「オウム真理教」は本当に何をしていたのか

「天地無用」というメディアミックス作品があったが、「天地真理」というアイドルの曲を父親は未だに愛聴しており、関連があるとはいえないが、なんとなく思い出す。
オウム真理教というのはインスピレーションや暗喩というものを読み取ろうとする人間の集団であるので、周囲から得られる情報よりは、彼らの発する情報こそがそのインスピレーションや暗喩に満ちている。
彼らは「サリン」というコリンエステラーゼの活性化部位のセリン残基を不可逆的にエイジングして失活させる、膜透過性が強く、O.D50が極めて小さい物質を散布したが、その物質は通常の反応経路にはなく化学の分野で「エデンの薗」にあると言われる物質だったと思う。
サリンはドイツが作って使わなかった武器なのだが、実戦もシュミレーションもされていなかったため、本格的に実験して突然実践に投入すると小規模の組織でも大きな戦果が上がると思えるし、現在のゲリラへの皆殺し作戦を考えさせるに十分なものである。
宗教を考える人間がプラント製造や高度な大学以上の科学を扱えるのは、理系の大学教授や重役、暴力団員が葬儀に出席できるのと同じ理由なのだが、都合が悪いのでいうと抹殺される。
オウムや「幸福の科学」などの科学技術をある程度考えたことのある宗教は、その折り合いをつけようとした部分が大きい。
あと宗教団体は法人税が当時なく、無銭で働き、お布施までする労働力を持っている。
宗教やアニメ・漫画はマイナスイメージに弱いので頑張ってマイナスにすれば宗旨替えされる可能性がある。
どれもそれをしても辞める人が少ないのは内容の雰囲気が自分や相手の求めるプラスの要素であるように感じるからで、イメージを悪くするのはどちらかというとゲートを止める行為である。
アニメや漫画の内容で「山口組」や「住吉会」といった名前を使って、その人間を「暴力・薬オタ死ぬべし」と叫んでスポンジをぶつけて殺害しても罪に問われないし、脅されて社会的に攻撃が加わる可能性を考えて大抵やらないが、何が理由か周囲に説明できないとやるだけ持ち下がる。
暴力組織というのは友人関係とかぶってくるので、アニメや漫画への攻撃は実際には自己攻撃である。
しかも、暴力組織は年下を攻撃するのが自己破壊行動であるのに気がついたりしない。
彼らの形成される理由が組織の攻撃対象なので、周囲に人間関係があって寄生しなければ、人間の信頼関係を壊す作業を仕事としている人は瞬殺だと思われるが、実験することままならない。
人間関係で重要なのは、その人を仲介すると、普通では手に入らない何かが手に入ることなのだが、重要なのは見せることが出来るものであることである。
場所を占めて人を多くするなどは頻繁に行なっているが、それをその組織がやった事を公に出来ないので、まったくの利益があると主張しても虚妄になる。
中断期間を設けると全くなくなってしまうことも判明しているが、今そういうふうになっていて、しかも持ち直す見込みがない。
形成される環境でなければ本当はあまり良くないのかもしれない。
多分、小さい頃に「ふしぎの海のナディア」や「魔女の宅急便」を絵本として買ってもらって読んだり、
夏休みの午前中にクーラーの効いた部屋で姉とアニメ見るのが楽しかったりした私のような人間は大きくなっても思い出にすがってアニメを見ることをやめない。
ネット上のアニメに対する悪イメージの付加した言説は、人間が好きでやっているというよりも、明確な意志をもって意図的に行わないと出てこないものなのだが、集団効果をそれが生むと、それを意図的に書いた人間の周囲の環境が間接的に悪化して、原因が明確でないために問題解決のためにその行動をさらに強めるのではないかと危惧している。
アニメを嫌うのは、「大人」になるために「子供」のシグネチャを捨てさせる、通称「虚仮にする」という行動を行なった人物なのだが勉強も過去の延長線上に立つものであり、それを行なった人物はほぼ確実に危ない。

アニメは「空気」が好きだが、次に来る物理現象は「摩擦」である。

LINKファイルの構造体を入れてみたがなんかこのファイルに鍵があるらしい。
StuxnetとかDuquとか、かなり強そうに報道されているが、あの分大腸菌にの利益が上がるところにつぎ込んだり、人に致死性のウイルスをマウスの表皮で発現するようにした組み換えマウスを作ったりした方が簡単な気がしている。