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狼森の粟餅

ほとんど園芸日記です。

夏越しの失敗

2008年03月19日 23時52分28秒 | 雪割草
毎年、雪割草の開花シーズンを迎えると、これまでの1年の栽培の成否が如実に花に現れるので、ハラハラドキドキです

今年は有体に言うと、残念ながら失敗
画像の花は新潟の雪割草房さんから来た「玉手姫」系の、白地にピンクの玉斑が可愛らしい花ですが、今年は一際白っぽくて花数も少なく、来年に向けて株の体力をつけさせる為に、早々に花を切りました。丁度有名な「玉三郎」をピンクにした感じなんだけどなぁ 「玉三郎」のピンク版では「玉緒」という品種が有名ですが、この花もそんな感じです。

花が白っぽく咲いたり、花弁が本来の形より細くなったりするのは、いろんなケースがあります。一つは温暖化の影響。近年、あちこちの雪割草ファンの間で、花の形が乱れたり、色が薄くなったり、開花時期が極端に早くなったり、地球温暖化の影響と思われる現象が指摘されています。
もう一つは、株が若くてまだ力が無い場合。この場合は、更に1作2作して株が大きくなり勢いがつけば、本来の花を咲かせてくれます。
そして、栽培者にとって最も痛いのが、夏越しの失敗による株の弱体化

雪割草は、水を好む植物です。自生地では、座るとお尻がじっとり湿るような湿り気のある斜面に生えているそうです。湿っているとは言っても、斜面なので水はけは良く、滞留水は好みません。簡単に言うけど、植木鉢の栽培でこのような環境を再現しキープするのは大変です。根腐れさせない為に、水はけの良い硬質鹿沼土や日光砂、日向砂、焼赤玉土などの中粒を使用し、鉢も底穴が大きく通気性の良い焼き締めのものを選びます。出来れば底網も目の粗いものを選ぶと、より目詰まりし難くて良いでしょう。そして大切なのが水遣り。表土が白っぽく乾く前に、たっぷり鉢底から水が抜けるまで灌水し、冬場は日中の温かい時、夏場は夕方気温が下がってから。これが理想と言えるでしょう。
そして、自生地は落葉広葉樹林の林床で、夏は日陰で、晩秋の落葉以降は日当たりが良い。更に厳冬期は雪に保護されて凍らない。これを再現する為に、地植えなら同じように落葉広葉樹の下に植え、鉢栽培では、季節によって栽培場所を移動するか、さもなければ寒冷紗などで光を調整します。

これが、簡単にいかないから今泣いているんですな

夏休み、晴れていれば子供を連れてお出かけ。泊まりもあります。帰宅後、すっかり暗くなったベランダで、手探り状態で水やりしていると、乾いた用土が水を吸ってジュッという不吉な音がします
しかも我が家は団地、階下の家がベランダから洗濯物を取り込んだことを確認しないと水やりできません(水跳ねで、下の洗濯物を濡らしたら困るから)。夕方になったら、ベランダから下をひょこひょこ覗いて、下の洗濯物が見えなくなるのを、今か今かと待ちます。で、それを確認して慌てて寒冷紗を捲り上げて水やりをし、そのまま寒冷紗を下すのを忘れてしまって、朝見たら棚に真夏の直射日光がさんさんと降り注いでいたりすることも、1度や2度ではありませんでした
おまけに、去年の夏は、娘が扁桃腺切除の為に10日間ほど入院したので、当然私も病院に泊まり込み。何回かは時間を見つけて水やりしたり洗濯したりしに帰りましたが、遠いのでしょっちゅうというわけにはいきません。勿論、水やりの度に、例のジュッという不吉な音が…

5年ほど栽培して、1芽から10芽の大株に育て上げた濃い紫色の花も、枯れてしまいました
枯れなかった花も、芽の数が減ってたり、今年は花芽がつかなかったり、色が薄くて花数も少なかったり。
一度調子を崩すと、再び盛り返すには時間がかかります。
株の力は葉の数に比例すると思いますが、調子を崩した株は新葉の数も少ない。葉の数が少ないと、来年の花数や芽の殖えも良くない。あと2年ほどは、じっと我慢の子です。
葉と同様に大切なのが、根。
夏の水切れは、大切な根を痛めてしまいます。傷んだ根はそれからいくら水をやっても腐ってしまいますが、これは水のやりすぎで根腐れを起こすんじゃなくて、乾燥して痛んでしまった根が根腐れしてしまうんですね。

これから1年、葉と根を大切に育てて、来年はこの「玉手姫」系の花も、例年のようなピンクのくっきりした玉斑の可愛い花を咲かせられるよう、ケアしてあげなければ

雪割草シーズンは大忙し

2008年03月18日 19時16分12秒 | 雪割草
しばらく埋没しておりました。

雪遊びの後、子供達は相次いで風邪をひき、しかも2種類の風邪を仲良く移し合いっこして2回ずつ寝込むという、困ったちゃんたちでした

9日の地元山草会の展示会にはなんとか間に合って、やれやれでした

さてさて、2月末から雪割草シーズンに突入し、古葉切りやら受粉やらにてんてこ舞い。去年はほとんど種子を播かなかったので、今年はちょっと真面目に交配をしようと、室内に鉢を持ち込んで受粉作業です(ベランダ狭いから)。
受粉作業してると、せっかく花粉吹いてるのがもったいなくて、シーズンの終わりごろには何でも咲いている花に適当に花粉をつけてしまうことが多く、その反省もあって、今年はあんまり無意味な交配は止めておこうと、自分を戒めています
雪割草の台帳を見たら、結構毎年同じような交配してるんだよなぁ…
種子播いても、初花が咲くまで面倒見るスペースは限られてるんだから、自重せんと

画像の花は、勝手に命名「志麻ちゃん」。岩下志麻さんのファンだから。
青軸で、クールな青い覆輪で、お気に入りです。『英華』の紫より、もっと青味がかっていて、きれいです。これがもう少し覆輪太かったらな~

これから、ちょこちょこ我が家で咲いている雪割草や、この間の地元山草会の展示会の画像をupしていきたいと思いますので、雪割草お好きな方はのぞいてみて下さいネ

雪割草のシーズンです。

2008年02月09日 23時02分02秒 | 雪割草
積もってますか~~~~~
今年はもう積もらんだろうと思っていたら、前回をはるかに上回る積雪です
団地内にもいたる所に雪だるまが出現
お姉ちゃんとちび太も最初はきゃっきゃ言って雪合戦していましたが、手足が冷たくなってからは、べそべそ弱音の雨あられ
トラックに思いっきり泥混じりの雪を通りすがりに浴びさせられて、雪を隅々まで満喫しましたヨ

雪割草の開花がぽつぽつ始まっています。
近年、葉の枯れ込みが多く、毎年夏越しの失敗と思って落ち込んでいたんですが、お世話になっている静岡県雪割草愛好会の会報で、葉の枯れ込みと思われていた例の中に、カビなどが原因となっているものがあるという指摘がありました。
確かに、棚での置き場所、一番日照が強い場所こそ焼けそうなものですが、うちでは、青軸で棚のまん前という一番葉焼けしそうな鉢が意外に元気。棚の置き場所によるものではないとしたら、やっぱり他に原因がありそう?
今年はカビ防除も視野に入れて、薬を散布しようと思います。

だいたい毎年早く咲き始める花は決まっていて、「ああ、今年もあんたからね」と花に話しかけます
3月の地元山草会の早春の花を楽しむ展示会をにらんで、遅咲きの花の開花がそのへんになるように調整したいですが…わたしにはそういう技術は無いです
花が自分の好きな時に咲く。それで展示会の日に合わなかったら、あ、それまでよ♪

緑色の花

2007年04月26日 23時54分16秒 | 雪割草
緑色の花。
不思議な感じがしますね。
進化の過程からすると、退化していることになるのかな?

画像は雪割草の「緑雲」です。他にも、富貴蘭の「翡翠」や「紀州緑風」、「土佐緑」、セッコクにも緑色の花があります。どれも地味な花といえば地味なんですが、独特の抑えた美しさがあって、好きな花色です。

「緑雲」はだいたいオシベが無くて、たまに紫色の葯のオシベを持った花がつくことがあります。雪割草の緑系の花に紫色のオシベの花が多いのは、この辺の系統を引いているからかもしれません。これで、ふっくらした円弁の花びらで、純白のオシベだったらさぞかし美しいんじゃないかなぁ、で、更に青軸だったら…と思って、手持ちの泥軸白花白オシベの花と素芯(青軸白花白オシベ)の花をかけていますが、この「緑雲」は結実率があまり良くない上に、静岡県雪割草愛好会の先輩のお話では、発芽率も良くない品種とのこと
うちの素芯花は細めの花弁なので、青軸素芯の円弁の花があれば、目標に一挙に近づけるのになぁ…
来年はこの青軸素芯円弁花を入手目標にしたいと思います

さっきテレビで讃岐うどんが出てて、無性に食べたくなった…。
昔、香川県に住んでて、小学校の帰りに、お小遣いを握り締めてうどんを食べに行ったことを思い出します。たらいで出てくる釜揚げうどん、貧乏徳利に出汁が入ってドカンと出てきて、猪口に入れた出汁に薬味を入れ、うどんをつけながらずるずると手繰ったものです。
新婚当時は京都に住んでて、四条烏丸の職場のビルの地下に、讃岐うどんの店がありました。京都生まれ京都育ちの同僚は「うどんが硬い」と文句を言っていましたが、わたしはあれぐらい歯ごたえがあった方が美味しいなぁ
でも、関西で食べる釜揚げうどん、高いのなんの!!
香川県では、小学生のお小遣いで食べられたのに
小学校の調理実習でうどんを打って、全国で小学校の調理実習でうどんを打つもんだと思ってたら、「そんなの香川県だけだ!!」と言われました
九州生まれ、北海道・鹿島・京都と転々とした旦那に思いっきり決め付けられてから、京都でも滋賀でも人に聞くけど、やっぱりうどんは打ってないって言われました。やっぱり香川県限定だったんかな?
ああ、美味しいうどんが食いてぇ。

今年も元気だ!カニ男!

2007年04月14日 23時05分31秒 | 雪割草
いやいや、雪割草のことなんスがね
我が家の雪割草のしんがりを飾る、勝手に命名「殺生丸」通称「カニ男」が今年も元気に咲き、今は種子つけの真っ最中です。
娘が大好きな漫画『犬夜叉』に出てくるキャラクター(妖怪で、主人公のお兄さん。冷酷非情)からとって、「殺生丸」なんて格好いい名前を付けたのに、母は葉っぱがカニ葉だから、ついつい「カニ男」と呼んでいます
クールな感じの花が気に入って買ったら、葉っぱもカニ葉だったという、1粒で2度美味しい花です
残念ながら花粉が出ないので、毎年他の花の花粉をいただいて種子を採っています。今年、その子供の中の1つが初花をつけ、親似で、色は薄いピンクの花を咲かせてくれました。で、去年の本葉までは普通の葉っぱだったのに、今年はカニ葉が出てきました
どっかで、葉芸は母系遺伝すると聞いたような気がします。バッチシでしたね

ちび太が2日前の夜中に突然39℃代の高熱を出し、1日目の夜は一晩中抱きついて甘えて、顔中にチューしながら、カエルみたいな笑顔でニッコリ笑い、わたしがうとうとしかけると顔を自分の方に向けて「寝ちゃダメ!」と言いながらチューの嵐
朝になってから病院に連れて行き、検査でインフルエンザではないとのことで、抗生剤をもらって帰り、夕方からまた熱が上がり始めました。熱性痙攣の既往症があるので、下手に熱を下げるわけにもいかず、保冷剤で冷やして様子を見ていました。夜になるとまた高熱が出て、熱が下がっていた昼間に久々に見た機関車トーマスのDVDがずっと頭の中にあったのか、うわごとに「ゴードンが脱線しちゃったんだぉ!」とか「目々閉じたら、トップハム・ハッド卿が見える」とか、「恐竜!」「黄色、灰色、オレンジ!」、挙句の果てに、横でヨダレを垂らしてがーがー寝ているお姉ちゃんを見て「おねえちゃんがチョコレート食べてる!」
ちょっと、母は「とうとうこの子、脳みそ煮えちまったか!?」って思いましたよ
あんまりひどいので、また夜中に救急に連れて行き、痙攣止めと解熱の座薬をもらって帰りました。
帰宅後に痙攣止めと解熱の座薬を時間をあけて投入し、ようやく熱が下がって、今日一日はだいたい37℃代前半までの間でうろうろしている感じです。
ぐっすり眠っている寝顔を見ると、ほっとします。
今夜は母も安眠できそうじゃ

ガレリア1号

2007年04月11日 22時48分59秒 | 雪割草
去年、京都府亀岡市のガレリア亀岡で催された、京都雪割草友の会さんの展示会の際、連れて帰った雪割草です。
ごく普通の標準花ですが、ふっくら丸い花弁と、紫に底白の色もなかなか気に入っています。

確か、金・土・日の3日間あって、即売コーナーの目ぼしい花は、初日に売れてしまうということで、日曜日にのこのこ出かけた為、それほど珍しい花は残っていませんでした。どちらかというと、その前に京都植物園の早春の山草展の一角に出展してらした時の方が、即売品は充実していたと思います。その時は「緋衣の春F1」と「かがやきF1」というのを入手してきました。
ただ、対照的に展示はガレリア亀岡の方が展示スペースが広くてゆっくりと見られたし、展示数も段違いに多かったので、ガレリアが良かったです。

今年も行きたかったけど、場所も日にちも分からなかったので、行けませんでした

だいたい、系統の分からない雪割草は、花の無い季節にどれがどれだか区別できなくなるので、「勝手に命名」といって、うちだけで通じる名前を適当につけています。買ったときに転んで鉢をひっくり返し、花がぽろりと落ちちゃったから「落ち武者」とか、根っこがネコブセンチュウでこぶだらけだったのを、ぷちぷち取りながら植え替えたから「こぶ取り爺さん」とか、香りがいいから「香りちゃん」とか、本当にいい加減ですね
この仮名「ガレリア1号」君も、そのうち何かいい名前を考えてやりたいと思います。「2号」もまだ名前付けてないなぁ。「3号」は早々に命名したので、一番偉そうに今年もたくさん花を咲かせました
名前がつくと、態度がデカくなるのかしら

新学期が始まり、お姉ちゃんも2年生。
聞いていると、どうも一波乱も二波乱もありそうなクラスです
新米の先生で、本当に大丈夫なのかなぁ…

今年の新入り

2007年04月07日 23時51分49秒 | 雪割草
今年は年末年始のシーズンにも、あまり雪割草の新顔を増やしませんでした。
だいぶいろんな花を見て、どんな花があるか、自分の好みはどんなものか、交配するならどんな親が欲しいか、その辺がはっきりしてきたので、入り始めみたいに「あの花もきれい、この花も素敵」といった目移りがしなくなったのと、ネットが光ファイバーの定額制になったので、時間を気にしないでじっくりと選べるようになったせいかもしれません。昔は料金が安くなる夜中に、画像満載で重い通販ページを、暖房の無い極寒のパソコン部屋で、歯をかちかちいわせながら急いでチェックしていたので、ゆっくり吟味する余裕がありませんでしたから…

今年来た花の一つが、これ。
紫の白覆輪で、つま白。花弁もゆったりしたおおらかな大輪で、なかなか気に入っています。

ベランダの工事の為、昼間はベランダに出られないし、遮光ネットで覆ってあるしで、なかなか今年はゆっくり雪割草の写真を撮ることができませんでした
気がつけば、例年我が家の雪割草シーズンのしんがりを飾る「カニ男」も開花のピークを過ぎ、早咲きのものは種子採りも始まってしまいました
柔らかい新葉がぶりぶり出てくる季節も好きなんですがね~
せっかく待ち望んだシーズンなんだから、もっとじっくり楽しみたかったナ

暖冬と雪割草

2007年04月03日 00時41分39秒 | 雪割草
あまりの重さに、パソコン触るのイヤになって沈没しておりました
とりあえず、夏のボーナス時に新しいパソに買い換えることで旦那と合意し、数ヶ月はこのへこいパソとお付き合いです。

それでも園芸生活は忙しく、地元山草会の早春の展示会に雪割草を出してみたり、雪割草の古葉切り、交配、種子銀行さんの追加種子の種播きなど、もう一日中ベランダでしゃがんでいたい季節です

今年は暖冬のせいか、雪割草の花色が冴えません
例年は上品な藤色の香りの良い花を咲かせてくれる、この「藤舞台系」の花も、まるでハイターで脱色したように白くなってしまいました
作落ちでその花本来の色が出ないということはよくありますが、今年のこの株は元気なんですよ~
去年の夏は葉焼けさせてしまったのが多かったんですが、その中でこの花は葉もずっとしっかり残っていて、花の数自体も順調に増えています。
なのに何故~
本や所属している静岡県雪割草愛好会の会報やHPでも勉強させていただいて、一応少しずつでも栽培技術が向上してきたかな、と思っていた矢先の今年の花の有様に、かなり意気消沈していたのですが、会報で他の方も「今年は花の色がイマイチ」とおっしゃっていたので、ちょっとほっとしました

住んでいる団地の老朽化に伴い、外壁やベランダを塗り直すことになり、現在周囲を足場とネットでぐるりと囲まれているので、日当たりがとっても悪くなりました
おまけに、外壁の汚れを落とし補修する為に、壁をガリガリゴリゴリとやっていて、今日も窓が全く開けられないし、洗濯物ももちろん干せません。うっかりお風呂の小窓を開けていたら、家中に黄砂が舞っている…というより煙が充満したような感じになり、慌てて全部戸締りをしなおしました。まるで火山灰が降ってきたような状態なので、これが山野草の鉢に降り積もったら、用土が詰まって根腐れしちゃう
ありったけの寒冷紗を持ち出してベランダ中の鉢に被せ、種蒔きボットの詰まったトレイとミニ盆栽は家の中に一時避難。
各戸のベランダを塗る時には、ベランダは室外機以外は全て撤去してくれと言われているので、そのことを考えると目の前が真っ暗になります
3段の棚を2つも置いているし、用土や使っていない鉢もあふれてて、さて、これをどうすればいいやら。
ナメクジにやられるのを覚悟で、バラやお茶の木、ローズマリー、月桂樹、ブルーベリーは裏の芝生に並べて、マイホームを新築した友人が「預かってもいいよ~」と言ってくれたので、山野草軍団を少し疎開させてもらって…
段取りを考えながら、憂鬱です。

雪割草シーズン突入!

2007年01月22日 22時36分40秒 | 雪割草
う~ん、例年より半月ほど早く、雪割草シーズン開始です。
トップバッターは、「八咫烏S」でした。
本当はもっと丸っこい花弁のかわいい花なんですが、シーズン最初の方に咲いてしまった花は、少々乱れた花容になりがちです。微かにいい香りもあるんですが、まだ香りません。
今年はやっぱり早いなぁ。「緑梅」Sが次に咲きそう。

娘の学校では、早々と二クラスが学級閉鎖です。風邪とインフルエンザだそうで。
手洗いうがいだけは、子供たちに厳命しています。
予防接種したって、かかるときはかかるんだもん。

カイワレの園

2006年12月08日 23時41分19秒 | 雪割草
一昨年の春に種子蒔きし、去年の春に発芽した雪割草のカイワレ君たちです。
雪割草は、種子を採り蒔きし、その年の秋から根が伸び始め、翌年の春に双葉が出ます。生育が良ければその年に本葉が一枚出ますが、ジベレリン処理や液肥を駆使して促成栽培しなければ、たいてい双葉止まりだと思います。
カイワレが出た年は2~3回ジベレリン散布をしましたが、ジベレリンは目に良くないとのことなのでゴーグルするのも面倒で、当面は中止。あとは薄い液肥をこまめにやるくらいです。
このカイワレ君たちは、中には本葉を出しているものもありますが、芽は花芽を持っていそうなものは無く、今年の開花は見込み薄です。
でも、その前年の苗たちが、今年は花芽をつけているので、初花が見られる予定です
種子を蒔いて三年待ってようやく花を見られるなんて、気の長い話ですが、それでも毎年蒔けば毎年初花を見られるんだから、めげずに好みの花を夢見て種子を蒔き続けます。

夜間パトロールの成果もあり、最初に捕まえたような極太のナメクジは見かけなくなりました
その代わり、小さいのがまだちらほらいます。今ナメクジに人気なのは、土からちょこっと芽の先をのぞかせている福寿草と、先日地元山草会の大先輩N村さんが下さった、ユキワリイチゲ。捕っても捕っても、ちょこっと舐められた痕跡があって、しばらくは夜間の見回りが続きそうです。
ぎっくり腰の激痛に苦しみつつも、がんばります