旅慣れた二人のお気に入り

北から南から有名な場所を巡り 旅行した中でのすばらしき大きな感動を得られたお気に入りの場所です。

別府の魅力

2012-06-14 08:51:33 | 日記










別府の魅力

 戦災を逃れた別府、そして昭和30~40年代をピークに
 社員旅行や新婚旅行のメッカとしても、賑わった別府。

 とりわけ別府駅周辺は昭和風情の残る路地裏が交差する
 レトロスポット。

 ゆっくりと散策しながら、古き良き時代を今でも肌で
 感じながら、歩きまわると何だか心地いい!

 戦災を免れた別府には、昔ながらの建物や細い路地が
 そこかしこに残っている。

 JR別府駅から流川周辺はレトロスポットの宝庫です。
 竹瓦温泉見学だけでも訪れる価値があります。

 豊かな海・豊後水道に育まれた関アジ・関サバに城下カレイ
 などの新鮮な海の幸から、美しい霜降りの豊後牛まで
 全国に名を馳せる食材が手頃な価格で、ご当地ならではの
 美味なる味わいを楽しめるのも、別府の魅力です。


いけす割烹「平家」

2012-06-12 09:27:33 | 日記







いけす割烹 「平家」

 豊後水道に面する町だけに新鮮魚介には事欠かないために別府市内一円に
 活魚料理店がたくさんあります。

 豊後水道、別府湾が育んだ関アジ・関サバ・城下カレイ・臼杵トラフグなど、
 海の幸に恵まれた大分の中でも豊後水道は瀬戸内海の潮流と黒潮が交わっているため、
 身が締まった極上の魚の宝庫になっています。

 大分と四国の間の海峡「豊後水道」は関アジ、関サバなど大分で名高いブランド漁が
 あがる豊かな漁場です。

 関アジ・関サバと認定されるのは「速吸の瀬戸」で生まれ育った真サバや真アジを
 一本釣りし、「佐賀の関」の漁港で水揚げされたものだけです。

 関サバの旬は10~3月、夏にも多少水揚げされるが、やはり冬場の方がおススメとの事。

 一方の関アジは通年楽しめるが、旬の4~9月はいっそう美味。
 身が引き締まり、プリっぷりの歯ごたえ、ほど良く脂が乗りつつ雑味が少ない味わいで
 これまでの青魚のイメージがガラリと変わりますよ。

 以前地元大分の方に「佐賀の関」に連れて行ってもらった地元「佐賀関」のお店

 海の波が打ち寄せるすぐそばの大きなガラス張りの店で大きなデッカイ生け簀があり、
 「家康」と呼ばれていたラブラドールの真っ黒な犬がいたのが印象に残り、お店の
 名前は忘れましたが、そこで頂いたお刺身の美味しかった事はよーく覚えています。          忘れられない味に出会う旅大分!
 足を運ぶ価値は絶対あり、また食べて納得!

 いけす割烹平家は地元別府でとれる生きのいい魚介料理に定評がある割烹料理店

 厚めにひいた活造りは、コリコリとした歯ごたえと脂のバランスが絶妙。
 カウンター正面には生け簀、個室やカウンター席があります。
 予約してあったので個室に通されました。
 注文を受けてからさばくのでお部屋に運ばれた時は、頭としっぽが生きているように
 ピクピクと動いてました。
 別府とり天はその名の通り、一口大に切った鶏肉の天ぷら、ふわっとやわらかくて
 大分名物カボスが付いてました。
 郷土料理のやせうま・だんご汁は小麦粉で練って、平たく伸ばしたものに里芋や野菜が
 たっぷり入った味噌仕立て、やせうま・だんご汁・とり天は言わずと知れた大分の県民食です
 「りゅうきゅう」はいわゆるズケで余った刺身を醤油やみりん、酒に漬け込みゴマをたっぷり
 かけたもの。
 語源は諸説さまざまあるが茶会席にゴマ料理を多用した千利休がりゅうきゅうになったと
 言う説が有力らしい。
 料理の出されるタイミングは食べ具合を見て熱々を出されますので、写真は食べ散らした
 テーブルを写してましてキレイでなくてごめんなさい。
 関サバコースーーー9700円(2名より)
 刺身や寿司、鍋など楽しみ方もいろいろ 










 

「別府八湯」

2012-06-07 10:05:41 | 日記





「別府八湯」

 「別府八湯」(はっとう)と言われるように大きく八つの温泉地からなる。
 別府温泉、明礬温泉、観海寺温泉、鉄輪温泉、浜脇温泉、亀川温泉、柴石温泉の
 8つの温泉郷の総称。
 これらは、もともと独立した温泉場として栄え、古いものは八世紀初めに遡る歴史をもつ温泉
 明治時代以降、交通の便が確保され、温泉場の開発も進み、大正時代には「湯布院」「塚原」
 を加えた「別府十湯」と呼ばれていました。

 現在は「別府八湯」の名称が定着したようです。
 八つの温泉地は市内全域に点在しているので、同じ市内でも泉質が異なり、風景も温泉地ごとに
 趣があります。温泉の入浴形態も、さまざまなので一度にいろいろな、温泉を満喫できます。
 一つの市にこれだけ多彩な温泉があるのが、何といっても魅力で、別府はまるで温泉のデパート!
 同じ別府市内なので車で30~40分も走れば制覇できる広さです。

 観海寺温泉
 江戸時代の豊後国志に「観海寺に行くには交通は極めて不便だが景勝は壮観なので、浴客が
 盛んに訪れている」とあり、別府湾と別府市街地を一望する海抜1500mの温泉地。
 別府八湯の中で、一番見晴らしが良く大型リゾートホテルが連立し、レジャーの殿堂となっている
 大正14年(1925)には日本で最初の地熱発電が行われ、杉の井ホテルでは消費電力の約半分
 を敷地内の地熱発電でまかなっているそうです。電力不足の今、素晴らしい事ですね。
 JR別府駅から亀の井バスでスギノイパレス行きで15分

 浜脇温泉
 別府温泉発祥の地。浜から温泉が湧き出ることから「浜脇」の地名が付く、
 JR別府駅からぶらぶら徒歩でも行けます。
 JR別府駅東口から大分交通バスで「浜脇」下車、約8分徒歩3分
 JR別府駅西口から亀の井バスで「湯都ピア浜脇」約9分

 堀田温泉
 ナント今でも田畑から湯けむりがあがる温泉地
 豊富な温泉は市内に給湯されているとの事、羨ましいですね。
 JR別府駅から「堀田温泉前」下車13分

 鉄輪温泉(かんなわおんせん)
「別府八湯」の中で最も温泉場らしく感じられる鉄輪温泉はおびただしい湯煙が立ちのぼり
 まさに別府を象徴する景観です。
 一遍上人の創設の「むし湯」付近が鉄輪温泉の中心地で狭い道の両側には、多くの共同浴場
 旅館・土産品店がひしめいている。
 さらに鉄輪温泉独自の入湯貸間旅館も健在で遠来の入湯客が絶えない別府の代表温泉地である。
「一夜千両のお湯が湧く」と歌われる別府温泉の中でもひときわ賑わう鉄輪むし湯。
 このむし湯は独特の形式をとっており、一メートル四方の木戸を開けて中に入ると約八畳ほどの
 石室があり、温泉で熱せられた床の上には石菖(せきしょう)と言う清流沿いにしか群生しない
 薬草が敷き詰められていて、その上に人が横たわります。
 石菖は素晴らしい香りで「豊後鉄輪むし湯の帰り、肌に石菖の香りが残る」と詩人の野口雨情が
 詠んでいるほどです。
 JR別府駅西口から亀の井バスで「鉄輪」下車20分

 明礬温泉
 わら葺きの湯の花小屋が点在する光景は有名、湯の色が変化する温泉が多いのもこのエリア。
 江戸時代には「明礬」の採取地で質量とも全国一になる。
 大友宗麟(1530~1587)が湯治場として開発したと伝えられる。
 JR別府駅西口から亀の井バスで「明礬」下車26分

 亀川温泉
 海岸から温泉が湧き出ている天然の砂湯が有名、周辺には温泉を利用した病院や療養施設
 保養所を数多く有している。
 JR別府駅東口から亀の井バスで「六勝園」約15分
 JR別府駅東口から大分交通バス「六勝園」約14分徒歩2分

 柴石温泉
 895年に醍醐天皇が1044年に後冷泉天皇が病気療養のためにご湯治されたと伝わる。
 天皇ゆかりの温泉。入浴施設は川沿いの柴石温泉一軒のみです。
 唯一の共同浴場、大浴場と露天風呂、蒸し湯を備える。
 鉄輪・明礬と共に療養効果の高い温泉地として国民温泉保養地に指定されています。
 JR別府駅から亀の井バス亀川経由鉄輪行きで「柴石」下車20分徒歩5分








お薬師様

2012-06-01 12:38:22 | 日記




お薬師様

 写真の左側にあるのがお薬師様です。

 前は竹瓦温泉の隣にあったそうですが
 今は少し離れています。

 竹瓦温泉はリウマチや神経痛によく効くと言われていて
 竹瓦温泉の玄間前にある立派な石灯籠は山口県の人が
 昭和8年に病気療養のため竹瓦温泉の湯治にきて
 全快したので奉納したものだそうです。

 昔は竹瓦温泉の横にはお薬師様があり、来る時は
 松葉つえをついてきた人が帰りには松葉杖が
 いらなくなったとお薬師様に奉納して帰ったため
 お薬師様の前には松葉杖が山のように置いて
 あったそうです。

 現在の建物が建設されたときに奉納された石灯籠と

 お薬師様が離されて、お薬師さまは少し移動しました。



竹瓦温泉(2)

2012-06-01 11:18:17 | 日記











竹瓦温泉(2)

 別府八湯の一つ、別府温泉「竹瓦温泉」は

 明治12年(1879)創設で、当初建築されたのは竹屋根葺きの浴場で
 その後、改築されたものが瓦葺きであったため、竹瓦温泉の名称がついた
 ものと伝えられています。

 現在の建物は昭和13年(1938)に建設されたもので、正面は唐破風
 造り(からはふづくり)の豪華な屋根をもつ温泉となっており、これに
 入母屋造りや寄せ棟造りの屋根や常階が組み合わされ、複雑な表情を見せる
 壮麗で大規模な木造二階建ての建築であります。

 その外観は別府温泉のシンボル的な存在となっています。

 天井の高いロビーは昭和初期のイメージを残しており
 2004年(平成16年)6月9日に登録有形文化財に登録され
 2009年(平成21年)2月6日には近代化産業遺産に認定されています。

 温泉の効能が評判になり、大正・昭和の頃の別府の町は夜中も観光客が浴衣で
 そぞろ歩く姿を見て、ある人が雨の日も濡れずに歩ける道をつくりたいと
 考えました。

 四国の伊予から別府に移り住んでいた、大金持ちの佐々木さんが早速
 その考えを実現しました、それが現在の竹瓦アーケードだそうです。

 木造の最古のアーケード、まだ残っているのは素晴らしいですね!