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なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

おんがくを聴きながら‥‥(その9)

2015年11月21日 | 音楽
と、そしてまた思い出しましたのが、
本などを読んで知りました
ジョン・ケージ『4分33秒』という曲なのですが。。

本の知識でしか知らないけれども説明を申しあげますと…

この曲は「第一楽章・第二楽章・第三楽章」とに分かれ、
その全てにおいて「休止」と楽譜で指示されているので、
演奏者が舞台へ登場し楽器の前でスタンバイしたとしても
演奏されず。そして全く音の鳴らされないまま、
一定時間経過した後にはそのまま演奏者が退場してゆく。
くわしくはWikipediaのページにて~。
ぼくには何か理論的な解釈とかできないし、
むつかしいことだってもよくわからんので、
なんとも言えないんですが。
たぶん、無限の数ごとくおんがくはあって。
それも、なんにも奏でられない曲さえあって。
なんか、「聴く」ってどういうことなのだろう??
てのも考えながら。。。

このまえ読みました書籍
『哲子の部屋 Ⅱ 人はなぜ学ばないといけないの?』でね、
映画『スパイ大作戦』のテーマ曲
映画『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲では、
そっくりだけれどどこかが違う。
それはどこでしょうか? というお話が載っていて。
違いがわかるひとには「ある共通点」がある。
その説明に、なるほど! と感じたのですが。

なんて申しますか、
「聞く」と「聴く」のちがい。って言うのかね???
同じ曲を耳にしても感じ方はおのおの違ったり、
そして感じ取れる分量や楽しめる度合も変わってきたり?!
こーいうのってとてもむつかしいことだけれど、
ちょっと考えてみたいなぁ。とおもいながら‥‥

2015年11月21日 @ アイデンティティ(Ks_Remix)

おんがくを聴きながら‥‥(その8)

2015年11月20日 | 音楽
前回までの幾つかのエントリではおんがくの、
とくに「歌」について申してたとおもうんですが。
それはたぶんぼくのおんがくの聞き方がさ、
「曲」より「歌」を重視してしまってるんだと思うだけど…

でもここ最近では、
「歌」じゃないおんがくも聴こうとするように成りまして。
たとえばねぇ、、、

上原ひろみさんのピアノ&トリオ曲。
栗コーダーカルテットのほのぼのな曲。
SAKEROCKのラストアルバム『SAYONARA』素敵だったし。
・このまえ図書館で借りてまいりました
 アルバム『Year Book 2005-2014』などなどの、
 坂本龍一さんの曲。
U-zhaanさんのインド楽器「タブラ」の曲。
 (AL『Tabla Rock Mountain』今もめっちゃ聴いてる!)
rei harakamiさんの曲。。。

あとまたほかにはさ、

Led Zeppelin「ライブ盤」での、
 もう何十分かと続くようなボンゾのドラムソロ。
Jeff Beckのギターソロやインスト曲!
・そして全く詳しくはないですが、
 クラシックや、ジャズや、フュージョンや、、、

いまパッと思いついたのはそれらのような、
おんがくなのですが。
なんだかリズムに乗るみたいなからだを揺らすみたいな、
そんなふうの感じで聴きながら‥‥

2015年11月20日 @ Emerald Music

おんがくを聴きながら‥‥(その7:合唱編)

2015年11月19日 | 音楽
中学校の合唱コンクールだったかなにかでさ、
学年ぜんたいでヘンデル『hallelujah』を歌ったのをねぇ、
なんか今日朝起きた瞬間にふと思い出しまして。

それは、じぶんたちが2年生だったときに、
3年生の先輩方がやはり学年で『hallelujah』歌われてて。
それに倣ってのことでしたかねー?
って誰にたずねてるかはしりませんが。
うーんと、たしか、そーだった気もする。

ぼくの記憶の中ですと、
先輩方の合唱はとてつもなくカッコよくって。
学年全体の迫力と申しますか、なんと申しますか。。。
じぶんたちもそれをやるって聞いたときにはさ、
たいへんそーだわとか思いながら。
音源を録音してもらったカセットテープを聴いて、
歌詞や曲を覚えたり練習したりした覚えがある。
はじめは1クラスのパート別で練習しながら、
だんだんとクラス揃ってになり、学年揃ってになり‥‥

学年全員、けっこう大勢だったからねぇ、
体育館使えないときは武道場でぎゅうぎゅうになって、
ていうときもあった気がするわ~!

のそんなこともあったなと思いつつ、、、
これまでのブログシリーズ「ひとりで歌う」系のエントリと、
前回ブログ「誰かへ歌ってしまう」より派生させまして。
「合唱」のことでしたっ。

2015年11月19日 @ We are the world

おんがくを聴きながら‥‥(その6)

2015年11月18日 | 音楽
そんなにせめないで
あなたが悪いわけじゃない
一人じゃないんだから 心こすれあい
血がにじむことだってたまにあるでしょう


泣いて 泣いて 泣きやんだら/B'z





「おんがくを聴きながら‥‥」のブログシリーズを、
これだけ書くことになるとはおもってなかったけども。
たぶん、あともう少しだけつづくですっ。

これまでのエントリ書きながら頭の中で思い出してたのは、
B'zの『泣いて 泣いて 泣きやんだら』なんだけどね。
なので、ひさしぶりにアルバム『SURVIVE』出してきて、
聴いた~!!





泣いて 泣いて またいつか泣きやんだら
どこか おいしいもの食べに行きましょうか
これは おせっかいか 恋の告白なのか?
あなた 都合いいようにとってくれていいよ






この曲は、
「♪泣いて 泣いて またいつか泣きやんだら…」
とあいてに歌いかけるよな歌なのですが。

3番のサビではその「歌」のことを、
【あなたの都合のいいようにとってくれていい。】って
伝えようとするのはなんか、
「表現する」ときには大事なことかもしれないなー。
とはひさしぶりに聴いて改めて感じたり。。。

逆を言えばさ、つまり
「おせっかい」と「恋の告白」は表裏一体なのかも。
ともおもいながら…





歌ってしまうんだ どうしても
うるさく思わないでよね






この「歌」が、
あいてに【歌ってあげる】の意識ではなくって
じぶんが【歌ってしまう】というのも、
なんかうまく言えないんだけれどよいなーとおもって。
なんてゆーか「おせっかい」の宿命みたいな???
性格上で「どうしても」やってしまう「業」のような。。。

そのじぶんの「おせっかい」のことを
【うるさく思わないでよね】て祈ろうとするってば、
じぶん自身の性格となんとか折り合おうと試みる的な。
どこかそういうタフさを感じるの。

つまりはよ、
さいきんブログで申しておりますこのシリーズでの、
ぼくも「歌」を歌おうとするってぇのもじつは
じぶんの弱さから来てるかもしれないわ~。とおもった。

2015年11月18日 @ Calling

おんがくを聴きながら‥‥(番外編)

2015年11月17日 | 音楽
エントリタイトルの「おんがくを聴きながら‥‥」とは、
今回すこし趣旨ちがうんだけどねー。
(音源を持っていないので「聴きながら」ではない。)
さいきんなんだか妙にじぶんのなかで流行ってる歌は、
童謡「犬のおまわりさん」なのでして。

「犬のおまわりさん」めっちゃよい歌よー!!

「まいごのこねこちゃん」を助けてあげたいと、
いろいろ策を考え奮闘する「犬のおまわりさん」を思うと
なんだかこちらも諦めてたまるか。って思えてくるし。
どれだけ「こまってしまって」も、
必要以上に自身を卑下せずに卑屈にならずに、そして、
絶望によって打ちひしがられることもない。。。

吠えず怒鳴らずやさしく歌うように鳴く、
最後の「わんわんわわん わんわんわわん」のところとか、
歌の感じがとっても明るいもんでさ。
じぶんもちょっと困ってしまったときに歌うと、
けっこう救われる~!!
いや、さすがにひとまえでは歌わないけれども‥‥

童謡「犬のおまわりさん」の結末どーなるか?!
はわかりませんが、困難に置かれましても、
決して取り乱すことがない「犬のおまわりさん」の雰囲気を
いつでも見習いたい。って密かに思っているんだよね。

2015年11月17日 @ ペッパー警部

おんがくを聴きながら‥‥(その5)

2015年11月16日 | 音楽
小さな願いは今日 スタンダードだ

Standard/スタンダード/ASIAN KUNG-FU GENERATION





アジカンの『スタンダード』を聴きながら。。。

曲の舞台になっている「広場」をイメージさせながら、
風変わりな少女の歌う小さな願いがだんだん
スタンダードになってゆく光景をあたまで思い描きながら、
おんがくを聴いてる~!!
曲のさいしょではとても小さかった願いが、
どんどんと大きなものへ。。。

‥‥流れて来るおんがくをねぇ、
聴くひとが「受け止める」ことによってはじめて
おんがくは「おんがく」に成るっておもうんだけれども。

ぼくも、誰も、いないところでさ、
スピーカーからただ音量だけが流れ出ていてもそれは
なんかさみしい‥‥





ただ歌った
誰にも見向きもされないまま
後ろ指さえ差されなくても
やがて人々が忘れてしまっても
風変わりのまま ただ歌ったんだ






オーディオから流れるおんがくを受け止め、
さらにそのCDに合わせじぶんが口ずさみ歌うことによって、
これまでパッケージされていた「歌」が
このばしょにも表出されるような気もしていて。
さらにそのCD演奏が終わったあとにでも、
もういつのどんなときだって、
じぶんの口より「歌」を表出させることができる。

そのじぶんの「表出」がじぶんに対し、
どんな作用をさせるか?! どんな影響を与えるか?!

それはさ、よいことだけじゃなくて、
わるい影響によるじぶんの変化だってあるかもだけれど、
でもなんか歌いたくってぇー。なのでっ、
誰にも聞かれないばしょでもひとりで歌う・・・

2015年11月16日 @ Opera Glasses / オペラグラス

おんがくを聴きながら‥‥(その4)

2015年11月15日 | 音楽
Suddenly I'm not half the man I used to be
There's a shadow hanging over me
Oh yesterday came suddenly


Yesterday/The Beatles





坂本龍一さんが以前おっしゃていたことばを
ふと思い出しまして。それは、
「911のあと音楽の消えてしまったニューヨークで、
 少し時間が経ってから街で耳にしたのは誰かが弾き語りで
 歌っていたビートルズの『Yesterday』だった。」
とのようなおはなしなのですが。

思い出したらどうしても『Yesterday』聴きたくなって、
いま聴いております。。。

英語全然わからないけどなんか雰囲気に合わせながら
ちょっと歌いながら、聴いている。
発音はでたらめだし、
意味も歌詞カードで翻訳見たらなんとなくわかるだけれど、
でもそういうのはあまり気にせずに
部屋でひとりで歌おうとおもって‥‥

2015年11月15日 @ Dizzy Miss Lizzy

おんがくを聴きながら‥‥(その3)

2015年11月14日 | 音楽
このまま君を連れて行くと
丁寧に描くと
揺れたり震えたりした線で
丁寧に描く
と決めていたよ


新宝島/サカナクション





映画『バクマン。』を観たときにねぇ、
劇中のおんがくかっこよいなーとおもい、
なのでそのすぐさまに
サカナクション『新宝島 豪華初回限定版』購入致しまして、
付属ディスクの『MOTION MUSIC OF BAKUMAN。』を
聴いてるだよーん!

1曲35分間にもわたる壮大ドラマのよなCDで、
聴いているとたのしいっ。

そして主題歌『新宝島』も、すばらしくって。。。

このうえ↑で引用を申しあげました『新宝島』の
1番のサビではさ、
漫画家さんの「線」を描くところを見ているんでしょうか。
その丁寧な「線」に触発されるかのように
ひきつづく2番のサビでは‥‥





このまま君を連れて行くと
丁寧に歌うと
揺れたり震えたりしたって
丁寧に歌う
と決めてたけど






この曲の主人公の方も、
丁寧に「歌」を歌おうとする「けど」‥‥





このまま君を連れて行くよ
丁寧に描くよ
揺れたり震えたりしたって
丁寧に歌うよ






の間奏があけたあと、
決意表明かのごとく「丁寧に歌うよ」と唄われ。。





それでも君を連れて行くよ
揺れたり震えたりした線で
描くよ
君の歌を






曲の最後のばめんでは、
「線」によって「歌」を描こうとされる!

‥‥というその変遷がすばらしくて。
曲が先に進むにつれ時間が経過するにつれ
主人公がどんどん影響を受け変化してゆく感じ、
というのかな?? 追随してゆく、みたいなさ。

そのよーな『新宝島』という「歌」を聴きながら、
CDにあわせ歌いながら、ぼくもその
影響を受けられたらよいなぁ。とおもいながら~♪♪

2015年11月14日 @ インナーワールド(AOKI takamasa Remix)

おんがくを聴きながら‥‥(その2)

2015年11月13日 | 音楽
向こうで手招くのは宝島などじゃなく
人懐っこくて 優しくて 暖かな誰かの微笑み


幻聴/Mr.Children





ミスチルのアルバム『REFLECTION{Naked}』を、
このまえも車のなかで聴いておって。
アルバム曲順もかんけいあるかもとおもうんだけれども、
『幻聴』がさー、すきやわぁ!!

『REM』からの『幻聴』をへて、インスト曲の
『REFLECTION』よりさらに『遠くへと』へとつながる
アルバムの流れって、すげー! っておもいながら。
とくに『幻聴』はめっちゃ唄いたくなるもんで、唄う~。





遠くで すぐそばで 僕を呼ぶ声がする
そんな幻聴に 耳を澄まし
また今日も 夢の橋を渡り追いかけるよ






『REFLECTION{Naked}』を聴きながら、
さいきんふとおもったのが、なんか
「命がけのポジティブ」というよーなことでございまして。

たとえば『幻聴』で申しますと‥‥

自身を「滅する」かのようなことばが自身へと届けられる
幻聴だけじゃなく、
自身を「励ましてくれている」ような幻聴だって
もしかしたら万に一つぐらいはあるのかもしれない。
ないかもしれないけど、あるかもしれない。
「絶対にない!」とも「絶対にある!」とも言い切れない。

でもその「ある」ほうの可能性をすこしでも信じたい。。。

‥‥ていうように考えますとね、もしそーなれば次には、
「滅する」側の幻聴と「励まし」側の幻聴とのあいだで、
葛藤やたたかいが生じて来てしまうような気もしてて。
そのたたかいにたとえ勝利することはできなくとも、
命がけでも切り抜け生き延びる。

の、そのようなポジティブさを『幻聴』だけじゃなく、
ミスチルの『REFLECTION{Naked}』を、
聴きながらおもったんだよねぇー。

おんがくのなかにからだを透過させてゆくように・・・

(また、次回につづきます。)

2015年11月13日 @ ハイブリッド レインボウ

おんがくを聴きながら‥‥(その1)

2015年11月12日 | 音楽
おんがくを聴きながら考えてたのは、
おんがくを聴くとじぶんのからだはどう変化するか? 的な、
おんがくの作用、みたいなことでございまして。。。

おんがくを「トンネル」に見立てますと、
「トンネル」を抜けた先にはどのような景色が広がり、
もっと向こうではどんな「國」へと繋がっているんだろう。

たとえば前回エントリでは、
Perfumeについて申しましたので、Perfumeの曲の
たとえば『Dream Fighter』を聴いてみますと、、





最高を求めて 終わりのない旅をするのは
きっと 僕らが 生きている証拠だから
oh!YEH! 現実に打ちのめされ倒れそうになっても
きっと 前を見て歩くDream Fighter


Dream Fighter/Perfume





と、そーいえばぼくのブログって以前からよくこんな感じ↑で、
曲の歌詞を引用してるけれど。
なんかぼくのイメージとしては歌詞を引用するというよりも
「唄う」感じなのだわね。
たぶんいろいろなおんがくのことを「曲」ってゆうか、
「歌」として聴いているような気がする、じぶん的には。。。

『Dream Fighter』も聴きながら曲と一緒に口ずさみながら、
まぁ声は出ないし唄えてないしましてや踊りながらなんて
もってのほかなんだけども。でもその、
倣いながら習いながら「歌」の軌跡をたどってゆくことって、
ぼくはなんだか意味があるように想っているのよねぇ。

(次回につづきます。)

2015年11月12日 @ TOKIMEKI LIGHTS

黒い青春

2015年11月02日 | 音楽


「うまくいかない ことだらけでも
 誰に怒るわけじゃない
 ウソついた母さん どっかにいる父さん
 憎んじゃいないよそんなに」


 黒い青春 / B'z




先日からつづいておりました、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』関連のエントリをねぇ、
書いてるときに頭の中でなんだか鳴っていたのは
B'zのアルバム『ACTION』収録2曲目の、
『黒い青春』でございまして。

たとえばうえで引用を申しました冒頭歌詞での
「♪憎んじゃいないよそんなに」
てことはかなり「憎んでる」の意味なんだと思うけど…

でもそんな【因縁】のことだとか、、、




「ケンカのあとに 抱き合うような
 やんちゃな日々には縁がない
 痛みを学ぶ 時期もプロセスも 人それぞれってこと」





2番でのさ、
「♪痛みを学ぶ 時期もプロセスも 人それぞれってこと」
というのは、世界基準で定められた時間だけじゃなく、
じぶんに流れるじぶんだけが持つ【時間】的な???

基準の時間は大事だけれど、それに
それほどには縛られなくてもよくねぇ?! のよーな。。。
あとはまた、




「きみのことがね 好きですたぶん
 ボクに点数つけないから」





ここ↑の場面での
「♪ボクに【点数】つけないから」
っていうみたいな【数字】的なのも書いたとおもうし‥‥




「暗闇の中でうずくまっている ボクの素敵な 黒い青春
 夢の中だけで生きようなどとは 思わないよ
 心配しないで」





じぶんの『黒い青春』を、
じぶんで「素敵」と言ってしまう曲の雰囲気が
発売の時からすきで。ある種、励みにもしていたですが…




「わずかでいいんだ わずかな光が 見えていれば 
 それでいい
 あとは大丈夫 いつかそこに行くよ」





何度かこのごろのブログでも申しましたが、
「太陽」のサイクルで定められた【時間】もさ、
もし「太陽」がなかったなら「1日」や「1年」や「1秒」も
たぶん決まっていなくって。

そして。

「太陽」の光がとどかない暗闇のばしょでは、
じぶんの中にある感覚の時計だけが頼りになって。それは、
とおくにぼんやり見えるかのような「♪わずかな光」から、
じぶんで定めるべきモノかも知れねぇー!!

それだけ定められたなら、あとは大丈夫 いつかそこに‥‥

2015年11月2日 @ 光芒

何事もない日々を取り戻せそうか

2015年09月21日 | 音楽
「平和」って、なんだろう?
って、かんがえていたのだけれどよくわからなくって。
なので字引で調べてみようとおもい本棚にあった
「岩波国語辞典 第三版」を引いてみれば、

・戦いや争いがなくおだやかな状態。

そう記されておりまして。その「戦い」や「争い」とはさ、
「戦争」のことだけに限らないとはおもうんだけども。
でも、「戦争」と「平和」って、
とてもおおきく関係してるかもと感じたんよね。

つまりは、これはなんとなくのおもいつきなのですが、
「戦争」と「平和」は「表裏一体」と申しますか。
「戦争」の背中には「平和」があり、また同時に
「平和」の裏を覗いたら「戦争」が見えるみたいな???

であるならばよ、
「平和」ってつよく叫べば叫ぶほど
そこには「戦争」の匂いが充満してくる。。。

いや、ほんとうのところはどうか知らんけど‥‥





「緩慢な輪になって
 単純なことになって
 賛成か 反対か それは何やってるの?」


    それでは、また明日 / ASIAN KUNG-FU GENERATION





アジカンのシングル曲『それでは、また明日』での

"賛成か 反対か それは何やってるの?"

という歌詞のところを初めて聞いたときは、
すんごく驚いたですが。
それ以来たくさん聴くうちにすきになってそしてそのあとの





「手と手を取り合って
 ワン、ツー、スリーで追い出して
 異端者は誰だ 異端者は誰だ」






のところは、曲と一緒に口ずさむとなぜか力が入る。。。

あの、なんて申しますか。どんな事柄であっても、
「賛成」と「反対」とが分かれちゃったときに
力のつよい側がよわいほうを殲滅させようとするなんて、
それこそまるで方法が「戦争」のような?!

対立、イコール、即、争い。では無い気もしていて。
対立を「救い」として見ることはできないものかって。

じぶんの理想を言ってしまえば、
「あちら側のひと」と「こちら側のひと」が
川の対岸でにらみ合うのではなくって。どちら側のひとも、
川の流れる方向を一緒になって眺める、みたいなさ。

「平和」って、なんだろう? よくわからんわ。
んでもさそれがよくわからんとしてもなんとしてでも、
『それでは、また明日』とは言いたい!!

2015年9月21日 @ Eternal Sunshine / 永遠の陽光

奇数とキスとBBA

2015年09月04日 | 音楽



奇数しよう 奇数したいよ
奇数がいいよ


奇数したい / サンフジンズ





サンフジンズの『奇数したい』という曲をね、
ぼくはWEBで曲のタイトルを先に見ていたもんで、
CD買って声で唄われる歌を聴いて初めて
「奇数」が「キス」と掛かってたことを知ったのよ。

これを仮にさ、
タイトルは見ないで歌のほうを先に聴いていれば、
多分「キスしよう!」て唄ってるとしかおもえなくって。
あとで歌詞カード見て初めて「奇数」なのだと気づく?!

つまり、『奇数したい』という
曲のタイトルだけ見ていた時には、
「奇数」が「キス」と掛かってるなんて思いもよらんくて。
でも逆に、歌の声だけを聴くなら、
「キス」がじつは「奇数」だとは思いもよらない。。。

そんな、
文字なのか声なのかで全然ちがう景色が見えてくるなんて、
おもしろいなぁ。っておもったし。
そんなことが起こり得るなんてぇ、
こーいうのは、そーいえば初めての経験かも!!
っておもったんだよね~。





3人はまるで 日本のBBA
いやむしろ ジージーイーに近い






『奇数したい』の歌詞に登場する「BBA」とは、
ぼくは存じあげなかったのでネットで調べてツタヤで
『BECK, BOGERT & APPICE LIVE』を借りてきて、
いま聴いてますっ!!

めっちゃ、かっこよい。

ジェフ・ベックのバンドだったんだのぅー、
知らなかった。知らなかったので、知れて、うれしい。
知らなかったことを知ることができるって、うれしい、
みたいなコトをサンフジンズの『奇数したい』で知ったー!

♪奇数しーてーほーしーい

2015年9月4日 @ Sweet Sweet Surrender

「自由を手にしたらいい」の考察。

2015年08月29日 | 音楽



さぁユニフォームを脱いで自由を手にしたらいい

     未完 / Mr.Children





「自由」って、具体的にはどーいう状態のコトなのか、
そーいえばぼくはよく知らなかったので、
いま少し考えてみる。。。

たとえ、部屋でひとりきりになったとしても、
なんかひとりになりきれない。って思うことがあって。
あたまのなかでのなにかの幻聴かもしれないけれど、
誰かとの思い出や出来事や後悔や今後の心配などが渦巻き
忙しいったらありゃしねぇ。

(スマホの電源を切ったとしてもあんま関係ねぇ。)

それはつまり、誰かによる影響を
ひとりで過ごしている時間でさえも受けつづけていて、
それこそ「自由」ではない、って言えるのかな??
よくわからないけれど。。。

その影響ってばさ、ここだけの話で申しますと、
苦しい影響の時だけだと思いますので、それは
「生きていて欲しい…」的な祈りではなくって、
「死んで欲しい、、、」的な呪詛のようなことば。
果たしてほんとうにそんな呪詛が、
ぼくに対して飛ばされて来てるのかどうか?! は、
実際に呪詛を実体として確認することはできませんけど、
感じるのであらば、あるかないかに関わらず、
ぼくがそれを実体化させてしまってる。ということ???

もしかしたらほんのちょびっとだけでも、
「生きていて欲しい…」のような祈りだって
ぼくへ届いてるかもしれないのにその祈りは遮断し、
呪詛のほうだけを必死に受信しようとしている……





「いっそ飛べない鳥の羽なんか もがれちまえばいい」
そう ほざいてみたって試練は手を緩めちゃくれない
だから もうユニフォームを脱いで 脱いで
自由 自由 自由!!






ミスチルのうた『未完』での、
「鳥の羽」と「ユニフォーム」のちがいって何なのだろう。
「もがれちまえば」と「脱いで」のちがいも何なのだろう。
じつはさ、よくわかっていない。
感覚としてはなにか掴みかけられそうな気もするんだけど、
説明できないから、わからないとも、同等だっ!!

ぼくを含めたひとびとが、
ひとりでいるときも、みんなでいるときも、
その場にいる関係者全員
よい感じの「自由」をおもえることができていられたら、
よいなぁ!! と、そう思います。

2015年8月29日 @ 運命

ノックについて。(後編)

2015年08月07日 | 音楽
【こんかいブログ、昨日エントリからのつづきです。】

‥‥の、そんなとき。
さらにおもいだしましたのが、、、





「ピーナツをひとつ 噛み砕きながら
 飲み込んでしまった想いは
 真夜中 血液に溶けて 身体中をノックした」


     I'll be / Mr.Children





99年に発売されました7thアルバム『DISCOVERY』7曲目
『I'll be』での「ノック」のことなのですが。
その「ノック」とは、他の曲の「ノック」とは違ってて。
「扉」を叩くんではなく、
「飲み込んで血液にまで溶けた想い」が、
身体の「中」から「外」へ向かい
「じぶん」の全身を叩く。。。

それは、心臓の鼓動、とも云えるかのよーな?!

「誰かの家のドア」では無くて、
じぶんの「身体」を叩く「ノック」ってば
改めて考えるとちょっと面白いなぁ! とおもいまして。

これはもしかしたら、だよ、
アルバム『I▽U』の『Door』で
「ノック」される扉の向こうにいる「人」も…





「このドアを開けて下さい
 管理人に言ったんだ
 でも不審者扱いで 帰れ帰れって言うよ」


     Door / Mr.Children 





『Monster』で唄われる「あなた」も…





「Knock Knock
 お気付きですか? あなたもモンスター
 さぁ どんな叫び声をあげようか?」


     Monster / Mr.Children





『少年』が手を伸ばす「君」さえも…





「君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ」

     少年 / Mr.Children





それらすべて「じぶん」自身であって。

「じぶん」が、
「じぶん」の「中」から「外」へ向かって叩く状況と、
「じぶん」の「外」から「中」へ向かって叩く状況の、
2種の「ノック」があり。そのふたつの「ノック」とは、
鼓動、まさに「じぶん」が生きている証。。。

そして、





「嫌なことばかりではないさ
 さあ次の扉をノックしよう
 もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅」


     終わりなき旅 / Mr.Children





『終わりなき旅』の「自分探し」って云うのもさ、
どこか別の場所を超えるための「扉」ではなくって、
「じぶん」の「中」の奥のほうにある未開地への開拓?!

つまり、、、





「今日も僕は昇ってく
 時に下り また昇る
 繰り返しながら いつか辿り着く
 胸の中の約束の場所へ」


     未完 / Mr.Children





『未完』での
「胸の『中』の約束の場所へ」も、
そんな「じぶん」の「中」への旅であり、

(『未完』のこの↑歌詞のところと、
 『マシンガンをぶっ放せ』の「僕はまた昇り落ちてゆく」、
 さらに「マシンガン」繋がりで、
 『I'll be』の「不甲斐ない自分に 銃口を突き付けろ」と
 『Starting Over』との関係性も気になる…)

そのための、





「未来へ続く扉
 相変わらず僕はノックし続ける
 し続ける」


    未完 / Mr.Children





「ノック」なのかも知れない。とおもいました~!

じぶんに対する「よいノック」と「悪いノック」とがあって、
「よいノック」とは、
ここちよい「リズム感」のコトなのかも???

2015年8月7日 @ I wanna be there