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DTMで楽曲を作り楽しんでいる。それをmp3で配信する気まぐれ音楽サイト。自由にダウンロードしてお聴きください。

ザ・ビートルズ・オン・バロックはビートルズにしてビートルズにあらず

2012年06月08日 08時55分37秒 | 日記
いまさらビートルズでもないが、彼らの世界に残した衝撃は、単なるミュージシャン
を超えるものがある。POPSをこれだけ劇的に変えたミュージシャン、グループは存在
しない。だから、ビートルズは永遠であり、常に新しいのである。
発売は1979年、もう35年前である。だが、やはり、聴くと今でも新しいのである。ま
た、ビートルズの曲はバロックがよく似あう。星加ルミ子さんのコメントを掲載する。

今でこそ、シンガー・ソングライターといっても珍しくはないが、ビートルズこそ、
そのシンガー・ソングライターの草分けであった。しかも彼等の曲のほとんどが、ヒ
ット・ソングであり、更に、すぐれたポップスである。今のシンガー・ソングライタ
ーが、その詩において、又、曲を作る上において、多分に私を主題においた、いって
みれば、小説でいう私小説みたいなところがあるが、ビートルズの作品の場合は、あ
くまで客観性をもったものである。だからこそ、誰でもその曲に酔うことが出来るの
だ。勿論、レノン=マッカートニーという、卓抜した才能を持つ作詩作曲者コンビを
抜きにしては、何も語れないのだが、彼等の作り出した曲は、いずれも、私事をテー
マにしたものではない。いわば、聴き手の反応をよくよく考えた上で作られている。
正に巧みな曲作りであると同時に彼等のプロフェッショナル精神を賞賛せずにはいら
れない。これこそビートルズの曲が後世まで伝えられるだろうと予見される由縁であ
り、シナトラにも歌われ、またバロックとしてよみがえることが出来るのだ。彼等の
曲はどのようにアレンジされても魅力的だ。オリジナルより、はるかに優れた作品で
あることを知らされる場合さえある。バロックとの結びつきなど、その好例だろう。
バロック音楽に変身したビートルズ・ナンバーを聞いていって、彼等のメロディーの
優雅さと、品位に改めて敬服している。フランソワ・グロリューが歴代のクラシック
の作曲家達の手法をもって、ビートルズ・ナンバーに挑戦したのは、面白いアイディ
ァだと感心したが、この「ビートルズ・オン・バロック」もまた、グロリューと双肩
の優れたアイディアで、見事にビートルズの多面性をひきだし、きかせてくれる。こ
のアルバムは、ビートルズ・ファンにこそふさわしい。ビートルズを知る上で、ビー
トルズの才能の偉大さを知る上で、違った角度からとらえたビートルズ・ナンバーを
きいてみることができるからだ。(星加ルミ子 1979年記)

写真はCDのジャケットと、ビートルズの2枚組レコード、ホワイトレーベルからの写
真である。試聴は下記「バロック」をクリックすればできます。

       バロック



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インディアン・ハープ(アルパ)の妙技”ヒメーネス”のカスカーダ

2012年06月07日 18時01分01秒 | 日記
40年以上前、フォルク・ローレが好きになり、その中で特に好きになった曲が
「カスカーダ」です。カスカーダの意味は「滝」、意味を知ったのは、当時、国内では全く手に入ら
なかった外国版レコードを手に入れてからです。嬉しくて毎日のように聴いていました。あれほど苦
労して取り寄せた名盤でありましたが、残念ながら今は手元にはありません。。写真のレコードは、
ガルシアの演奏ではなく、ヒメーネスのすでに国内で発売されていたODEON、東芝音楽工業のレコー
ドです。それでも30年ほど前に手に入れたものです。インディアン・ハープはアルパともいい、小型
のペダルもない簡素な作りの楽器です。その楽器から奏でられる「滝」の流れをイメージさせる演奏
は、まさに神業に近いほど感動的です。この曲を聴きどれほど心が癒されたか、若い頃のことを思い
起こすと、様々な思いがめぐります。フライフィッシングで山奥に入り、かず限りない滝を見てきま
した。エリアとしている丹沢には大小様々な滝がありますが、どの滝を見てもこの曲のイメージに合
います。実際に見たことありませんが、南米のイグアスの滝のように世界最大の「大いなる滝」のイ
メージにも合います。アルパは、ケーナ、チャランゴなどと並び、繊細で素朴でありながら、時には
華麗な妙技を見せる、インディオの秘宝ではないでしょうか。


ヒメーネスの演奏ではありませんが、2011年のライブを視聴できるサイトがあります。次の手順で入
って見てください。
「ustream」でサイトを検索、ustreamの日本語サイトに入ります。音楽タブをクリック、検索欄に
「アルパの名曲より」といれ、enter keyを押してください。サイトが変わり「過去のライブ」タブ
をクリックし、「アルパの名曲1」を選択します。アルパの曲が紹介されますが、カスカーダのラ
イブが何曲目かに視聴できます。リンクを貼ればいいのですが、権利関係が不明ですので避けています。

下記のサイトは自作の曲をfreeでdownloadできるサイトです。お気軽にご覧下さい。

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初音Miku「旅立ちのとき」をアップしました(HEALING MUSIC SITE)

2012年06月06日 09時56分19秒 | 日記
初音Mikuが歌う自作曲「旅立ちのとき」を配信しました。HPでお聴きください
十代は別れと出会いの時である。喜び勇んでふるさとをあとにした。今、振り返れば、自分を受
け入れてくれるふるさとがある。いつかは帰る場所がある。それは旅立ちとは回帰であるからである。

            

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イザベルを永遠に歌うアズナブール

2012年06月06日 09時51分08秒 | 日記
20代の頃、シャンソンを愛した。私が特に惹かれたのはシャルル・アズナブールであった。
「イザベル」を最もよく聴いた。あれほど大切にしていたレコードを誰かにあげてしまっ
たのは残念。未だに誰にあげたか記憶が薄れている。アズナブールは度々日本を訪れ
ている。その時の録音盤、「Greatest Hit in Japan」が発売されていた。数十年ぶり
に手に入れ、レコード盤以外で久しぶりに「イザベル」を聴いた。「もう愛することもな
いだろうと思っていた”僕”に、再び愛の灯火を灯した」女性を歌うアズナブール、作詞
・作曲の歌である。前半は語りかけるような歌い方は独特である。エディット・ピアフ
に見出され、ピアフとの恋も取りざたされた。女王とのあまりの年齢差にもかかわらず、
浮名を流したが、シャンソン界で生きるためと割り切るとしても、フランスはやはり恋の
国なのである。最近も意気盛んなのであろうか。いつまでもあの「イザベル」を聞きたい
ものである。  

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イザベルは、「シャルル・アズナブ-ル イザベル」で検索できるが、私が聞いた限りでは、
「Music for Around Sixty」のサイトが、昔聴いたアズナブールの歌い方に近いと感じた。
リンクは控えます。

ニール・ヤングのハーヴェストは聴く者のハートを射る

2012年06月05日 08時30分24秒 | 日記
ネルソン・マンデラ解放記念コンサートで、ニール・ヤングはハーヴェストを歌ったと記憶している。ロック歌手と言われているが、アコースティック・ギターを抱えて歌うハーヴェストは、カントリー・ミュージックそのもであった。彼はクレージー・ホースというロックバンドを結成したが、このクレイジー・ホースと共に作り出す、ハードで豪快なロック・サウンドが、ニール・ヤングのすべてではないと思う。時として、がらりとサポートメンバーを入れ替えて、フォークやカントリー、ロカビリー、テクノ、グランジなど、発表作品ごとにバラエティに富んだアプローチをとることも多かった。私はソロシンガーとして、カントリーを歌う彼が好きである。一芸に安住せず、また、大ベテランでありながら、一般的な評価に拘泥することなく、絶えず新しいものに挑戦し続ける姿勢こそ、ニールの真骨頂であるともいえよう。
ボーカルも個性的で、その鼻にかかったようなハイトーンの声は、バラードには無垢な繊細さ、ハードなロック・ナンバーには悲痛な表情を与えている。 多彩な情感を引き出すそのプレイは、まさにオンリー・ワンであるが、武骨かつ繊細なアコースティック・ギターのプレイが彼の真骨頂である。1997年には個人としてロックの殿堂入りを果たした。詳しくは下記「POPの世紀」を参考に。ハーヴェストを試聴できるサイトはご自分でお調べのほどを。  
若者の物憂げな、それでいて感性を歌ったハーヴェストの詩を紹介します。  

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POPの世紀

ハーヴェスト

若い女の子がいっぱいの町で
やたらと心配ばかりしているお母さんと一緒にいるきみを
ぼくは見かけたのかな?
雨の甲で彼女の悲鳴が聞こえた時
ぼくはもう少しで階段を昇り切るところだった
ただ計画が変わっただけのことときみに告げるために
彼女はきみを起こしたのかな?
夢を見るがいい、あれこれ思い描くがいい
きみのカップを男の約束で満たしてあげよう

若い男の子たちと一緒に歩いているきみを
ぼくは見かけたのかな?
確か手はつないでいなかったよね
寂しげな場所で見かけた真っ黒い顔
そうだったはずだよね?
ただ計画が変っただけのことときみに告げるために
彼女はきみを起こしたのかな?・
夢を見るがいい、あれこれ思い描くがいい
きみのカップを男の約束で満たしてあげよう

ぼくが奪える以上にきみが与えてくれることなんてあるの
だろうか?
いくらかでも収穫できることなんてあるのだろうか?
時間が飛ぶように過ぎて行く中で
ぼくらは何ひとつ確証が持てなくなってしまうのだろうか
それともすべては太陽の光を浴びて溶けてしまうのだろう
か?
ただ計画が変っただけのことときみに告げるために
彼女はきみを起こしたのかな?
夢を見るがいい、あれこれ思い描くがいい
ぼくがきみのカップを男の約束で満たしてあげよう

聖なるアボリジニの楽器ディジュリドウ(Didjeridu)

2012年06月04日 10時16分59秒 | 日記
オーストラリア、ケアンズ近郊にアボリジニ・センターがあり顔一面にアボリジニ特有の迷彩を
施されセンターを出るまでそのままの顔で通したことがある。顔をの装飾を落とすのが一苦労で
あった。センターでは木をくりぬいた独特の楽器Digjeriduの演奏があり、吹奏楽の経験もある私
ではあったが思いのほか音が出せなかった。蜜ろうでつくられたマウスピースが管楽器の感覚と
違うようである
アボリジニは1000年以上前にディジュリドゥを作ったとされ、実際には文献が存在しないので証
明が不可能ながら「世界最古の管楽器」の一つではないかと言われる。主に宗教儀式やヒーリン
グのために演奏していたと考えられている。現在では様々な地域で演奏されるが、伝統的にディ
ジュリドゥが伝わる地域はオーストラリアでも北部に集中しており、クイーンズランド州、西オ
ーストラリア州の北部とノーザンテリトリーのアーネムランドのみである。
ディジュリドゥという名は、オーストラリアに入植した白人がその音を聞いて「ディジュリドゥ」
と聞こえたことによって付けられた。アボリジナル自身はそれぞれの言語グループの言葉で、Mago
(マゴ)、北東ではYidaki(イダキ)、クィーンズランド州北部ではYigi Yigi(イギイギ)などと
呼ぶ。ちなみに、日本に出回っているディジュリドゥの多くはイダキである。(Wikipedia)
私が頂いたアルバムは写真のものであるが、フラメンコギターとのコラボである。聴きなれた曲も
あるが何と言っても、Didgjeriduの音色が独特の雰囲気を醸し出している。
EMUSICのSampleAlbumで聴くことができるの視聴されたい。


    Didjeridu


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テレンス・トレント・ダービー(T.T.D)の衝撃

2012年06月03日 08時27分58秒 | 日記
やはりネルソン・マンデラ解放記念コンサートのときのアーチストです。私にはソウルかロックのような
ジャンルかと思いましたが、私好みのメロディ、フレーズが多く耳になじみました。張り上げるような甲
高い声のようですが、歌はかなり繊細に聞こえます。娘にCDを紹介したところ、あまり興味を感じてくれ
ませんでした。いったい何考えているのかと、繊細さに欠けるなあと感じましたことをおぼえています。
世界は広いです。時折、何かのきっかけで自分好みのアーチストに会えるのが楽しいです。このコンサー
トで共演した他のアーチストは、ナタリー・コールマン、ジョージ・デューク、トレーシー・チャップマ
ン、ホイットニー・ヒューストンなどなどそうそうたるメンバーであり、この時の出演者のCDを極力手に
入れました。地方では手に入らず、ほとんど送ってもらったものばかりです。解放記念コンサートのすご
さも記憶に新しいです。ネルソン・マンデラの解放をきっかけに、世界は平等と自由を享受できる世界と
なるはずでしたが、未だに迫害と拘束は後を絶ちません。ビートルズもマイケル・ジャクソンもいなくな
り、世界をリードしていたあのころの熱気が薄れているように感じます。アーチストよ、もっと世界を変
えるために力を出そう。
T.T.Dのことを詳しく知るには下記「POPの世紀」のサイトがすごいです。「POPの世紀」をクリックして
ください。
また、ダンス・リトル・シスターという曲は、いくつかのサイトで聴くことができるかも
しれませんが、ご自分の責任でお探しください。   

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HEALING MUSIC SITE

2012年06月02日 14時00分01秒 | 日記
DTMで楽曲を作り始めて早くも数年経ちました。DTMの何たるかも知らず、見よう見まねでやり始めましたが、
やっと自分の楽曲ができる楽しみを感じ始めてこの頃です。Healing Musicは癒しの音楽という意味ですが、
自分の心の赴くまま、自分のために創っています。楽曲がたまり始めて、つたない曲であることは、自分が
一番わかっていることですが、誰かに聞いてほしいという欲求が強くなりました。自分自身を表現する場、
といえば大げさですが、それくらいの想いで、自己満足でもいいのではないかと割り切り、HPを公開したと
ころです。皆様に愛されればこの上ない喜びでしょうか。
最近はやりのVocaloidを使って歌詞を入れてた曲作りにもtry。出来栄えは皆さんで判断を。Vocaloidをス
ムーズに発音させるのにそれなりのテクニックが必要なこともわかってきました。初音Mikuが人気があるの
は、多彩なVocalが用意されているからでしょう。6種類くらいは選択できます。私の曲にも最も多く使われ
ています。1~2週間に、1曲ほどの割合で配信していきたいと思っています。完全freeな自作のDownLoad
siteなので、ご自由に聴き、使って頂ければと思います。

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ピーター・ガブリエルのDon't Give Upの歌詞を紹介します

2012年06月02日 09時03分09秒 | 日記
Don't give upはピーター・ガブリエルの「So」というアルバムに収録されています。
以前、私はアメリカ大不況の就職難に立ち向かう若者を支援する歌であると紹介しま
したが、イギリスの間違いでした。いずれにしてもあらゆる境遇におけるあきらめず
立ち向かおうという歌であると感じます。こういうメッセージ性のある歌が我々を勇
気づけることは確かです。女性ヴォーカリストとのコラボも異色です。youtubeで聴く
ことができます。
You Tubeへのアクセスは、下記の曲名「Don't give up」をクリックしてください。


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      Don't give up





夢の吊り橋という楽曲は寸又峡の奥にある青い湖から生れた

2012年06月01日 14時27分38秒 | 日記
数年前、気が向くまま寸又峡を訪れた。翌朝、寸又湖にかかる「夢の吊り橋」を見に行った。
湖はあくまでも青く、青い水面に移る吊り橋は、夢の世界にかかる吊り橋のようであった。
私はこの素晴らしい景色を題材に曲を作った。それが夢の吊り橋である。自然はすべてが曲
の題材になる。イメージにより曲を作るのが私の楽しみだが、歌詞をつけなかった。今でも
それがよかったのか、歌詞をつけるか今でも迷っている。この自然が楽曲のテーマになるか
写真からでもご判断を。曲はいずれ折を見て配信します。




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TONY O'CONNORのWILLDERNESSはNatuerMusicの原点

2012年06月01日 10時02分20秒 | 日記
今から二十数年前、オーストラリアを初めて訪れた時、カランビンのサンクチュアリでバックに流れ
ていたのが、Tony O'connorのWidernessのアルバムの中の音楽でした。聴いて感じたのはオーストラ
リアの雄大な大自然の姿を、自然の音を取り入れながら、美しいメロディで作り上げています。これ
以上の心休まる自然の音楽はこの世に存在しないのではないかと思いました。すぐに買い求め今も大
事なアルバムの一つです。当時は日本ではほとんど知られていませんでしたが、今は、CDが容易に手
に入ります。自然の音楽を聴きたいと思うのなら是非とも聞いていただきたい楽曲です。Tonyの作品
は、Steve ParishというNatuerPhotpgrapherとの共同作品です。彼の写真がこのWildernessを一層弾
き立たせているはずです。一部ですがSampleMusicを聴くことができるサイトがありますので紹介し
ます。下記の「Wilderness]をクリックし、画面のSample Albumをクリックしてください。短いですが
収録されているすべての曲を聴くことができます。あれから二度ほどオーストラリアを訪れましたが、
いつもTonyの音楽が耳から離れませんでした。以下の写真は私が買い求めてきた古いアルバムのもの
です。今は装丁も中身も変わっているようです。


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Wilderness