旅慣れた二人のお気に入り

北から南から有名な場所を巡り 旅行した中でのすばらしき大きな感動を得られたお気に入りの場所です。

宇佐神宮 手水舎

2012-07-23 09:29:49 | 日記



 宇佐神宮の朱色の神橋で書いた寄藻川、東征途上の 皇室の祖先で 初代天皇である
 神武天皇から日本の神様、高天原(たかまのはら)の主神にして
 皇室の祖と仰がれている、天照大神のいらっしゃいます、伊勢神宮と
 ブログが逸れてしまったのですが、宇佐神宮の続きをここから書き続けます。
 とりとめなく、横道にそれてしまって反省、御免なさい。

 八幡神は八幡大菩薩とも呼ばれる神仏習合の神であります。

 八幡神は大分県の宇佐神宮を本源とする、国家鎮護、寺院鎮守、武門隆盛 などの神で
 京都南方に石清水(いわしみず)八幡宮、鎌倉に鶴岡八幡宮が営まれた。

 主祭神は応神天皇、全国津々浦々に鎮座し、その数は一説に四万を超えるとされます。




 手水舎

 広々とした表参道を進むと、手水舎が見えます

 奥に見える階段には「皇族下乗」の看板があり、呉橋から通じる
 裏参道(勅使街道)がここで合流します。

 手水舎を経て参道は左右に分かれ、左の二の鳥居をくぐると
 上宮本殿に向かいます。

 手水舎前の参道から上宮へ向かう階段付近に群生する木々は
 イチイガシ(一位木樫)と楠を主体とした自然のままの
 常緑広葉樹で、国の天然記念物に指定されています。
 表参道の並木もイチイガシです。


手を差し伸べられるお観音さま

2012-07-23 08:15:25 | 日記


 絶対に自殺だけはやめて下さい。
 死にたくなった人には、最後に手を差しのべて下さっているお観音さまがおられます。
 お観音さまにどうかすがって下さい。
 必ず、必ず「南無観世音、南無観世音」を、唱えると手を差しのべて下さいます。

 お観音さまは本当は仏の位にありながら、十仏になってしまうと 衆生を救えないと言う事で
 あえて菩薩となっていらっしゃいます。
 お観音さまは如来でなく菩薩です。

 仏の格で一番高いのが如来で次が菩薩です。

 菩薩は如来と衆生の間に位置していて、如来がそのままでは、威厳がありすぎるので
 親しみやすいように、人間の姿になって、救いに来て下さる仏さまだと、考えられています。
 だから、私たちをいつでも救って下さろうという形、たいてい、立ったお姿をしていらっしゃいます

 また、私たち人間はどんなに頑張っても、如来にはなれないけれど、仏の教えを守り、菩薩行を
 積めば菩薩になれると信じてきました。手をのばせば届くと言う親しさ!

 山伏(修験者)の宗教が修験道で主に「金剛蔵王権現」「不動明王」を本尊として祀ります、
 行者にこそ託される利他行と言う菩薩行、菩薩を目指す仏教である。

 また、お釈迦さまが人間なのに、なぜ、釈迦如来になれたかと言うと、お釈迦さまは もともと
 仏さまだったのが、衆生済度のために、人間の姿でこの世にあらわれていたからです。

 信心深かった亡き父にそう教わりました。
 また、相棒と私の御先祖様は、阿弥陀如来様の真言「オンアミリタティゼイカラウン」と
 真言を唱えて拝んでいます。
 いつも守って下さっているのがわかりますので、感謝の気持ちを伝えています。

 観音信仰は、何宗何派にかかわらず、広く信仰されています。

 天台宗・真言宗・禅宗・浄土宗も それぞれ お観音さまを祀っています。

 日蓮宗でも「法華経」の中に観音さまがいますし、

 浄土真宗は 弥陀一仏と言って、阿弥陀信仰ですが、聖徳太子を観音の化身と
       信じて祀っています。

 禅宗は お釈迦様が主尊ですが、禅宗の初祖の 達磨大師を観音の化身と
     信じて祀っています。

     達磨大師は インドの人ですが、少林寺で九年間、壁に向かって
     座禅を組み、面壁九年の行をしました。
     そのため、両足を失ったそうです。

神社は”おおらかな世界”

2012-07-20 11:06:08 | 日記







神社は自然崇拝や自然信仰から発祥しました。
 神社には扉はありません、
 いつでも、誰でも自由に参拝出来ます。
 常に門戸が開放されているのが神社です。

 ”おおらかな”世界だと言えると思いますね。

仏教は六世紀半ばに日本に伝来します。
 「日本書記」によると552年、百済の聖明王の使いで訪れた
 使者が欽明天皇、金銅の釈迦如来像や、経典、仏具等を
 献上したことが仏教伝来の始まりです。

 当時、素朴な民俗信仰であった日本の神社に対して
 仏教はすでに確立・完成された組織で日本に渡って
 きました。 仏・法・僧 という三宝。

 神社境内の一隅に仏教寺院を建てる。(この寺を「神宮寺」と言う)。
 最初は神社の軒先を借りて、母屋が最後に乗っ取られた。

承和元年(834)宮中に「真言院」と言う密教の道場を建てる勅許を得た。
 ついに宮廷の心臓部に「真言院」を建立することに成功し、
 天皇加持のシステムを安出した空海(弘法大師・61歳の時)
 そして翌年、悲願の達成を目前にして、この世を去る。
 空海・弘法大師の晩年はまさにその実現のために捧げられた。

寺院の入口には扉があります。
 総本山から末寺まで縦割りに組織される仏教寺院
 寺院は無用のものが無断で入り込むことを許しません。

神宮大麻

2012-07-20 10:04:41 | 日記








神宮大麻

 伊勢神宮のお札は神宮大麻と呼びます。

 大麻は「おおぬさ」とも言い、本来は祓いの用具であります。
 日本全国の神社で授与される神宮大麻は この皇大神宮の神札である。

 伊勢神宮にお参りして授与されている「剣先祓」は「剣」の形をした
 お札を言います。

 なぜ、「剣」の形かと言えば「刀剣には悪魔を祓う働き」があるとして

 邪霊を退散させる具とした。

 
 お札(神宮大麻)と言う大御しるし・みたましろを通じて
 これに手を合わせることにより、天照大神の御神徳をお受け
 するのである。

「剣先祓」は家庭でお祈りする人々の心を伊勢神宮までつないでくれるのです。

 伊勢神宮と家庭を結ぶありがたいお札(神宮大麻)なのです。

 大祓詞(おおはらえのことば)を何度も唱えお祈りした神符なのです。

 こうした祓い清めたお札を御まつりすることにより、
 家中の罪・不浄(けがれ)を祓い清めて、一家を清々しく
 天照大神を拝んで幸福な生活をさせて、いただく信仰である。

 相棒は前は無神論者だと言っていましたが、今では私の信心を認め納得して
 伊勢神宮から授与されてきた「剣先祓」のお札を治める神棚を手造りして
 真ん中に「剣先祓」のお札を治めて、両脇には般若心経を一巻、
 お観音様のお札等を治めて、朝晩、欠かさず両手を合わせて拝んでいます。
 相棒の信心の御蔭で一家を守っていただいて、いつも、いつも感謝ですね。


伊勢神宮はシンプル

2012-07-18 11:37:28 | 日記







垂仁天皇26年、伊勢国に、たどり着いた時「この国に留まりたい」と言う
 天照大神の神託があり、五十鈴川上流の現在地に祠を建てて磯宮と称したのが
 皇大神宮の始まりである。

 五十鈴川の水がとても綺麗で、ゴミもなく、神領に住んでいる人々の信仰心が
 伝わります。

式年遷宮は天皇陛下が主宰される重儀で、ご神体がうつられる遷御の日時は
 陛下が定められます。

 日本の国が平安でこれからも繁栄を続けていくように、私たちが日々神々に
 守られ、生きていく祭事。

 伊勢神宮祭主は明治以降は世襲制が廃止されて、第二次大戦後は

 元、皇族の女性が代々の祭主をつとめています。


伊勢神宮は本当にシンプルである。

 極めて簡素なまでに美しい直線美を持つ御正殿をはじめ、

 気品のある神宮の建築物は日本人だけでなく、

 この地を訪れる外国人にも、その美しさに目を瞠らせている。

 シンプルさに、来て、見て、感じる、こころ、モノ、ワザは

 あらゆる宗教を超えた普遍の世界があります。


拝礼   二礼 二拍手 一礼

伊勢神宮は 現在は一宗教法人 の扱いを受けているから、
 一切の国費は出ないが、常に心地よい参道をはじめとして、
 神宮の諸施設を維持できるのは、奇特な協力者のおかげが
 ある。