さく見えました。300ミリの望遠レンズでのぞくと、

岐阜城だ!

 

金華山は標高330m。登山道は急峻です。登っていく人もいますが、はっきり言います、

老兵には無理です!

 

で、迷わずロープーウェイの駅に向かいました。

斎藤道三の旗が出迎えてくれました。後ろは大正天皇の即位を祝って建立された三重塔

ありゃ!?  カメラが傾いたかな

 

切符売り場にやってきたら、

   受付の人 「大人往復1100円になります

   への次郎 「で、あるか」  

   奥さん  「やめなさいよ! 信長の真似は

 

乗ると、4分で一気に頂上に。

向こうに見える川は長良川です。

 

頂上に着きました。でも、お城は見当たりません。ここからは、徒歩で接近です。金華山の山肌を見ると、

チャートだ!

 

登っていくと門があって、その先に黄色い織田の旗が見えてきました。

織田信長の時代は、このあたりまで馬で登って来る武士もいたそうですよ。

 

その先で、石段がさらに急になりました。

見て! 前の人たち、くの字の脚の形、シンクロしている

 

なぬっ! イノシシ兵!?  くわばら、くわばら

どうも、このあたりが人とイノシシとの攻防ラインのようです。

 

看板を過ぎて、「お城か」と思ったら、城はさらに先。みなさん、ここで一服です。

天守閣へは、右にまっすぐ行っても、左の階段からでも行けそうです。で、右回りで行って、帰りは左の階段に下りて来ることにしました。

 

やがて石垣の上に、天守閣が見えてきました。

もう一息だ

 

織田の旗が林立している。近いぞ!

 

イノシシに遭遇することなく、無事到着。

こちらから城に入ります。入館料は大人200円なり。

 

現在の岐阜城は、鉄筋コンクリート造りの3層4階構造の歴史資料館になっていました。撮影できる展示物もあって、例えば、

織田信長公木像。本物は京都の大徳寺総見院にあります。

 

さらに、

南蛮甲冑

信長といえば、これだね

 

展示品を見ながら最上階にのぼると、ぐるっと展望台があって。

西の方向を見ると、長良川の向こうに雪を頂く伊吹山

伊吹山から冷たい風が吹いてきていました。こちらでは伊吹おろしといいます。

 

こちらは南東、名古屋の方向です。よく見ると、真ん中に薄っすらと名古屋駅ツインタワーが見えました。

真っすぐ右上に伸びた道は東海北陸道です。信長が岐阜城に入る前にいた清州城は、この高速道の先の方にありました。

信長も、この高さから見ていたのかなぁ

 

天守閣から下りて、下り坂のところで振り向くと、

この角度、絵になるなぁ

ベンチに座り、しばらく天守閣をながめたあと、ロープーウェイの駅に向かいました。