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なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

物に宿られる曰く因縁。

2014年09月19日 | 映画
【こんかいのエントリには、
 とある映画(西川美和監督の『夢売るふたり』。)からの
 すこしのネタバレがございます。】


さてさて。ほんじつのブログは、
「物に宿られる曰く因縁。」
というタイトルより書いてみようと思うのですが。

こーいう↓書き方ってのはサ、オカルトっぽくて
苦手な方もおられるとは思うけど。
やっぱり「物」には、「気持ち」とか「こころ」とか、
なんかよくわからんけど「曰く」や「因縁」みたいなことが
宿ったり、集ったり、籠ったりする。って思うのよ。

たとえば「物」をねぇ、雑に扱ってしまえば
「物」も(なんかヤな感じ…)などなどを想いはじめて。
いざ使うにも使用しづらくなってしまっていたり、
はたまた、すぐに壊れてしまったり。

逆に、大事に丁寧に使えば使うほど、
「物」は、
なんていうのか、よい感じに成ってくるっ!!

と云うことをね。リアルに考えるようになりましたのは、
西川美和監督の映画『夢売るふたり』(2012年公開)での
あるシーンを観たとき、でございます。

映画『夢売るふたり』は、


  松たか子さん演じる妻と阿部サダヲさん演じる夫は、
  夫婦ふたり小料理屋さんを営んでいた。のだが、
  営業中の火事によりそのお店を失ってしまう。
  ふたたびお店を構えるためにふたりが考えた計画とは、
  結婚詐欺であった‥‥


っというようなストーリーなのではございますが。
その詐欺がね、もうどんどんと膨れ上がって行ってしまい
交錯した男女間のなか、たくさんの混乱がうず巻いて。
しまいには、あるひとが、あるひとを、
「包丁」で刺そうかのごとくにまで気持ちが及んで行くの。
  
そのね、「包丁」のことを観ているときに、
今回のこの「物に宿られる曰く因縁。」のことを
おもったのだけれども。。。

文章長くなりそうなのでぇ、次回につづきます!

ほいではっっす。
このブログに来てくれてどうもありがとうございます。
朝起きたらもうなんか、寒い‥‥ からだに気をつけよう♪

2014年9月19日 @ ぶっ生き返す!!

「ごめんください」&「聞き分けのいい」

2014年07月14日 | 映画
先週の金曜日、ひさしぶりにテレビで観ました
『となりのトトロ』のことをなぜだか今も考えてて。
そんなこんなの、この際なので
きょうも『となりのトトロ』より想ったことについて~。

サツキが、貸してもらった傘を返しに
カンタのお宅を訪れるシーンのとき、
そーいえば! って、ふと思ったのはサ。

さいきんでは誰かのおうちへお伺いするとしても
「ごめんください。」
ってのは、もうなかなか言うことないわー。

インターホンでは、別のことばを言うだろうし。

ガラガラーって開ける引き戸じゃなきゃ、
「ごめんください。」の雰囲気や味も出ないし。
むしろ、ドアには鍵がかかってるから、
まずはドアを開けてもらうことばを言うのかな?!

「ごめんください。」とは、
扉を開けて、玄関・家のなかに足を踏み入れてから
言うことばなのではないか。と思いました。

そして、もうひとつ。

いちばん最後のシーンでの
七国山病院の病室にて。
お母さんとお父さんがふたり話しているときに


  「あの子たち、
   見かけよりずっと無理してきたと思うの。
   サツキなんか聞き分けがいいから、
   なおのことかわいそう。」


とお母さんが話をする場面より。
「聞き分けがいい」
っていう、そのことばのことなんだけどねぇ。

たとえば、
「話を(ちゃんと)聞く」ってのと、
「聞き分けがいい」のとでは
たぶんけっこうニュアンスが違っていて。

「話を聞く」ことは、必ずしも
「聞き分けがいい」的に行動することではない。
っておもったのね。

まぁ、このへんはまだよく分かっていないところなので、
説明はあんまり出来ないのですが。
「聞き分けがいい」という概念があったなぁ!
と感じて、ハッとしました~。

それではぁ!
このブログに来てくれてどうもありがとうございます。
『となりのトトロ』ってテレビ画面でしか観たことないっ!

2014年7月14日 @ 独

お礼とプレゼントの物語。

2014年07月13日 | 映画
『となりのトトロ』ってさ、
「お礼」と「プレゼント」のおはなしだったのかもなぁ!
と、ひさしぶりにテレビで観ておもいました。

まずさいしょには、
メイがぐうぜんトトロの寝床へと入り込んでしまった
メイとトトロのファーストコンタクトより、
そののち現世に戻ったメイと、サツキとお父さんは
トトロの住むご神木さまに、


  「メイがお世話になりました。
   これからもよろしくお願いいたします。」


と「お礼」を告げるシーンから物語はスタートして。
そして、その次の場面では


  「お地蔵さま、ちょっと雨やどりさせて下さい。」


とお地蔵さまにサツキが告げれば、
そこにカンタがあらわれて


  「ん!」


とカンタから傘を渡される。

カンタの家へ傘を返して「お礼」を伝えたのち、
そのまま、お父さんの迎えのために訪れたバス停で
サツキはトトロと出合うのだけれど‥‥

(‥‥ってば、こんな説明なんていらないわよねぇ。
 なんかさ、書いてたら手が止まんなくなっちゃって、
 なので、あの
 もう少しだけお付き合いのほど。。。)

そこでサツキはさ、カンタから頂いた「恩送り」として、
トトロに傘を手渡すと、トトロから
(トトロは傘を「プレゼント」だと勘違いしてしまう。)
「お礼」に不思議なドングリを頂く。

そんなシーンより、
サツキ&メイと、トトロたちとの親睦は深まって、
お互いの信頼関係が築かれていく!

っていうよーなぁ、そんなような、
「お礼」と「プレゼント」のことが描かれた
映画なのかもしれないなぁ。
と改めてではございますが、おもいました~。

それではっす!
ブログに来てくれてどうもありがとうございます。
お風呂でみんなで大笑いするシーン、よいなぁー。

2014年7月13日 @ クスの木

『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』

2014年06月07日 | 映画

げんざい「ほぼ日」で、
監督・矢口史靖さんと糸井重里さんとの対談記事
連載がなされております、
映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~
観てきましたぁーっ!!

すごーい、おもしろかった~。

じぶん的にはねぇ、
スマートかつ壮大なお色気が
サイコーにキモチよかった!!

長澤まさみさん、優香さん、西田尚美さん、
キレイだったな~。

ほいではっ、それではっ。
ブログに来てくれて、どうもありがとうございます。
梅雨入り、雨降り。よい週末になりますように‥‥

2014年6月7日 @ お供えもの

文脈を立て直す!

2014年05月16日 | 映画
踊る大捜査線のね、THE MOVIE 2
(←レインボーブリッジ封鎖できませんっ! のあれね。)
でさ。

ぼくは、室井さんの
「捜査を立て直す!」
のシーンが、とっても好きなんだけれどもー。

さいきんは、そのセリフをちょっとパクって


  「『文脈』を立て直す!」


っていうよーなことをね、よく考えてます。

それはっ、
どういうものかと申し上げますと‥‥


じぶんの話すことばとか、書くことばとか、
このブログだっても、もちろんそうなのですが。

これまでに築かれた「文脈」っていうのがね、
ぼくのからだにも流れていて。
その「文脈」と呼ばれるところから、
発する「ことば」が決まってくるのではないか?!

そーいうようにも思えてきまして。

そんな「文脈」が、ヒマラヤ山脈のように
しっかりと連なっていればよいのだけど。
なにかの現象で、ちょっとでも崩壊しかけたりともすれば、
「ことば」も、落石のごとくぽろぽろこぼれ落ち‥‥

と、そんなことにならないための


  「文脈を立て直す!」


なんだけどもね。

どうやって「文脈」を立て直すか?!
と言えば、
やはり「本」を読む。

それもさ、
じぶんの「文脈」を立て直していくかのように、
「本」を読む。

そういうことが出来ればー、
「文脈」も立ち直ってくるのかも、って思うのよ。

まぁ、
「じぶんの『文脈』を立て直していくかのように、
 『本』を読む」ってさ、
なかなかむつかしいことかとは思うんだけども…

それをやらないことには、どんどんと
じぶんの「文脈」は朽ちていき、しまいには、
背骨のなくなったからだのようになってしまう。

そして。

そういう「文脈」ってば、たぶん誰にでもね、
今は強固に連なっているかのように見えようとも、
いつかは自然現象のごとく、崩壊の日が来たる。

そんなときには、いちはやく


  「文脈を立て直す!」


と言いながら、室井さんが
さっそうと会議室へと入ってきたならば、
それはカッコいいなぁ!

ってなことを思いました~。

それじゃー。それじゃー。
このブログに来てくれてどうもありがとうございます。
室井さん聞こえるか? どうして現場に血が流れるんだっ!

2014年5月16日 @ 脈打つ生命

『となりのトトロ』のこと。(みどりの日 ver.)

2014年05月04日 | 映画
映画『となりのトトロ』でね。
ぼくがなぜだか一番好きなシーンは、

行方不明になってしまったメイを探し回るサツキが、
「七国山から来た」と言う
オート三輪に乗った若いカップルと道で出あい、


  「妹を探してるんです!
   女の子、見ませんでしたか?」


と訊ねるシーンでの、そのあと男性から


  「おまえ、どこから来たの?」

  「松郷です。」

  「マツゴウ?!」


ってめっちゃ驚くところがさ、
どうしてだか妙に印象に残ってるのよ~。
なんでだろ??

ほいでは!
ブログに来てくれてどうもありがとうね。
さいきん至るところで新緑がキレイ!

2014年5月4日 @ 夢だけどっ!夢じゃなかったぁっ!

最初の「軸をずらす」論

2013年07月29日 | 映画
思考の中心軸を
「自分」から「自然」へと
ずらせたら‥‥

って思うけど、なかなか ね。

疲れてたり、緊張したり、極度に
嬉しがっちゃったりすると
もーすぐにでも、軸はこっちに。。。

と。

そんなときのために
(いや逆に、
 そんなとき(疲れたり)にならないように?!)、
「軸をずらす」方法論があればいいのに!
と思っていたある日。

映画『風立ちぬ』観てきましたーっ!!

素敵なシーンたくさんあって、
思い返しながら
いろいろ考えてたりするのだけど。

いま思うのは‥‥

『風立ちぬ』のさ、
主役というか
主人公は「風」で。

その「風」とね、

「風」に選ばれる・応援される・祝福される、
「風」から特別に思われることとなる
堀越二郎との、ふたりの関係性(みたいな?)を考えていて。

そーいう関係性ってのが、つまり


「思考の中心軸を
 「自分」から「自然」へとずらす」


の一環なんじゃないか? と思ったのだけど。

これ(↑)抽象的すぎて、さっぱりよね。


「自然」とは、どこか??
って考えると、

「自分」から10センチも離れたら
「自然」だわ。

とおもったよ。


生きねば。

舟を編む

2013年04月25日 | 映画
映画『舟を編む』を観に行ってきました。

これ、個人的なことなんだけどね。
姪がこの春高校に入学して、それで
「電子辞書が欲しい!」って話してて。
ちょうど辞書のこと考えてたから、
まさにドンピシャで。映画おもしろかったです。

ストーリーや、
ことばのことや、
「すごい!」ってところがいっぱいで!

なかでも特に、
編集事務所の部屋の(よい意味での)乱雑さが
妙にリアルで。
見てるだけでわくわく!
その雰囲気が、美しかったです。

たとえばさ。
モテキ』主人公 藤本幸世の部屋や。
夢売るふたり』冒頭の居酒屋や。
明日の記憶』での広告代理店のシーン
(というのは糸井重里さんが仰っていたような‥‥)などなど。

映画みてるだけで、楽しくなる感じ?!
『舟を編む』で、
そういうことを思いました。

そしてそして、
石井裕也監督がすごい!

石井さんが、テレビ番組『ソロモン流』に
出演されたとき思ったのだけど。

石井さん、どことなく
村上龍さんを彷彿としていて。
大人!というか、もうただただ「すごいなぁ!」と。

そーいえば、じつはこれまで
劇場で見た映画のなかで、
いちばん爆笑してしまったのが。。。
石井監督の『ハラがコレなんで』だからさ。

おれ、もう確実にファンだな!

来年公開『ぼくたちの家族』も、たのしみー。


きょうは晴れたね!
素敵な1日になりますように。

でわでわ。

途中から入ってくる人

2013年04月02日 | 映画
先週ブログに書きました
「おれも昔は、マンガを
 連載の途中から読んでいた」のことから
関連して思い出したのが。。。

世のなかは、

・「始めから居る人」
・「途中から入ってくる人」
・「途中から入ってくる人を、連れてくる人」

の3つの関係性から出来てるんじゃないか?
ということでして。

そこから、
ことし1月に観た山田洋次監督の
映画『東京家族』のことを思い出しました。

それも、特に
蒼井優さんが登場するシーンでっす。


映画『東京家族』は、
東京に住む子供たちに会うため、
夫婦(橋爪功さん・吉行和子さん)が
東京へやって来る。という場面からスタートします。

夫婦は、長男(西村雅彦さん)長女(中嶋朋子さん)
それぞれの家で過ごしたり。
次男(妻夫木聡さん)と観光へ出かけたり、と
ストーリーは進んでいき。

そして、
映画も終盤になったところで
次男の恋人、蒼井優さんが登場します。

とあることで、その日の夜は
夫婦別々で過ごさなくてはならなくなり。
母親は、次男のアパートへむかいます。

そこで、
ちょうど恋人を紹介したいと思っていた次男は、
恋人を、母親のいるアパートに呼びます。


‥‥という場面からの
吉行和子さん・妻夫木聡さん・蒼井優さん
3人でのシーンがものすごく良くて!
彼女と母親が、とっても仲良くなる感じとか。泣けた‥‥

そして、映画は進み。

また突然のあることから、
長男長女ふくめた家族全員のなかに
次男が(いきなり)恋人を連れていく。というシーンになって。
次男は、家族みんなに恋人を紹介します。

そのつぎの場面がね、とっても印象深いのだけど。

恋人の紹介がおわって、次男は
用事でその場からすこし席を外すことになり、
(彼についていくべきか?)と悩む彼女にむけて
長男(西村雅彦さん)が

「きみはここにいて良いんだよ」と、告げます。

このね
長男の告げた「赦し」の感じって、
とても大事なことかもなぁ!
と映画を観て感じました。


4月の新生活っ!!
みんな、よい春になりますように。
やっていこー!

でわっち!

ここを出ろ、そして生きろ

2013年03月01日 | 映画
「散らかってる部屋のなかで
   迷ってるのは もう やめにして
     こんなところにいてはいけない」

     こんなところにいてはいけない / 矢野顕子


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こんにちはー。おれさ、映画だと
『ショーシャンクの空に』と
しんぼる』がすっごい好きなのね。

という作品にプラスして、このまえ観た
みなさん、さようなら』が面白かったぁー!!

この3作品の共通点は?
というと‥ えーと‥‥ 「脱出」系?!

閉鎖された空間(刑務所・白い部屋・団地)のなかを
どう生きていくのかっ。そして主人公は、
その場所から抜け出せるのかーっ。

というのがテーマだと勝手に思ってて、
それを「脱出系」って呼んでいるんだけどね。

となるとっ! 

それらの作品から、「閉鎖空間のなかでの過ごしかた」を
学べるんじゃなぁい? と思っているの。

で、その答えはねー。3作品とも共通していて
「毎日、がんばる!」です。


 ・じぶんに出来ることをじぶんで考えて、
  すぐには結果を求めずに、
  毎日すこしずつすこしずつ取り組んでいく。

  その果てに「希望」があると信じる。


という感じを、おれは考えてて。

だから、ちょっとくじけそうになると
そーいう映画を観たりして、じぶんを励ましています。


うーん?! なんか昨日ブログに書いた、
鈴木貫太郎さんのことば
「正直に 腹を立てずに たゆまず励め」と繋がってるような!!

うわーぉ。

でわでわ。ほんじつの BGM は、矢野顕子さんのライブアルバム
『荒野の呼び声 ー東京録音ー』より、
『こんなところにいてはいけない』でしたー!


♪ぼくらは旅にでるべきなぁーんだっ


そしてっ。追伸!

このまえ読み終わった
松原耕二さんの小説『ここを出ろ、そして生きろ』、
ステキなお話でした。

行ったことない場所、合うこともないような人々、
遭遇したことない出来事、などなどを
すこし垣間みたような、そんな気持ちになりました。


きょうから3月ー。ブログ読んでくれてありがとっ!
豊橋、午後から雨みたい。傘もってこ。

ではまたね。

苦役列車

2012年07月18日 | 映画

映画『苦役列車』を観てきた。ら、すごかった!!

まずは、森山未來くんが、すごかった!!

もう、たたずまいがさ、なんとゆーか、体張りまくりで。
『モテキ』の藤本幸世もそうだし、この映画でも、
男の自意識な部分を見せてくれてて。もうなにこれ、感謝っつーの?!!

居酒屋で、友達の彼女に文句言って絡むシーンなんて、
「うわっ!」って思いながらも、逆に、
「もっと言え!!」って、ちょっと応援しちゃったもん。

それで次に。
前田あっちゃんが、可愛くて、びびった!!

上着だけ脱いで、服のまま、海に飛び込んでいくところなんて、マジいいーッッ!!!

その、海で3人がはしゃぐシーンで、
友人高良健吾が主人公に、耳元でなにかを囁いたところとか、
なんか楽しそうで、よかったー!!

それにそれに。

主人公がさ、本屋の外から、店員前田敦子を
あえてガラス越しから見る感じなんて、
(あれは、オレか?!)って思えるくらい、全体がリアルで、泣けた…。


映画終わってすぐ、ちょっと放心しちゃって、
ため息つきながら 「よし、帰るか…」 と立ち上がる、っつーのも
思えばそーいう感じ、ひさしぶりだったわ。

『苦役列車』すごい映画でした!!

モテキ

2012年03月24日 | 映画
映画館で観た「モテキ」を、DVDで再度見る。

やっぱ、めっちゃくちゃ、おもしろい。
映画館じゃ気付けなかった所とか、けっこうあるし。

ほんと、すげぇ。


藤本が、るみ子に「重い!」って言う、
ガード下、トンネルの中のシーンでさ。

「重い!」って言ったあとすぐ、ちょっと重そうな人が、
バイク乗って、2人のあいだを通るのには、マジ笑った!!

トンネルの中だから、音の反響みたいなのも、いい感じで。

そんなときでも、るみ子が、ずーっとスタッフパスの
シールつけてるのも、なんかありそうだし。

るみ子が、帰る藤本を捕まえて言う、次の迫真セリフも、

トンネルを抜けた、外で言うからこそ、音がこもらなくて。
外の開放感もあるし。また、自動販売機の落書きが、雰囲気だしてる。

そんで、やっぱり最後の「B'zとかもう聴かないから」がねぇ…。マジすごい!!


また観よー!

エンディングノート

2012年01月22日 | 映画
豊川コロナシネマワールドへ、映画『エンディングノート』をみてきた。

おもしろかったよー!
笑えるし、泣けるし、笑えるし。で、揺り動かされっぱなしだった。

音楽とか、文字とか、風景とか、ナレーションのセリフが、
とてもおしゃれで、ほんと素敵な映画でした。


思ったのはね。

映像すべてが、透明なカメラで撮影しているような…。
監督の、目に映るそのものを、垣間見たような気がして…。

それが、なんとも言えない感動だった。

そこに映る方々の、あまりの自然さに、驚きました。


そして。映画がおわったあと、砂田麻美監督の舞台あいさつがあって。
こちらも楽しかったー!

かわいくて、きれいな方で。お話もおもしろく、

ちょっとした質問にも、エピソード大盛りで答える姿を拝見して、
サービス精神にあふれた方だな、と感じました。

また、舞台あいさつ前の、映画館の担当の方のあいさつも、
すごく素敵で、この映画への強い気持ちが感じられて、うれしくなれた。

いろいろ、素敵な時間を味わえて、よかったー!

めがね

2007年09月25日 | 映画
めがね」見てきました。

まぁなんつーか、とりわけすげぇ感想とかは全然ないけど。
ダントツで、今年一番の映画なんじゃねぇ!

衝撃的な結末にダマされた!! とか
あのアクションにはまじビビった!! とか

そーいう刺激っつー刺激は全くなくて、
とゆーより、ストーリー自体無いっちゃーない、けど。

その「無い」を「無く」創るって、ほんとすげぇ!

毎日刺激ばっかでも大変だし、
しあわせだってなにげになんだかんだ思うのが

雲見たり、海見たり、ご飯食べたり、寝たり、水飲んだり

みたいな、毎日ずっとやってても飽きないことなんよね。
そーいうのが「めがね」なんかも、って思った。

多分、他の映画は1回見たら疲れちゃったりするけど、

「めがね」は、例えば水槽眺めるみたいに
1日中ずっとリピートさせてても、飽きんと思うだよ。

ほんとあんな自然体でやっていきたいねぇ。

良い映画見たっす!

ほなほな。

2007年07月30日 | 映画
刺身のしょうゆ皿って、刺身を盛り付ける大きいお皿に
嫉妬とか比べたりとかって、しないだろーなぁ。

お茶碗が丼ぶりに、とか
お猪口が優勝トロフィーに、とかも、ないだろーなー。

役割決まってるもんなぁ。

どっちもそっちにはなれんだわー!

久々に「明日の記憶」見て、
陶芸のシーンでなんかそう思った。

今、もう、疲れて、バランスも全然取れてないけど、
自分の皮膚とか中身とか、ちゃんと使いこなせるようにならんとね!

明日も少しずつやっていこー。

今日はうなぎ食ったしよ!
でわでわ。