塀の上を行こう!

「ふつうの子」を探して
旅の途中。。。

えんまくん

2010年03月06日 | 日記
妻がミ~を連れて出掛けてしまったので,私はキキとサッカーボールを持って散歩に行きました

以前は無理矢理手をつないで歩いていました
まだキキが塀の下を歩いているとしか思っていなかった頃でしたが,でもキキは手をつなぐのを厭がる子でありながら手を離していると駆け出していく子でしたから,かなり強い力で,まるで懐いていない大型犬を散歩させるようにして歩くのが常でした

今日は手をつなぎませんでした
4歳後半くらいからキキは無理につなぎ止めていなくても駆け出したりはしなくなりましたし,ある意味自由に放しておいて適当に見聞させる方が私も楽しめることが判ったからです

遊具の少ない公園に行ってサッカーを始めましたが,そこには2歳くらいの男の子が両親と遊んでいて,キキと私の様子が気になるようでした

キキは意外と雰囲気を感じる力が強く
「一緒にボールで遊ぼう
と弱くボールを蹴ってあげました

男の子は当然キキの相手をするのは難しく,キキもまだ狙った所にボールを蹴れるわけでもないので,私や男の子の父親もフォローが必要でした

ボール遊びの後,キキと男の子は滑り台で遊び始め,突然
「キミ,何て名前なの
と訊きました

男の子は自分で答えられず,母親が答えましたが,どうもキキには「えんま」と聞こえたらしく,その後はずっと「えんまくん」と呼んでいました

正味20分弱遊んで,男の子はキキが気に入ったらしく,別れるときは泣いていました

小さな子も愛着を持てる遊びができるようになったなんて,キキも成長したものですね

保育園では”取りやすいところ(年下の子)”からオモチャなどを取り上げて泣かせているはずですが,今日は逆でした

ところで
本当にあの子は「えんまくん」だったのでしょうか

私には「けんま」か「てんま」と聞こえたのですがね

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