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爆発物取締法罰則は相当重い

2016-03-16 20:59:38 | 日記
 爆発物が漫画とかの創作物には軽々しく出てくるが、爆発物を所持していたことによる罰則は相当重く、通常では七年以上の懲役、または無期懲役である。これは爆発物を所持していたということはすなわち殺人予備に当たることであり、そのほかの火薬類の取り扱いに関する法律や武器等製造法などにも違反しているので累加されているといるというのも理由だと思うが、法律制定当時に府や要人を攻撃する治安を不安定にする人物を想定していたため実際に爆発させなくても拘束して永久に収監しておけるようにしておいたのが主な理由である。
 法律の制定当時の日本では鉄砲による事件はあっても、爆発物による事件というのは300年ぐらい発生しておらず、どうしてよいかわからなかった可能性が高い。おそらく、ガイ・ホークスのような先例のあるイギリスの法律を参考にしたのだと思われるが、定かではなく、大部分はイメージによって作られたのだと思われる。
 とにかく、爆発物は持たないに限るわけであるが、爆発物に使われる爆薬というのは殺傷だけでなく、強い衝撃や破壊力でもって作業を楽にしたり、物を遠くに飛ばしたりできるという優れた性質も持つ。そのため、もし殺傷を意図しなくても案外多くの人が思わず作りたくなってしまうものなのである。合法的にそれが行える条件や場所というのは限られていて難しいが絶対にできないというわけではない。商業的価値はほとんどないと思うが、何にも考えずにやってみると人によっては意外にも共感者ができて友人ができる可能性があるのかもしれない。気を付けてやってほしいと思う。


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